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日本選手権予選で使ったチェーンバーン

チェーンバーンで日本選手権店舗予選に出てきました。
結果は3回戦目負けで権利獲得ならずでしたが、
せっかくなので忘備録としてnoteに残す事にしました。


チェーンバーンとは

デッキの大部分をバーンダメージカードで構成したデッキになります。
モンスターの展開を一切行わずドローソースも採用していない為、相手の妨害札を全て腐らせる事が出来ます。
これは唯一無二の利点だと思います。

ただし、これはシングル戦において最も輝く利点です。
マッチ戦である日本選手権予選ではどのように2本目、3本目を戦ったのかについてお話ししていきます。

メインデッキについて

5月11日 日本選手権予選 メインデッキ

メインデッキは非常にシンプルな構成です。
【モンスターを処理する枠】4枚
溶岩魔人ラヴァゴーレムx3
壊獣サンダーザキングx1
【バーンダメージを与える枠】29枚
妖竜マハーマx3
連鎖爆撃x3
自業自得x3
停戦協定x3
仕込みマシンガンx3
破壊輪x3
仕込み爆弾x3
不運の爆弾x3
墓穴ホールx2
ディメンジョンウォールx3
【攻撃無効枠】5枚
威嚇する咆哮x3
和睦の使者x2
【臨機応変枠(準バーンカード)】
トラップトリックx2

メインからラヴァゴーレムを採用しているのを見て分かるように、こちらは”後手型”になります。
相手に先攻展開をさせ、返しにラヴァゴーレムや壊獣で盤面処理を行いつつ手札のバーンカードを全伏せします。
そして相手ターンに伏せておいたバーンカードを発動しライフポイントを一気に削り切ります。
増殖するGや各種ドロソの採用を検討しましたが、本来手札で腐らせているハズの灰流うららや墓穴の指名者や三戦の才の発動タイミングをわざわざ作るのも勿体ないので、それらのカードは不採用としました。

サイドデッキとスイッチプランについて

エクストラデッキとサイドデッキ

サイドデッキの大部分をイビルツインカードにあて、サイドチェンジ後はイビルツイン型へとスイッチするプランを取りました。
相手が『腐り札となる手札誘発をサイドチェンジ後に全抜きする』ことを見越しての採用です。

今回採用した
・ライブツインキスキル
・ライブツインリィラ
・シークレットパスフレーズ
・ライブツイントラブルサン
の4種はいずれも1枚から”1ドロー+トラブルサニー(相手ターンにキスキルとリィラに分解し1ドロー+1枚破壊)”となり、相手ターンに除去されなければ返しターンに再度同様の展開を行えるので1枚初動としては非常に強力です。
イビルツインはあらゆる手札誘発が刺さってしまう弱点がありますが、前述したように相手はサイドチェンジ後に手札誘発等を全抜きする(恐らく)のでサイドプランとしてはかなり噛み合いが良いです。

オマケのバーン効果もチェーンバーンでは非常にありがたい
戦闘破壊に弱いリンク体キスキル&リィラを守れるので返しターンのリソースが残しやすい

大会レポート

前日に運良く予約枠が取れたイエローサブマリン新宿店に行ってきました。
参加者は12人。思ったより少なく当日枠の方も全員通っていました。
4名が不戦勝、残る8名で1回戦目が開始です。

1回戦目 vs【スネークアイレスキューエース】
盤面を並べるデッキかつ発動無効系のモンスターを立ててこないので有利寄りの相手です。
【1本目】ジャンケン負け後攻
手札はラヴァゴーレム+バーンカード4枚という強ハンド。
余裕のスタンスで相手の展開を見守る事数分。

出てきたのがコイツ

久し振りに見た

先ほどの余裕はどこへやら。
ボムフェネクスを咎姫などで使い回されサクッと8000ライフポイントを削り切られて負け。

【2本目】こちら後攻選択
相手はこちらのデッキを1枚も見ていないので手札誘発を1枚も抜いていない可能性が高くイビルツイン型へのスイッチは意味が無いと判断しイビルツインへのスイッチはせず、後攻選択。
こちらのデッキに手札誘発は1枚も無いので1本目同様の展開をされると即試合終了だが、相手は事故っており1伏せのみでエンド。
こちらは手札のバーンカードをガバ伏せしエンド。返しターン相手が動いてきたタイミングで伏せてあったバーンカードでライフを削り切る。勝ち。

