beautiful world

世界がこんなにも美しいなんてどうして誰も教えてくれなかったの、世界がこんなにも汚いってことは東京に来てからわかった。感情を金に換算する汚い人たち、アルコールで繋がる程度の浅い関係性。ぼくは海が見たい、誰もいない砂浜で歌なんか歌っちゃったりしてね。きみは悲しいほどに綺麗だった、きみはぼくの憧れだった。きみが神様を降りてしまってからぼくの心はどこに置けばいいのかわからなくなってしまったよ。傷がえぐられるほど強くなるなんてわかってるよ、だからこんなにもボロボロになって立っているんだ。願いとか祈りとかを蹴散らすようなやつは不幸せ者だって、根拠も無い自身で胸張って言えるひとがきっとかっこいいひとだね。

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