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にゃんこスターを応援してくれてる人への決意の文

舞台が、終わりました!

「さよう、ならば、また、」という舞台です。

去年オーディションを受けて出演が決まり、その後は毎月1回のワークショップ、そして本番1ヶ月半前から毎日の稽古…

とても沢山の時間を積み上げて、出来上がり、そして終演しました。

「ぬか漬け、漬けてみようかな…」

今そんな気持ちです、正直。
正直?

いや、ぬか漬けってぬかに野菜を漬けて「はい終了」ではないのです。
味を落とす原因となる菌を減らすために毎日かき回して酸素を送らなければならないのです。

毎日、毎日…。

そうです。
毎日舞台の稽古をしてきたのです。

毎日毎日かき回して出来たものをお客さんに見ていただけました。

実際に見に来てくれるってとんでもないことです。
お客さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

あまり出演した側から「良かったですよね」なんて陶酔するのもかっこ悪いのですが、それでもSNSで「明日も頑張るためのエネルギーをもらいました!」なんて目にしてしまった日には少しばかり自分を褒めてしまいます。
もちろん私1人でなくチームみんなでもらった言葉ではあるのですが。

その達成感が嬉しくて、なんだか似た部分のあるぬか漬け作りを今求めてしまってるのかもしれないのでした。

そして、Xやインスタでも少し書きましたが、本当に両手いっぱい学んだことだらけの経験でした。

もともと「またキングオブコントの決勝に行きたい!」という想いでこの舞台のオーディションを受けました。

「舞台とコントは違うんじゃない?」

と、思う方もいると思います。

私自身も「今の私に絶対に必要な気がする!」だなんて何か確信めいたものに導かれつつも、でも確かに「こんなに長い時間をかけて何も持って帰れなかったら…」と不安がよぎったこともありました。

でも、本当に今どっさりです。

どっさり?
なんかうんちみたいに言ってしまいました…。
すみません…。

え、思ってないですか?どうなんだろ!

いや何か便秘のCMとかでそういう言い回しがあったのかな…。うんちどっさりみたいな…。
そのせいで今「どっさり」と聞いた時によぎるものランキング1位を「うんち」が快走しています。

え!??
快走の「快」も、うんちよぎりません???

最悪!!!!!

「うんちよぎりません?」って言葉を使わない人生が良かったのに!!!!!

まじ最悪です!!!!!

でもここで落ち込みすぎて、あまりのショックにそれをきっかけに転生して「うんちがよぎったせいで異世界転生しちゃった件」みたいなアニメの主人公に抜擢されても嫌なので気に留めないでおきます。

は?

なんの話してましたっけ…?

ああ、学ぶことがどっさりあったという話でした。

学んだこと…

それはかなり具体的に言うと、今回脚本を書いた川本成さんと沢山お話しできる機会こと飲み会が大いにあったので「どうしてこういうセリフを書いたのか?」などと聞けたことにもよります。

0から1を作ることに関しては舞台もネタも同じなので、それは直接だったり、いつかだったりネタに生かすことが出来るはずなのです。

そして私が特に目から鱗ポロポロだったのは、人は楽しいときに「楽しい!」と言うし、でも悲しいときにも「楽しい!」という生き物だと改めて知ったことです。

それって日常だと普通にやっていたりします。

自慢話に「もっと聞かせてください!」と言ったり、それはあなたが悪いのでは…と思っても「頑張ってるもんね」と言葉に出していたり。

日常では、表に出てくる言葉が全てじゃないのです。

でも、そうしてその時々の色んなフィルターで濾過されて表に出てきた言葉にもさらに言った人の「気持ち」があったりします。

「熱かったね」というセリフだけがあるとして…

それを「お茶が熱かった」と思って言うか「別れる前のカップルがいちゃいちゃしていた頃を思い返して熱かった」と言うか…

気持ちが違えば聞こえてくる音が変わりますし、受け取る側の印象も変わります。
どう思って言葉を発するかによって生まれてくる深みがあるわけです。

人は本音を隠すし、隠したところに深みがあるのだとアンゴラ名探偵は気が付いたのです。

「深み」

にゃんこスターに全く、全く、全く皆無なものです。

「ツナのことシーチキンって言う人…惹かれちゃうな…」

って思ったことないじゃないですか。

あれくらいの0なのです。深み。皆無。海抜0メートル。

でも昨今のキングオブコントの決勝では、もうほぼほぼ目にするものです。

だから!
思ったのです!

ただ好きなことだけを、自分が面白いと思うことだけをしているにゃんこスターが今までのそのスタンスを貫きながら「深み」が加わったらそれってめっちゃすごいかも、と思ったのです!

