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意識下のモメンタム:PDLB

「PDLB」定期購読メンバーの皆さん、明けましておめでとうございます。

今、ゆるやかな感触で心に引っかかっていることと言えば、「ひとつ外側の枠組み作り」に参画しようということ。

商業行為の枠組みは「うちの店の売り上げを上げる」みたいなことでは何も変わらない時代であるのはもう皆わかっていて、あえて日本が、と言わなくとも、動きの速い諸外国で実行されている事例は大きなヒントになる。

ただし、その情報処理・解析をする時に、誰かがやっていることを取り入れる、と言っているうちは相変わらずフォロワーになってしまう。たとえば商業施設の世界的なトレンドや、そこに来る人はどんな体験を求めているのかなどへの回答は、試行錯誤しながら時々刻々と変化している。

そこで外から入ってくるリリースの後追いをしていると、当たり前だが実現までの分、遅れてしまうことになる。永遠に「遅れた時計」だ。

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だから先を見ている人が、「数年後にすべきことのために、今、何を考えているか」と同じライン上に立たなくてはいけない。それが、ひとつ外側の枠組みに参画するということ。

「インバウンド消費がまた短期的に復活するだろう」などというカタチある箱の内側の情報を知ったとして、だから百貨店に語学が堪能な店員を増やす、なんていうのは事象の後追いであって、対症療法でしかない。

世界がどういう「意識下のモメンタム」を持って動いているかを感じることが最重要で、ここにリンクさえできれば、表に現れる結果はそれぞれの職種で千差万別だが、行動をおこすタイミングとしては最速を競える。

世界的な潜在意識下のモメンタムを知ることは、今年のトレンドはこうである、というような表面的な予測とは違う。では何だろう。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。