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ヨーロッパの物価:PDLB

先日、2年半ぶりにヨーロッパロケに行ってきました。今までは年に数回は行っていたのであまり気づかなかったのですが、やはり物価は目に見えて上がっていると感じました。今回は特に物価の高いアイスランドから始まったこともあり、反対に日本は大丈夫だろうかとも思います。

物価は多くの条件によって変化しますが、日本とは逆のスパイラルを実感すると心中は穏やかではいられません。アイスランドの消費税は24.5%だそうで、酒税はさらに10%が上乗せされます。具体的に言えば500mlの缶ビールは1000円を超えていました。私はお酒を飲まないので詳しくはわかりませんが、日本の3倍くらいでしょうか。

アイスランドは外国からの輸入も多いでしょうから物価が高いのもやむを得ませんが、次に訪れたオーストリア、フランス、ドイツなどでも大差ありませんでした。ここ数年、日本以外の状況をほとんど知ることができなかったのでそれらをはっきりと感じられたのはメリットかもしれません。物価はやや上がってきているとは言え、国内では人件費が上がっていないことでかろうじて維持されているということです。こんな状況が何十年も続いては未来がありません。

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ひとつ後悔していることがあって、それはヨーロッパ各地での物価を丁寧に記録しておけばよかったということです。たとえばごく普通のカジュアルなレストランでのランチは日本円で2500円から3000円を下回ることはありませんでした。東京ならちゃんとしたお店のランチの値段です。それらの正確な値段をなぜ残しておかなかったのかが悔やまれます。

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