【3本目】相手先攻選択
デッキがバレてしまった点、相手のサイドチェンジに時間がかかっている点から相手が手札誘発を全抜きしていると考えイビルツイン型へスイッチ。
相手先攻選択だが事故っているようで動けずエンド。
返しこちらターン、トラブルサンからイビルツイン展開。相手手札誘発なし。
トラブルサニーでの攻撃→キスキル&リィラでの攻撃が通りライフを一気に削る。そのまま返しターンに伏せていたバーンカードを発動しライフを削る。勝ち。

2回戦目 vs【スネークアイデモンスミス】
【1本目】ジャンケン負け後攻
今回は先攻ワンキルプランが無い相手。相手の展開を見守りながらターンをもらう。
相手の場のスネークアイやエグゼクティブシーザーなどをコストにラヴァゴーレム特殊召喚。途中マスカレーナから出されたリトルナイトで伏せを割られるも、なんとかバーンで削り切って勝ち。

【2本目】相手先攻選択
2本目は後攻になると予想。イビルツイン型へのスイッチは無し。予想通り相手が先攻を取ってくるがこちらの手札が微妙+マスカレーナからのリトルナイトで伏せを割られ火力不足に。
最後はアクセスコードトーカーに攻撃反応罠を割られて負け。この時点で残り時間4分ほど。

【3本目】こちら後攻選択
日本選手権予選ではエキストラターンが0.1ターンしか無い事を失念しており後攻を選択してしまう。
(本来であれば先攻を選択し、バーンカード+攻撃無効罠を構え、残り1分ほどで相手にターンを返せばほぼ勝ちの状況)
相手はデモンスミスでの展開を行い、残り20秒ほどでこちらにターンが渡る。こちらはドローして全伏せエンド。ドローからエンドまで10秒ほど。
相手ターンに渡った直後にエキストラターン突入のアナウンス。
威嚇する咆哮+自業自得を発動しライフ差をつけて勝ち。

3回戦目 vs【幻奏覇王魔術師】
【1本目】ジャンケン負け後攻
発動無効系モンスターが多く、ラヴァゴーレムを引けないとかなり厳しい相手。
相手は先攻でかなり強固な盤面を作りエンド。こちらはバーンカードしか引けず。要所でこちらのカードに発動無効を合わせられ火力が足りず。負け。

【2本目】こちら先攻選択
イビルツイン型へスイッチ。手札誘発を投げられる事なくトラブルサニー+トラブルサン+バックガバ伏せでターンを返す。
相手が展開する度にトラブルサンの200バーンがチクチクと刺さる。伏せてあったバーンカードの火力も充分だったので勝ち。

【3本目】相手先攻選択
こちら手札にラヴァゴーレムがあるも相手の場が下記の4枚。

マスカレーナからのリトルナイトで1枚除外
なんでも発動無効
なんでも発動無効
ラヴァゴーレムを出すとライフ3000回復される

この盤面で悩んだ末にサベージとイルミスティルを処理。
こちらガバ伏せするもリトルナイトでバーンカードを除外され火力不足に。
返しに和睦の使者を発動するがボルテックスで発動無効され相手の攻撃が全て通り負け。

・・という訳で準決勝敗退という結果に終わりました。
権利は獲得出来ませんでしたが、想定していたプランが綺麗に決まった事や思った以上に環境デッキ相手に戦えた事を考えると個人的には上々の結果だと思います。

紙でチェーンバーンを使うのは初めてだった事もあり、プレイングの反省点や構築の改良点も沢山見つかったので、再度練度を上げて大会に臨みたいと思います。

という訳で以上です。最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

募金箱も設置しているので、良ければ是非お願いします。
買っていただいた分はラヴァゴーレムのウルトラ(DR02版)の購入資金にあてます。

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