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エジさんと英語を学ぶ

英語がまったくできないところから、ほんのちょっとだけわかるようになってきた最近ですが、仕事や遊びで外国にいくたび、「この人ともっと深いところまで話ができたらいいのになあ」と思い続けて数十年。

「語学と楽器だけは近道なし。毎日ただ訓練あるのみ」

ということはわかっていました。何度も挫折した経験を振り返ってみると、「ある日、突然できるようにならねえかなあ」というファンタジーに期待していたからだと気づきました。どこかに向かって歩いていくときは、5分歩いた分、5分の距離だけ前に進んでいるものです。行き先が3時間先にあろうと10時間先にあろうが関係なく、その歩いた「5分」にしか意味はないのです。歩かなかった昨日より確実に進んでいるのは間違いありません。

痛感したのは、自分が中学1年生だった頃を思い出すと「あんな方法で英語が覚えられたはずがない」という教育の悲しさでした。自分を棚に上げているのは重々承知ですが、もっと他のやり方はなかったのかなあと、YouTubeで上手に教えている講師たちを見ると感じてしまいます。私たちは義務教育で何年も英語を勉強しますが、語学を自動車教習所にたとえると、10年間通っても運転できるようにならず、免許がもらえないようなものです。あなたの周りに、義務教育だけで英語がペラペラになった人は何人いるでしょうか。

何かを勉強するときはやはり楽しさがないと続きません。英語はコミュニケーションに使うための道具ですから、プラモデルを組み立てながらツールを覚えていかないと、ニッパーの歴史やセメダインの成分の話ばかりされても飽きるのです。

私は英語を教える立場ではないので、草野球を始めたこどもが毎日少しずつ野球のルールを覚えたり、投げたり打ったりする楽しさを理解してくような姿を、他の人に面白がって欲しいと思って定期購読マガジンを作りました。自分がたくさんの文法書や解説を読んだ中から、これは理解しやすかった、と感じたものをピックアップしていきます。

マガジンにすると自分もやめられなくなるという足枷の意味もあります。


多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。