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相手は中学生:PDLB

ある企業の経営者がネットで知り合った人と経済や政治の話をしていたのですが、数ヶ月してからその相手が中学生だったと知ったそうです。中学生は何か言われるとネットで検索をしてそれらしい返事をしてくるので「同世代だと思っていた」と驚いていました。これはソーシャルメディアではごく普通にあり得ることで、返信する時間に猶予のあるメッセージのやり取りだけでは誰と話しているのかはわかりません。

もしかすると今後はそれを仕事にする人も出てくるかもしれません。ひとりの人間が一生で実際に経験できることには限りがありますが、膨大なデータベースを駆使することでできることが増えていくはずです。そうなると情報の検索・引用と、「本人の実体験」との価値の違いが問題になってくるでしょう。数年前、ある人が「ヨーロッパの出店計画があり、店舗の立地について悩んでいる」と投稿しました。そこに「Aという街は若者が集まり、Bという街には富裕層が集まりますよ」というコメントがつきました。

その話を聞いて、単なる感覚なのですが、私がそれらの街に感じる印象とは少し違っていると感じました。そしてコメントをした「経営コンサルタント」の発言を辿ってみると意外なことがわかったのです。

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