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スタバのカップの名前:PDLB

スターバックスコーヒーは1970年代にシアトルで、珈琲豆の販売という業態で生まれました。現在では世界で約3万6000、日本にも約1800ほどの店舗があるそうです。これくらい世界で認知されたブランドにしかできないのがロゴの簡略化です。創設以来変わらずにロゴタイプと人魚のモチーフでできていたロゴマークから、2011年に文字を取り去ってしまいました。

ケンタッキーフライドチキンは1991年に「Kentucky Fried Chicken」から「KFC」という略称にロゴを変更し、また NIKE は1995年に社名の文字をロゴから外し、Swoosh だけにリデザインしました。ごく少数の世界的な巨大企業だけができる「もう知っていますよね」というアプローチで、赤地に黄色い「ゴールデンアーチ」のマークさえあれば、誰でもマクドナルドだということがわかります。

このように、企業が発信する情報量はブランドの認知度と関係しています。認知度と並んで重要なのが「ブランド・ロイヤルティ」です。スタバのカップに名前を書いてもらった経験があると思いますが、あれなどは販売オペレーションとして不必要な気がしますが、理由が他にもあるそうです。先日聞いた、このスタバの話はまさに目からうろこでした。

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PDLB

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。