見出し画像

【クリムゾンヘイズ環境】ロストバレットについて

カーポケchのあねもね!です。

今回はクリムゾンヘイズ環境のロストバレットに関してまとめた記事となります。

ロストの基礎的な部分から使用した構築の内容等まとめていますので是非最後まで読んで頂けますと幸いです。※全文無料で読めます。

「」:強調したいワード

『』:カード名

【】:デッキ名、小タイトル
※読みやすいように上記の鉤括弧は一部のみ適応しています。


0.ロストバレットについて


ロスト軸のデッキは『キュワワー』や『アクロマの実験』を使用し、ロストゾーンにカードを貯めて戦うデッキタイプです。

ロストの枚数が4枚で『ウッウ』、7枚で『ミラージュゲート』、10枚で『ヤミラミ』とロストゾーンにカードを貯めることで強力なカードのワザや効果を使うことができます。

特にミラージュゲートは強力で山札から異なる色のエネルギーを2枚ポケモンにつけることができる為、相手の盤面に対して有効なポケモンを押し付け、ゲームプランを作ることがこのデッキ最大の強みです。

また、基本的にたねポケモンがデッキのアタッカーとなっているので、殴りたいポケモンをそのターンに動かすことができる点もこのデッキの特徴であるといえます。

上記に加えて、不要なカードをロストゾーンへ送ることで山札を圧縮することができる為、上手くデッキを扱えばゲームの中盤から後半において質の高い山札を作成することが可能です。

反面、キュワワーやアクロマの効果によって引いたカードを必ずロストゾーンに送る必要がある為、ゲームに必要なカードを2枚引いた場合もどちらかのカードをロストする必要がある点はデッキの弱みとなります。

また、たねポケモンが主軸のデッキなのでHPが高いポケモンが少なく相手の攻撃を耐えて切り返す展開が望めない点やルールアタッカーを動かす為には手札が一定数必要なことから手札干渉に関しては耐性が低いデッキタイプといえます。

ロストバレットは他のデッキと比較してアタッカーやゲームプランが豊富な分、デッキを回すにあたって勝ち筋を絞りながら戦うデッキであると考えています。


1.クリムゾンヘイズ環境でのロスバレ


新弾クリムゾンヘイズでは『ガチグマex』が登場して様々なデッキタイプが強化されました。ロストバレットも強化されたデッキの1つです。

がお~

ワイルドフォース/サイバージャッジ環境のロストバレットはミラーや未来系統に入っている『テツノカイナex』が構築単位で重いとされていました。

以前の環境でテツノカイナexに対しては、フーパexやトドロクツキexで切り返す展開が多かったと認識していますが、フーパexのHP220が環境的に弱い点やトドロクツキexも自身のHPが200削れるまたは倒しきれない行動となる為、回答としては不十分でした。

ガチグマexはテツノカイナexの採用が想定されるロストバレットや未来系統のデッキでは倒しにくいHP260を持っている為、テツノカイナexを切り返すアタッカーとして評価されました。

また、特性「ろうれんのわざ」によってゲームの終盤では0から1エネの240打点で殴ることが可能で、ほとんどのたねルールポケモンを倒すことができる為、ボスの指令と合わせて最後にサイドを2取り切る要求値が下がった点もロストバレットにおけるガチグマexの評価点だと考えています。


2.各カードの評価に関して


ロストバレットはミラージュゲートの存在によって、デッキの中ではとりわけアタッカーを自由に選択することができます。

反面、前述した「ロストを貯める」「一定数のカードをロストゾーンに置く」という行為が必要なので、必須となるカードも存在します。

この項ではそれらのカードの評価をまとめて記載したいと思います。

【ポケモン】


・キュワワー
▷デッキの中核となるシステムポケモンです。
特性「はなえらび」によって、ハンドリソース・ロストの枚数を増やすことができます。盤面に置く枚数は2-3枚ほどですが、スタートがとても強い点や「ネストボール」をなるべく他のアタッカー等に割きたい為、最大枚数の4枚採用することがほとんどです。

主な使用対面→基本的に全ての対面で使用


・ウッウ
▷デッキの非ルールアタッカー。
特性「ロストプロパイド」によって、ロストが4枚以上ある場合はエネルギーが必要なくワザを使用することができます。
主な役割としては「おとぼけスピット」を使用して相手の非ルールポケモンを倒してサイドを1-1交換することが多いです。
他の用途としては、相手のルールポケモンを2回の攻撃で倒すための削りとしても使用します。『かじばのいっぱつ』等を採用することで相手のアタッカーを詰めるフィニッシャーとしても活用できます。
採用枚数としては、使うタイミングが序盤のことが多い点やこのカードを使用しなくてもゲームプランを立てれる為1枚採用が基準となっていますが、サイド落ち考慮やこのカードを強く考えると2枚採用も採用検討範囲です。

