prologue gue gue ぐぇ

ちっ、才能ねーな、くそが、つって詩人のアカウントをブロックし続けていたら夜が明けていました。お前もお前も死ぬんだよ、時という渦に飲まれて永遠に続く穴に堕ちていく。10万円で中出しを許したら赤ちゃんできちゃって、新宿駅のコインロッカーの前でにやにやと笑いながら腕を切っている。よかった私ちゃんと私を傷つけられてる。縛られた両腕を片手で持ち上げられてお腹を殴られながら死ねよゴミと叫ばれてバレバレな思考盗聴を病気のせいにしてみる、カテゴライズより楽な落とし方ってないから。はっぴーやったね、長びよーん。おっさん騙してホストに貢いだ女の子がネットでアイドル化しているのを横目で見ている、あの子も私も欲しいものは理由なく産まれる愛だった。他人の幸せに振り回されたくないからって理由で不幸な人しかフォローしないと決めている、性格悪いねって言われるたびにかわいく否定することすら慣れっこだし。こめかみにピンクローターを当てて喘いでみた、宇宙が呼吸をしている、その吐息が当たる時探し続けている誰かに会える気がしてまともな夜を越すのに飽きてしまった。きみは夜にしか愛を囁けないよね、暗闇は嘘をつくひとの顔を隠してくれるから夜のお店は薄暗い空間ばかり。ねえちゃんと殺せた?太ももを伝う赤い絵の具で壁に初音ミクを描いたインターネットの女の子。おやすみって死ねって意味じゃん、めんどくさい女の子ほどかわいいねっていう常套句を使い続けていたらハメられるし、浅い共感でイッてんじゃねえよ。私は私が好きだよ、だってずうっと探している子の物真似が世界でいちばん上手な子だから。

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