そして、そんなことをしてみたい!
と!思ったのです!

本気で、そう思ったのです!

まあ、あんまり言いすぎてもあれです。

やっぱりネタを見てもらうときに「色々考えてるんだなあ〜」と浮かんでほしくないですし(浮かんでしまう人は各々の努力で記憶を消しておいてください)手放しに笑ってもらいたいですし。

それに私は勝手にプレッシャーに潰されて暗い気持ちになってやっぱり自分なんて何も出来ないんだと急にめっちゃ落ち込むこともある人間です。
だから、こうして公に理想を言うのは怖くもあります。

でもそれを曝け出してでも実現させたいのだと!
いや、やるのだと!

その覚悟を持って頑張るので単独ライブに来てほしいのだと!

やりたいことがあって、でも出来るか分からないし、どう頑張ったらいいかの方法も手探りです。

もう単独までの1ヶ月ちょっとで1つの大きな山を乗り越えなきゃいけないことが確定なのです。

お腹の下の方がグッと重くなるのです。

でもこうして宣言するのは、今回の舞台という機会を経て絶対にもっとすごい自分になりたいからだし、そしてその自分は来てくれた人の非日常の楽しさのために頑張るすごいやつなのです。だから…

絶対に見に来てほしい!!!!!!!!!!

と、いうことです。

山を越えなきゃです。

いや、でも最近、本当に山を登ったのです。

初心者でも登りやすいと噂の高尾山でしたが、登ってみたら坂の角度がエグいゾーンもあったし、思ってる3分の1しか進んでなかったときはショックでしたが、とにかく歩き続けて山頂に着きました。

それで帰り道に「やっぱり小さな山だったのかも」と振り返ってみたら全然そんなことはなかったです。

よく例えで困難を山になぞらえますよね。
それをイメージでは分かっていたのですが、実際に歩いてみるとそれは大きなことを成すという意味ではなく、負荷のかかる傾斜をずっと歩き続けるという意味なのだと知りました。

なので、とにかくやるべきなのです。

そういえば舞台のアフタートークのときに「こんなに決勝にいきたいと言っているのに出来なかったらと思うと勝手にプレッシャーを感じる」みたいなことをポロッと言ってしまった気がします。
そしてそのときに成さんが「いいんだよ」みたいなことを言っていた気がします。

いいんだよ、なのかな…?

こんなに理想を言っていて、やっぱりお客さんはその理想にもついてきてくれている訳じゃないですか…。

いや、プレッシャーを勝手に感じてそれで足取りが重くなるくらいなら「いいんだよ」みたいに好きにやるべきなのかな…。

なんかそんな気もしてきたな…。

そういう節がありますからね、私は。
好きにやってるときの方が良いってこと多いです。

だからこうして文章にしてみましたけど、それを踏まえて、考えない部分は考えず、乗り越える部分は乗り越えて、頑張ってみようと思います。

ハンターハンターでゴンが「もう…ここで終わってもいい…だから…ありったけを…」というセリフが出てきます。

今ほどゴンの気持ちに共感できたことはないです。

だからぜひ来てほしいのです。

ここまで読んでくれたあなたにはどうか私の一世一代の頑張りを見届けてほしいのです…!

どうか…!!!!!!!
どうにかこうにか…!!!ぜひ…!!!!!!!

よろしくお願いします…!!!!!!!!!

▽にゃんこスター初の単独ライブ「飛拳」

2024年6/5(水)
開場18:30 開演19:00 座・高円寺2
前売3500円 当日4000円
アンゴラ村長の飛拳形付きチケット4500円
▶️ご予約こちらから出来ます!!!えい!!!

チラシをクリックでも予約できるよ!
この裏面クリックでも予約できる!

なんか、こんな熱い文章の中にうんちという文字が存在していること幻のようです。最悪です。

読んでくれた人の心にうんちに以外の言葉が届いて単独ライブに足を運んでくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

どうか、どうか、よろしくお願いします。

頑張ります。

そんな感じで今日は終わりです。

今日の告知は他にも!

4月最後の日曜日ということで23時からラジオトークの生配信があります!
そちらもぜひよろしくお願いします!

そしてそして!
舞台などでバタバタしてしまいしれっと2週もnoteをお休みしてしまいすみませんでした…!

こちらのnoteは毎週日曜20時に更新しておりますのでまたよろしくお願いします。

エッセイなど文字書き仕事も日々募集しておりますので、ご依頼ありましたらこちらまでお願いします!

では、ここまで読んでくれた方に感謝の気持ちを込めて私からお礼のひとりごとです。

もち米をそのまま食べてみた〜い!

よい一週間を。

気持ちをお金に変えて贈りたいときはこちらをどうぞ!