主な使用対面→ほとんど全ての対面で使用


・ヤミラミ
▷デッキの非ルールアタッカー。
ワザ「ロストマイン」によって12個のダメカンを好きに載せてダメージを与えることができます。環境が進むにつれて対策が進み刺さりが悪くなっていると感じますが、雑に強いポケモンだと評価しています。特に枠や面の都合上、ジラーチの採用を甘えているデッキに対しては無類の強さを誇ります。
ウッウと比較して、打点が10高い点やダメカンを好きに載せることができるので相手のたねポケモンを倒しながら他のポケモンを削るといったことができる点が強みであるといえます。反面、ワザの起動にロスト10枚以上とエネルギーが必要な為、動かす要求は少し高めのポケモンとなっています。現在主流であるゲッコウガ採用のロストにおいては1枚採用の構築が多い認識ですが、2枚採用のリストも一定数存在します。

主な使用対面→リザードン、ミラー、ロスギラ、パオジアン、サーナイト


・かがやくゲッコウガ
▷デッキのシステム兼アタッカー。
ワザ「げっこうしゅりけん」によって、相手のポケモン2匹に90点ずつダメージを与えることができます。サイド1のポケモンとしては計180打点はとても優秀な上、相手の進化元となるたねポケモンは大体倒せるので通れば相当なアドバンテージを稼ぐことができます。対策カードとしてマナフィがある為、実際に打てるゲームはそこまで多くありません。
かがやくゲッコウガは特性によってエネルギーを2ドローに変えることができるので手札補助の役割でも強く使うことができます。

主な使用対面→ミラー、ルギア


・ライコウV
▷デッキのルールアタッカー。
自分と相手のベンチに依存し打点が上がるワザ「ライトニングロンド」を持っています。打点は120-200で収まることが多くルールポケモンとの殴り合いはそこまで強くないのですが、2エネで動かせるのでミラージュゲートに手張りを要求しない点や手張り2回で起動できる点はこのカードの強みであると言えます。
雷アタッカーという点も優秀で環境デッキに多いルギアやシステムポケモンのピジョットexの弱点をつくことが可能です。サーナイト対面等では1回攻撃を耐えながら2回動かして2-2交換も可能な為、使い勝手のいい1枚だと評価しています。

主な使用対面→リザードン、ルギア、ピジョットコントロール、サーナイト


・テツノカイナex
▷デッキのルールアタッカー。
ワザ「ごっつぁんプリファイ」が強力で相手のポケモンを倒した時にサイドを+1枚多く取ることができます。
非エク盤面でもサイドを2進める動きやウッウ等で削ってルールポケモンを倒すことでサイド3進めることができる動きが強力で唯一の性能だといえます。以前の環境ではミラーは先にテツノカイナexを投げた方がゲームコントロールをできた印象ですが、今はガチグマexが登場したことによってそこまでのカードパワーはなくなったと考えています。

主な使用対面→ミラー、ルギア


・テツノイバラex
▷デッキのルールアタッカー。
特性「イニシャライズ」によって相手の場のルールポケモンの特性を消すことができるので、相手の展開を阻害しながらアタッカーとして運用することが可能です。バトル場でのみ発動するのでボスの指令等によって解除されてしまいますが、現環境ではルギアVSTARやロトムVには強く使うことが可能で、場面によってはリザードンex等にも効果的に使用することができます。
使用感としては、テツノイバラex主軸のデッキとは違い、ロストの枚数を遂行することとアタッカーとして運用することの両立が難しい印象を持ちました。

主な使用対面→カビゴンLO、ピジョットコントロール、ルギア


・ミュウex
▷ デッキのルールアタッカー。
ワザ「ゲノムハック」によって相手のバトル場のポケモンのワザを使用することができます。
相手のアタッカーへの回答として使う機会が多く、役割対象の為「バーニングダーク」「ロストインパクト」「しのびのやいば」「げっこうしゅりけん」等が比較的打つ機会の多いワザだと思います。
また、特性によって手札を3枚になるように引くことができるので、手札干渉された後のラストターンなどはシステムポケモンとして場に置くことも稀にあります。

主な使用対面→リザードン、ロスギラ、ゲッコウガ


・ガチグマex
▷デッキのルールアタッカー。
特性「ろうれんのわざ」によって相手の取ったサイドの枚数分、ブラッドムーンに必要なエネルギーの枚数が減少するので、中盤は約3エネ、終盤では0から1枚で240打点を出すことが可能です。
ロストバレットの弱点であったテツノカイナexへの回答となるポケモンで、打点240はほとんどのたねルールポケモンをワンパンできる為、ボスと合わせて最後にサイドを2取り切るプランも存在します。他のアタッカーと違い、試合の終盤だとミラージュゲートなしでも殴れるので詰めの要求値がこのポケモンの登場でかなり下がったと感じています。

