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メニエールで一番つらかった時期

前回は、メニエールと診断された時のことを書きました。メニエール病にまさか自分がなるとは思わず、病名を聞いた時にはびっくりとしてしまいましたが、症状が出てしまった以上はもう遅し。
これからメニエールとうまく付き合っていくしかないと覚悟を決めました。
こちらが前回の記事です。

メニエールになってから、今はずいぶんとストレスが減り、自然に笑いが増えました。この笑うという事、ストレスがかかり心が病んでいると、本当に少なくなります。今、自分で振り返ってみても、いつも険しい顔をしていて、笑うという事が本当に少なかったです。夫も、そんな私を見ていて、いつも険しい顔をしていて、二度とあの苦しんでいる私を見たくないっていうほど。

このメニエール病は、以前は難病指定だったそうですが、今は難病から外れてストレスからの病と言われています。
メニエールは主に

めまい
吐き気
耳鳴り

の症状が出るといわれていて、内耳の浮腫みが原因と言われています。この浮腫みがひどくなると、上記のような症状が出て、かなりの深い症状となります。
メニエールについての記事はこちらを参照してみてくださいね。

そんな私も、この3つの症状を体験しました。

初めに出た症状が、浮動性の眩暈と軽い吐き気。
症状を改善するために、血流をよくする浮腫み改善の薬アデホスや、眩暈の薬メリスロン、そしてビタミンB12のメチコバールを服用し、一時期何とか症状が改善。
でも、今度は音がものすごくうるさい感じるようになり、ノイズキャンセリングのヘッドフォンをつけていないと過ごせなくなってしまいました。
この時、耳が詰まった感じと、眩暈そしてキーンという耳鳴りを常に感じていて、家でも常にヘッドフォンをつけて過ごす状態でした。
この時、本当に症状がきつくって一番つらかったです。時期的に言うと、去年の3月~4月。有休を使ってのお休みが3週間弱で、診断書も出してもらえなかったのもありそれ以上お休みができず、休み休みでしたが、仕事中もノイズキャンセルヘッドフォンを使って出勤をしていました。

この聴覚過敏っていうのが、本当に大変な症状で、テレビの音ももちろんうるさいですが、普通に生活する生活音でさえもうるさいと感じるんです。そして自分の話している反響の声もうるさく感じちゃうぐらい音がうるさい。
ちょうどアメリカに行く時だったのもあり、飛行機の気圧が心配でしたが、利尿作用のあるイソバイドという水薬を飲みながら、常時ノイズキャンセルヘッドフォンをつけて過ごしていました。

聴覚過敏という症状、なかなか体験しない症状だと思います。メニエールでも、人によって症状が違うそう。
起き上がれないぐらいの眩暈と吐き気がある人もいれば、私のように耳鳴りと聴覚過敏、眩暈というような症状もあるようです。

メニエール病を改善するにはどうすればいいか、色々とネットで検索をしてみましたが、ストレスをなくして、有酸素運動をするのが一番という事が分かり、お休み中、症状はひどかったですが、気分転換をしに近所の神社まで散策しました。
趣味でもある写真撮影をしながらのお散歩。ちょうど桜の時期で、満開でした。

鳥居と桜がとても綺麗に撮れました^^

この時一番つらかったのが耳の症状でしたが、こうやって綺麗な景色を撮るのが本当に楽しいなってつくづく実感。眩暈で転ばないようにしなくちゃと思いながらの散策。

ソメイヨシノと青空
桜をズームして撮影♪

早く症状収まらないかなと思いながら、一眼レフを使って写真を撮っていましたっけ。今思うと、まだ仕事も辞められていないのに、簡単に症状消えないよなーって。

ちょうど去年の今の時期に眩暈と吐き気を感じ始めていましたが、今は去年とはだいぶ環境も改善し、ストレスのない生活が送れて、こんなにも心の違いが出るんだなとあらためて思っています。

ストレスを抱えながら無理して過ごすこと=病気の発生率が上がる

と言われていますが、本当にその通りです。
ストレスは、高脂血症や高血圧、そしてがんの発生率が上がる元だともいわれていますので、ストレスのない生活をすることが健康に一番だなと実感しました。

今、まだメニエールの症状は残っていますが、景色がきれいだなとか、仕事が楽しいなとか、普通に生活することの楽しさの感覚が戻って良かったって思っています。
メニエールでの辛かった時期を乗り越え、今後、思いっきり自分の好きな事を主に楽しい事をたくさんしていきたいですね~^^

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