「欲求の倍数理論」:PDLB
『ロバート・ツルッパゲとの対話』の中で、ルイス・ブロックの「欲求の倍数理論」を取り上げました。
ルイスは「現在自分が使っている、4倍の価格のモノで欲求は満たされる」と言っています。たとえば一般的なサラリーマンのランチの平均は約600円だそうで、それを4倍すると2400円になる。つまり2400円のランチを食べられれば十分な満足感があるということです。
ただし、2400円のランチと3000円のランチではそれほどの差を感じることはできません。ほんの少しの食材の違いくらいですから、600円から2400円にジャンプアップした満足を超えることはないのでしょう。ですから、税率などを考慮せず、ランチに使えるお金を4倍にすればいい。3000円のランチを食べる意味がないのだとすれば「5倍」すらも必要ないことがわかるでしょう。
ルイスは目的に向かう倍数を設定せよと言います。今日、私はこんな行動をしました。ルイスの理論で考えてみましょう。
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。