主な使用対面→ロストバレット、ルギア、パオジアン、未来系統


・トドロクツキex
▷デッキのルールアタッカー。
ワザ「くるいえぐる」による実質的な青天井火力を持つポケモンです。
メタカードであるミストエネルギーの採用デッキが増えている点から前より使いやすさは減っていますが、ゲームエンドまで持っていけるパワーを持つカードだと評価しています。
「カラミティストーム」も条件付き220打点と強力ですが、たねルールポケモンのHPラインが230以上のポケモンも増えてきました。最近では悪エネルギー不採用で雷に寄せたロストバレットも存在しています。

主な使用対面→リザードン、サーナイト


・テツノイサハ
▷デッキの非エクアタッカー。
前の相手の番にワザのダメージで自分のポケモンがきぜつしていることが条件となりますが、コバルオンと合わせて使うことでリザードンexを1回の攻撃で倒すことが可能です。
トドロクツキexではサイドレースは2-2交換でしたが、テツノイサハは1-2交換が可能で、リザードンexに対してはより強力なアタッカーだと評価しています。エネルギーも有色エネが1つと使いやすくルギア対面のカビゴン等ロストが苦手な120以上のHPを持つポケモンに対しても有効に使うことができます。反面、条件付きに加えてアタッカーの他にもう1枚カード(コバルオン)が必要なのでトドロクツキexと比較してそれぞれメリット・デメリットはあると評価しています。

主な使用対面→リザードン、ルギア


・コバルオン
▷デッキのメタカード枠。
テツノイサハと合わせて使うことでリザードンexを1回の攻撃で倒すことが可能です。

主な使用対面→リザードン

・テツノツツミ
▷デッキの搦手となるポケモン。
特性「ハイパーブロアー」によって相手のバトル場とベンチポケモンを入れ替えることができます。テツノツツミとウッウを組み合わせて使うことで正面への110点を裏のポケモンへの110点に変換することができるので、サイド1を進める手段として利用することが多いです。
また、こちらのアタッカーはミラージュゲートから後出しで準備することができるので、ハイパーブロアーで出されたポケモンに対してこちらがアタッカーを選択できる所が強みであるといえます。

主な使用対面→ほとんど全対面で使用


・マナフィ
▷デッキのメタカード枠。
前述した『かがやくゲッコウガ』のメタカードとして採用されることが多いです。使用する対面はミラーとロスギラ、パオジアン等が挙げられます。
ミラー、パオジアン対面において以前までは『テツノカイナex』を通す動きが強力かつ返しにくい動きの為、かがやくゲッコウガの起動より優先度が高くマナフィが居なくても問題ありませんでした。
しかし、ガチグマの登場によって、カイナが咎められる展開が増え、かがやくゲッコウガを通すゲーム展開も視野に入る為、それを防ぐ役割としてマナフィの採用は必要だと考えています。

主な使用対面→ロストバレット、ロスギラ、パオジアン


・ミカルゲ
▷デッキのメタカード枠。
特性「しっこくのわざわい」によってお互いの場のポケモンVの特性がなくなります。現在の環境では『ロトムV』を序盤の置きドロソとして採用するデッキが何種類か存在しているので、その妨害札となります。
リザードンexやゲッコウガexのような殴るタイプのデッキには先攻1ターン目が主な役割となりますが、コントロール系統のデッキは常にロトムVの特性にて手札を補充して妨害を行うので相手の根幹部分を止めることが可能です。

主な使用対面→リザードン、ピジョットコントロール、カビゴンLO


【グッズ】


・ネストボール
▷デッキのボール枠。ルールポケモンを含めて全てのたねポケモンをベンチに出せるので、ロストバレットにおける展開札としては1番の評価が高いカードとなります。
採用枚数は一般的に最大の4枚がほとんどです。


・なかよしポフィン

▷デッキのボール枠。出せるポケモンはキュワワー、マナフィくらいですが、序盤におけるキュワワーの価値がものすごく高いのでそれを2枚展開できるこのカードも相対的に価値が高くなります。
一般的には3枚のリストが多いと感じています。


・ヒスイのヘビーボール
▷デッキのボール枠。サイドにいるたねポケモンとこのカードを交換することができます。ロストバレットのアタッカーは1枚採用のことが多いので、必要なアタッカーをサイドから持ってくる為にこのカードが採用されています。


・ミラージュゲート
▷ロストゾーンにカードが7枚以上ある時、エネルギーを加速できるカード。ルールアタッカーを動かす際に基本的にはこのカードが必要となる為、最大枚数の4枚採用しています。
最近はビワの採用が増えてきた為、より1枚の価値が上がっていると思います。


