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2000万円の家具:PDLB

ソーシャルメディアでは、自分が興味を持っていて、見たいものを選んでいると思っていますが、実は無関係なものが表示されることが多くあります。広告もそうですが、誰かがシェアした投稿だとか、ハッシュタグを利用してまるで関連のないものを見せようとする悪意あるものもあります。

今日も宮城県で地震があり「震度5弱」というハッシュタグを見てみると、そのタグを使った自己啓発とか投資とか化粧品などさまざまな投稿が溢れていて、大切な地震の被害情報にたどり着けないのです。これは他人の不幸すら商売にしようという悪魔の所業であり、軽蔑に値します。

人が生きていくためには何らかの仕事をして収入を得ないといけませんが、そこには「やっていいことと悪いこと」の境界線があるはずで、そこに引かれた線を易々と踏み越えられる人を、商売が巧い人、と評価するのは抵抗があります。「そんな道徳的で甘いことを言っているからあんたは稼げないんだ」と言われても何も響きません。仕事の流儀はそれぞれに違っていていいのですが、私はその人の仕事が尊敬できない場合、その人に食事を奢ってもらうことはしません。その食事という行動が美しくなくなるからです。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。