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推しイメージ香水と推しの旦那さまのイメージ香水を重ねてみた

こんにちは、一次創作オタクのあんぐるです。香水オタクでもあります。

前回は推しのイメージ香水の購入レポをお届けしました。

今回は推しと、推しの旦那さまのイメージ香水を重ねてみるチャレンジです。
ふたりの香りは素晴らしいマリアージュを生むのか、それとも反発しあって濁ってしまうのか……。
試していきましょう。

この記事には創作BLの話題が含まれます。

推しのイメージ香水のおさらい

こんな香りが入っている香水です。

ベチバー:草!! 苦味もあって薬草っぽい。とにかくシャープでフレッシュ!!
ネロリ:甘い。味覚的な甘さではなく、セピアフィルムのような感情的な優しい甘さ。
ウード:ネロリの甘さに奥行きや深みを足している。

推しの旦那さまはこんな男だ

簡単に推しの旦那さまをご紹介します。

ところで、推しと旦那さまの生きている世界軸には「術」と呼ばれる超能力のような力が存在します。
旦那さまは術使い。後天的不老の650歳で、包容力の男です。

旦那さまの容姿は中性的で、華奢なことから女の子に間違えられることもしばしば
ウルフカットの黒髪を長く伸ばしているのがこだわりのようです。

そしてモード系美形です。
見た目は20代前半。切れ長でコントラストの強い目と、厚い唇が個性的な美を演出します。

キーワードは
・南北朝時代から生きる男
・中性的なモード系美人さん
です。

推しの旦那さまのイメージ香水は?

簡単に言うとパチュリの香水です。

墨!? と思った方もおられるかもしれません。まさに優しく水っぽい墨汁の香りがします。
墨と毛筆と和紙の時代から生きている旦那さまっぽいですね。

パチュリというのはシソ科の植物だそうです。
いわゆる大葉や赤紫蘇よりも、個人的にはお刺身についてくる穂紫蘇に似た香りだと思います。酸っぱさはありません。

これが穂紫蘇です。お刺身に乗ってたら食べていいらしい。

キリッと尖ったパチュリを水っぽい墨汁が優しく包み込む、モードさと穏やかさを兼ね備えた香水です。

ちなみに、湿度の高いときはウェットに香り、低いときはキリッと香る、手持ちの香水のなかでも「おもしれー香水」です。

モード系ブランドの香水でユニセックスなので、中性的モード系美形な旦那さまのイメージと重なりました

推しCPの香り(イメージ)を一緒に嗅いでみる

予想:
両方スーッとしたハーブ系だし、うまく噛み合うのでは?

片手に推しイメージ香水、もう一方の手に推しの旦那さまのイメージ香水をつけて嗅いでみます。

いざ、嗅いでいく……。

わ〜〜!! めっちゃ合う〜〜!!

最初はベチバーとパチュリ、それぞれの香水の草っぽい部分がハッキリ香ります。推しイメージ香水のネロリの甘さが覆い隠され、その分「薬草」感が強めです。
カッコいい〜〜!!

推しイメージ香水単体と違って、最初から墨のウェットさが潜んでいるため湿度のある香りになります。

ハーブ系の香りは飛びやすいので、ベチバーとパチュリのシャープさはすぐに落ち着いてきました。そして顔を出すのが墨とネロリ。

墨の穏やかさを添えることで、ネロリの甘さは優しいだけでなく明るさや茶目っけに感じられます。
穏やかな旦那さまと一緒にいることで、推しのひまわりのような明るさ、華やかさが引き出されるやつですよね!?

めっちゃいいにおい……。最初からこういうにおいだったみたい……。

推しの旦那さまのイメージ香水は結構前から所有していて嗅ぎ慣れていました。今回推しイメージ香水と一緒に嗅ぐことでネロリの甘さが加わったのが新鮮です。
墨のウェットさ=重い印象になるので、ネロリの軽やかさがイメージをがらりと変えてくれました

旦那さま一人だとクール系なのに、推しと一緒にいると天然ポンコツでよく笑う男になっちゃうやつですか??

さて、香りの変化が早く、墨よりネロリを強く感じるようになってきました。
ネロリの甘さがふわ〜と広がっていて、それが墨と混ざり合ってウェットに重くなっていきます。

前編で「ネロリはセピアフィルムのような感情的な甘さ」と書きましたが、墨に引っ張られてウェットになったネロリは感情の中でも「慈しみ」「無償の愛」を感じさせます。
優しくて、甘くて、ノスタルジックな香り。

このあたりで香りの変化が落ち着きました。

最後は「慈愛」「無償の愛」なんですね……。
奔放にテキトーに生きてきたチャラお兄さんが、650歳分の旦那さまの包容力に包まれて温かい家庭に腰を落ち着けたみたいですね。

めでたしめでたし。

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