・すごいつりざお
▷リソース管理カード。実際に使う枚数は2枚ほどのことが多いですが、使うタイミングで手札に抱えたい点や他の重要カードとはなえらびを行う際にこのカードをロストに送っても問題ないよう最大枚数の4枚採用されることが多いです。 


・入れ替えカート
▷デッキの入れ替え枠。ロストバレットはキュワワーのはなえらびを複数回使用してロストゾーンにカードを貯めるので7枚から8枚ほどは入れ替え札を採用したいです。
デッキのアタッカーはたねポケモン主軸なので、回復効果が付与されている入れ替えカートは最大枚数の4枚採用されることが一般的です。


・ポケモン入れ替え
▷デッキの入れ替え枠。入れ替えカートと併せて5枚目以降の入れ替え札として採用されます。現在では2枚から3枚の採用が多いように感じます。


・ロストスイーパー
▷場のどうぐ・スタジアムをロストできるカード。現環境では『ヒーローマント』『サバイブギプス』『森の封印石』等が主な役割対象となります。採用枚数は1枚が多い印象ですが、2枚目以降の採用も見られます。


・カウンターキャッチャー
▷負けている時に相手のベンチを呼べる札。
現在のロストバレットではサイド先行することが多く序盤は使いにくいカードですが、中盤以降や序盤殴り始めが遅れた展開等では強力な呼び出し札となります。
相手の倒したいポケモンをバトル場に呼ぶ動きはもちろん、逃げるエネルギーが多いポケモンを縛りつつロストマインを決める動き等さまざまな使い方が可能です。前環境では2枚採用が多かった印象ですが、サイド先行のプランが増えたことで1枚は『ボスの指令』になっているリストがほとんどだと認識しています。


・プライムキャッチャー
▷ACE SPEC枠 どのタイミングでも相手のベンチを呼べる札。ロストバレットは常に自分のサイドレースプランを通して広く選択肢を持ちたいので、一番デッキに合っているACE SPECだと思います。基本的にロストバレットのACE SPECはこのカードがメジャーです。


・キャンセルコロン
▷相手のバトル場のポケモンの特性を消す札。
マナフィやジラーチの特性を消すことで、「げっこうしゅりけん」「ロストマイン」が通るようになるカードです。
サーナイト対面ではロストメタで採用される『ハバタクカミ』『クレッフィ』の回答としてこのカードを使用するケースも存在します。
前者は呼び出し札と合わせて使うケースがほとんどなので要求値は少し高いと評価しています。サーナイトの増加に合わせて採用されるケースも増えた印象を持ちます。


【ポケモンのどうぐ】


・緊急ボード

▷ポケモンの逃げるエネルギーを1つ減らすことができるポケモンのどうぐ。キュワワーに貼ることで逃げるエネルギーが0のシステムポケモンを作ることができるので、各ターンの要求値を下げることができるカードです。
上記はアタッカーが手張り+ミラージュゲートで起動することが多いのでキュワワーに逃げるエネルギーを貼る必要がない点も評価できるポイントだと言えます。採用枚数は1から2枚が一般的です。


・森の封印石
▷好きなカードを1枚持ってくることができるポケモンのどうぐ。基本的にはライコウVに貼ってそのターンの要求カードを持ってくることがほとんどです。手札干渉が活発な環境なので、最近の採用ケースは減少している認識です。


・ワザマシン かじばのいっぱつ
▷相手のサイドが1の時に3エネ280打点出せるようになるポケモンのどうぐ。ウッウに付けてワザを使うことで0エネ280打点が実現可能です。ルギアVSTAR、ギラティナVSTAR等のVSTAR系統を厚く見るのであれば採用したい1枚だと評価しています。
前環境ではアルギラが一定数いたので採用しているケースもありましたが、現環境では採用ケースは減少したと認識しています。


【サポート】


・アクロマの実験

▷ロスト軸のデッキには必須のカード。
ロストの枚数がデッキパワーとプランの広さに直結するので、基本的に最大枚数の4枚採用されています。


・ツツジ
▷手札干渉札。ミラージュゲートが使える中盤以降にターンの要求枚数が増えるので、相手の妨害と自分の手札補強を兼ねて行えるツツジが評価されています。基本的にはゲーム中に1から2回使用することが多く2枚採用されることが多いです。序盤のハンドリフレッシュの観点においてナンジャモを1枚採用しているケースもあります。


