10から15のスケールへ：PDLB

仕事のスケールは、条件として与えられるものではなく、作り出すものだ。

そのときに大事なのは、複数のアウトプットを用意すること。たとえばあるプロジェクトのスケール（予算と考えてもいい）が10だとして、そういうものだと鵜呑みにしてしまえばそれだけだ。もしもそこで用意できる別の効果を生むファクターが10あれば、全体を20にできる。同時に行うことで省力化ができれば、かかる予算は「15」で済むかもしれない。

そのためにはアウトプットの種類を複数用意しておくのが必要で、たったそれだけのことが可能であれば、クライアントは20の効果を15で得られることになり、こちらは10だったはずのプロジェクトを15に引き上げられた。