・ボスの指令
▷相手のベンチを呼べる札。基本的にボスの指令はゲームの決め札となるケースが多いカードですが、ロストバレットにおけるボスの指令はプライムキャッチャーを温存できる札だと評価しています。
デッキの都合上、サポート権は手札を増やすアクロマの実験やツツジに使用したいと考えており、サポートを打ちつつ相手の裏を呼べるプライムキャッチャーは切り札とも言えます。その為、テツノツツミやボスの指令でプライムキャッチャーを温存しつつサイドを進めることで後半の勝ち筋を太くすることができます。また、クリムゾンヘイズ環境ではガチグマexをフィニッシャーとして使用して勝つ試合も多々あるので後半に残ったボスの指令も強い札だと評価しています。
とはいえ、アタッカーが面に残らず手札に一定の要求が必要なことからデッキにおける採用枚数は0から1枚であることが多いと認識しています。


3.デッキの変遷


自主大会や普段の練習で使用したロストバレットの構築をまとめています。

①ねこのて杯(3月23日)

DcxxJ4-qN7eHP-8G8DDc

ガチグマexの使用感を知りたいと思い作成。新弾発売の翌日だったので、ゲッコウガexに強いミュウexを採用しました。結果は予選6-0と好調でした。

▼予選
1戦目:グレンアルマバレット 先 6-5 ○
2戦目:古代バレット 先 6-4 ○
3戦目:ビーダルリザ 先 6-4 ○
4戦目:ピジョリザ 後 6-4 ○
5戦目:パルキアブジン 後 6-4 ○
6戦目:未来バレット 先 6-2 ○

▼トナメ
1戦目:ピジョリザ 後 6-4 ○
2戦目:ビダリザ 先 4-6 ×

② コメパンカップ(3月24日)

p3XpXX-un5mVc-E2yMSS

他の自主大会でコントロール系統が多く活躍していたので、ミカルゲ+ジェットエネルギーを採用しました。この日は惨敗でしたが、ミラーにおけるガチグマexの使用感がわかったのは収穫でした。

1戦目:ロストバレット 先 4-6 ×
2戦目:ロストバレット 先 4-6 ×
3戦目:ルギア 後 5-6 ×
4戦目:サーフゴー 先 5-6 ×
5戦目:不戦勝
6戦目:リザードン 先 6-3 ○

③ ドラチャン チーム戦(3月31日)

yMXpXy-6MuhWi-p2MM2p

ミラーにて必要な札だと思いマナフィを採用。
ライコウVとミカルゲの中間択としてテツノイバラexを採用しました。

1戦目:ロストバレット 先 6-5 ○
2戦目:パルキアキングドラ 後 4-6 ×
3戦目:ロストバレット 先 4-6 ×
4戦目:ルギア 先 4-6 ○
5戦目:ロストバレット 後 6-4 ○

④CL愛知まで

igHQL9-Y1cBKb-nLH6NH

普段の練習で使用していた構築です。サーナイトが台頭したので、2エネで動かせるライコウVを再び採用しました。


4.シティリーグ使用デッキ(4月20日)


上記を踏まえて今回使用したリストはこちらとなります。

デッキコード:Da44c8-GkaIYa-c4c888

結果は4-2と一勝届かずでした。

シティリーグs4
1戦目:ルギア 後 6-5 ○
2戦目:未来バレ 先 6-1 ○
3戦目:ルギア 先 4-6 ×
4戦目:ピジョコン 先 LO ×
5戦目:シェイミフォレトス 先 6-5 ○
6戦目:リザードンex 先 6-5 ○

構築の軸は以前と同様ですが、テツノイサハの採用が目立つリストだと思います。

テツノイサハはリザードンexを意識した採用となっており、CL愛知終了後からシティリーグまでに調整した構築となります。

▪︎採用経緯

4月7日のEUIC、4月14日のCL愛知を踏まえて、リザードンexのデッキリストがかなり進んだと感じました。

EUICではリザードンexのピジョット型にタッチでビーダル採用される型が結果を残し日本でも急増しました。また、CL愛知ではアンフェアスタンプを採用したリザードンexが多く結果を残しました。

リザードンexのデッキ開拓にあたって、アンフェアスタンプの採用はロストバレットにとって脅威だと感じました。

ロストバレットVSリザードンはこちらが先に殴り始めた場合猶予が1ターン、相手が先に殴り始めた場合は猶予ターンがないマッチアップです。(各対面のプランとポイントに詳細あり)

アンフェアスタンプの採用によってこちらの要求が上がり、ゲームの途中に殴れないターンが生まれることを考えるとトドロクツキexの2-2交換では厳しいと考えました。

そこで、非ルールかつリザードンexを突破できる(サイドを1-2交換できる)テツノイサハを採用。1ターン遅れても拾える構築を目指しました。


5.ロストバレットを回すにあたって


この項ではロストバレットを回すにあたって重要にしている点を簡単に記載したいと思います。


・ロストの枚数を意識する

▷ロストバレットはロストが4、7、10枚でそれぞれ恩恵があるので回すにあたってロストの枚数が重要となります。
ロストゾーンにカードを貯めるためにネストボールを使用してかがやくゲッコウガよりキュワワーを優先することもそれなりにあります。アクロマで2枚、はなえらびで1枚貯めることができるので自分の着地点を設定してから盤面や必要札を想起すると戦いやすくなります。

【ロストの枚数シュミレーション】

▪︎先行パターン
先1 キュワワー×2 (ロスト2)
先2 キュワワー×1、アクロマ×1 (ロスト5)
先3 キュワワー×1、アクロマ×1 (ロスト8)

先2、先3でキュワワーを1回ずつ多く使うことができれば先3にてロストが10枚となり、ヤミラミの起動が可能です。

先2、先3でキュワワーを1回多く使うことができれば先3にてツツジと合わせてルールアタッカーをミラージュゲートで使用することが可能です。


▪︎後攻パターン
後1 キュワワー×2、アクロマ×1 (ロスト4)
後2 キュワワー×1、アクロマ×1 (ロスト7)
後3 キュワワー×1、アクロマ×1 (ロスト10)

上記はゲームを展開するにあたってよく狙いにいくプランの1つです。

後2、後3でキュワワーを1回ずつ多く使うことができれば後3にてツツジと合わせてロストマインの宣言が可能です。

実際は回すにあたって苦しい展開も多いですが、必要なロストの枚数を逆算することで必要な入れ替え札の枚数等を判断することができます。


・山札の純度をあげる

▷ロストバレットは手札干渉に弱いデッキなので、手札干渉が飛んできても勝てるように山札を作成する必要があります。
やることが明確な場合は先に必要なカードを引っこ抜くことではなえらびで不要札をロストゾーンに送りやすくなる・強力な札を手札に抱えやすくなります。

ケース①
ウッウで殴ることが確定しているので、はなえらびの前にネストボールでウッウを先に出した。

ケース②
トドロクツキexで殴ることが確定しているのでトドロクツキexをベンチに出してミラージュゲートでエネルギーを付けた。

ケース③
トドロクツキexで殴りたいが、サブプランとしてウッウを正面に当てるプランがありベンチスペースも空いているため、ボウルタウンでウッウを出すプレイを行った。


・プレイの順番

▷ロストゾーン軸のデッキは基本的に手札に必要札を抱えてそのターンの目標値を達成できるように行動します。
山札を縦引きできるカードにキュワワー、かがやくゲッコウガ、アクロマの実験が存在しますがプレイの順番も重要です。

基本的には確定で手札を抱えれるカードから使用します。

①かがやくゲッコウガ(+2枚)
②アクロマの実験(+3枚)
③キュワワー(+1枚)

確定で抱えるハンドが決定することでそのターンのプランが立てやすく、決まった手札と比較しながらロストゾーンに送るカードを選択できるのでプレイのブレを減らすことができます。

例外①
ロストゾーンが6枚で殴るアタッカーが決まっており、手札に必要札が揃っている状態。

▷はなえらびから使用してロストを7枚にしてアタッカー着地、ミラージュゲートを使用してから他のカードを使用します。

例外②
トドロクツキexで殴りたいターンかつ手札のエネルギーが悪エネルギーのみの場合。

▷トドロクツキexは悪エネルギー手張り+ミラージュゲートで起動させたいので、かがやくゲッコウガの特性は控えて他のカードを優先してプレイ、必要札を探しにいきます。

例外③
明確に他に打ちたいサポートがあるとき。

▷アクロマの実験は使用せず、かがやくゲッコウガやキュワワーからツツジ等そのターンに欲しいサポートを探しに行きます。

上記は一例でカードのプレイ順はそのターンの目標値によって優先度が変わることが多いです。自分のやりたい動き・必ず使用する手札・引き込まないといけない手札を考えた上で最善手を選べると勝てる試合も増えると思います。


・次ターンの要求を下げる

ロストバレットの弱点として手札干渉に弱い点が挙げられます。山札の圧縮はもちろんですが、キュワワーに逃げる用のエネルギーを付けたりルールアタッカーで殴るときは後ろにウッウやヤミラミを準備することで殴れないターンの回避に繋がります。
このデッキのアタッカーとなるポケモンは耐久が低いので、殴り合いになれば常にお互いサイドが進む展開になりがちです。アタッカーが途切れて拾えなくなる試合を作らない為にも常に手札干渉を想定した盤面作りが重要です。


6.各対面のプランとポイント


この項目では各対面で立てていたプランとポイントをまとめています。

同じデッキタイプでもACE SPECの選択やメタカードの選択によってこちらの対応も変わるため、一例として参考にして頂ければ幸いです。

※使用ポケモンの欄はキュワワー以外表記しています。


①リザードンex

使用ポケモン:ウッウ、テツノツツミ、トドロクツキex、テツノイサハ、かがやくゲッコウガ、(ライコウV)、(テツノカイナ)、(ヤミラミ)

サイドプランは1-2-1-2を目指します。
1-1-2-2の順だと2回連続でルールアタッカーを取る必要があり要求値がかなり高いため上記のプランを推奨します。

1はウッウまたはヤミラミ
2はトドロクツキexまたはテツノイサハ、ライコウVで進めることが多いです。

▪︎理想ゲームプラン一例
()内残りサイド数

先1 ロストバレット準備
後1 リザードンex準備
先2おとぼけスピット (5-6)
後2バーニングダーク (5-5)
先3 くるいえぐる(3-5)
後3 ヒートタックル(3-3)
先4 おとぼけスピット (2-3)
後4 バーニングダーク(2-2)
先5 くるいえぐる (0-2 勝利)

先殴りの場合1ターン猶予があります。この場合はピジョットexが残っている展開です。後3や後5の相手のアタッカーでこちらの動きやアタッカーも変化します。

▪︎プランの言語化
後1または先2では相手の盤面は進化前のポケモンが大部分を占めます。いた場合でもロトムVが1面なのでウッウとテツノツツミを合わせて使うことで確実にサイドを1枚進めることができます。(自分のサイド:5 相手のサイド:6)

返しの番ではリザードンexが着地して殴ってくる展開がほとんどです。(自分のサイド:5 相手のサイド:5)

ここから取れるプランとしては
①ライコウVでピジョットexを倒す
②トドロクツキex(テツノイサハ)でリザードンexを倒す
③ツツミウッウで1進める
④ウッウで正面に110点与える

あたりが分岐プランとして発生します。

相手のデッキの軸がピジョットexの場合は①のプランを通すことでシステムを倒しつつサイドを2取れる為、有利な試合展開を作ることができます。確定サーチのシステムポケモンが欠けることで『フトゥーのシナリオ』『ビワ』『ナンジャモ』等のカードが適切にプレイされないので、こちらの要求が上がる機会が減ります。

②の場合、相手は再度アタッカーを用意する必要があり相手の要求値が上がります。くるいえぐるの返しはヒトカゲのヒートタックルで倒されてしまいますが、ウッウが回答となりサイドを1進めることができるので問題はありません。

③の場合は相手の面にリザードンexとシステムポケモンが並んでいることが多いです。(自分のサイド:4 相手のサイド:5)
サイド先攻で優勢なものの相手の盤面にシステムポケモンが並んでいるので要求値を上げられながら戦う渋めの展開となります。サイドプランを2-2で狙うことが難しい場合はウッウ、テツノツツミ、ヤミラミを駆使しながら残り4枚のサイドを1-1-2で取り切ることを目指します。

④の場合は返しのターンからサイドレースを追いかける展開に変化します。
(自分のサイド:5相手のサイド:4)
HP220のリザードンexは比較的倒しやすいポケモンですが、ルールアタッカーで倒してしまうとツツジを打たれた後、猶予ターンがないゲームになってしまうのでカウンター状態を活かして1-1-1-2や1-2-2のようなゲームプランを取りつつ山札を作る方が良いと思います。

以前まではゆっくり準備をして捲り状態でゲームプランを作成することも多い対面でしたが、現在では相手に余裕が生まれると『ビワ』が飛んでくる可能性やピジョットex+ビーダルのシステム盤面を作られてしまい崩すことが困難となるので基本的には先殴り、猶予ターンを1ターン抱えた状態で6枚サイドを取り切ることを目指します。

ピジョットexを倒して相手のシステムが崩壊する展開以外は常に妨害カードが飛んでくる可能性を考慮しながら戦うことが必須となります。

相手視点もアタッカーとシステムに加えてマナフィ、ジラーチ等盤面は窮屈になりがちなので面に応じて臨機応変にプランを選択しましょう。

相手のACE SPECがアンフェアスタンプの場合は次ターンの要求値が上がりますが、いずれにせよ採用されている以上どこかで合わせられるので多少の割り切りは必要です。
盤面にかがやくゲッコウガを置いておくことやキュワワーに逃げるエネルギーをつけておくことで復帰ターンの要求を少しでも下げることが重要です。


②ロストバレット

使用ポケモン:ウッウ、ヤミラミ、ガチグマex、テツノカイナex、マナフィ、(かがやくゲッコウガ)

サイドプランは1-1-2-2または1-1-2-1-1を基準として目指します。

1はウッウまたはヤミラミ
2はテツノカイナexやガチグマex、かがやくゲッコウガで進めることが多いです。

以前までは先にテツノカイナexを投げた方が有利な展開を作ることができましたが、現在はガチグマexの登場で切り返しまで対戦プランに組み込む必要性が出てきました。

先殴り側が先に押し付けるアタッカーを選択して後殴り側がツツジを投げつつ対応したアタッカーの選択を展開になりがちです。

サイドプランはウッウを用いて残りサイド4まで進める動きが定石かつおすすめで、相手のツツジの領域に踏み込む時は残りサイド4から2の展開を狙っていきたいです。

▪︎理想ゲームプラン一例
()内残りサイド数

先1 ロストバレット準備
後1 ロストバレット準備
先2おとぼけスピット (5-6)
後2おとぼけスピット (5-5)
先3 おとぼけスピット(4-5)
後3 おとぼけスピット(4-4)
先4 ごっつぁんプリファイ (2-4)
後4ブラッドムーン(2-2)
先5くるいえぐる (0-2 勝利)

▪︎プランの言語化
お互いウッウを使用して1枚ずつサイドを取り残りサイド4-4となります。

先殴りのプレイヤーはこのタイミングでテツノカイナexを投げて裏にウッウ置き、可能であればトドロクツキexの準備を行います。
(先殴りのサイド:2、後殴りのサイド:4)

後殴りのプレイヤーは返しにツツジと合わせてガチグマexを投げます。合わせてガチグマexに3エネつけることで次ターンのツツジ対策となり、裏にテツノカイナexを準備することでリスクもありますが残りサイド2枚を順当に取ることが可能です。(先殴りのサイド:2、後殴りのサイド:2)

先殴りのプレイヤーは前のガチグマexに対して
①トドロクツキexでくるいえぐる(勝ち)
②ウッウでガチグマexを削る
③ガチグマexでガチグマexを削る
④ロストマインで裏を放置しつつばら撒くorサイド1進めつつ他のポケモンに負荷をかける

上記のプランを選択肢として取ることが多いです。

②、③、④に関してはガチグマexが前で縛れているので逃げるまたは入れ替えを使用する要求を上げることが可能です。

②、④に関しては次ターン相手のテツノカイナex起動で負け

③に関しては次ターン相手のトドロクツキex起動で負けとなるので可能であればツツジの返しにツツジを言って相手の要求を上げたいです。

上記で相手が裏にテツノカイナexを準備しているときはガチグマexで正面を削りつつ裏にルールアタッカーを置くことでツツミ+ごっつぁんの負け筋を消すことができます。

大筋としては上のような動きを目標としてゲームプランを遂行しますが、特定の状況においては他のプランを選択します。

分岐プラン①
先殴り側がかがやくゲッコウガを使用して残りサイドを4から2に進めるプランです。このプランはテツノカイナexで4から2に進めるより後殴り側の要求は高くなります。

後殴り側はサイドを追い付かせる為にはテツノカイナexの起動が必要不可欠ですが、ガチグマexに返されて負けてしまうので3→2からゲームを作成する必要性がでてきます。

先殴り視点はかがやくゲッコウガを投げた次のターンにテツノカイナexを投げれば大体勝ちの状況です。

相手のアタッカー(ウッウ)がバトル場に残りつつキュワワー等を複数倒している場面なので相手の返しの要求値は高めになります。

後殴り視点はかがやくゲッコウガでキュワワーが盤面からが消えているので、ツツミ+ウッウでサイドを1取る→テツノカイナexを通す必要があります。

分岐プラン②
自分のサイドが5のタイミングでテツノカイナexを投げてツツジラインまで踏み込むプランです。

基本的に先にツツジを打たれる展開はハンドが細くなるので避けたいところですが、相手のロストの枚数が2や3などあまり貯まっていない場合ではアタッカーの切り返しとツツジが両立しないのでサイド先攻のまま押し切るプランとなります。

プラン自体はあまり使いませんが、ロストの枚数が少ない場合はルールアタッカーの起動とツツジのプレイの両立が厳しい点は覚えておいて損はないと思います。


③サーナイトex

使用ポケモン:ライコウV、ウッウ、ヤミラミ、テツノカイナex、マナフィ、(かがやくゲッコウガ)、(トドロクツキex)

サイドプランの意識は薄いですが、早めに殴ることを意識します。

今のサーナイトexはふしぎなアメを採用していないケースが多く、殴り出しがそこまで早くないのでこちらから攻めてそのまま逃げ切るプランがベストだと考えています。

現在のサーナイトの構築では、ハバタクカミやクレッフィが標準的に採用されているのでウッウでは殴れないケースが多いです。

ライコウVはHPが200と今のサーナイトexデッキでは倒しにくい耐久を持っているためライコウVに手張りして殴っていく展開が基本プランになると考えています。

ライコウVから展開を作ることで序盤〜中盤のゲームを作ることができるのでそこまで不利な相手ではない認識です。

また、ライコウVを倒すフワンテやサケブシッポ等はウッウで切り返しが効く他、ロストスイーパーできぜつできるHPになっていることが多いです。

中後半のスタンプ+ハバタクカミの押し付けは面倒ですが、それまでにロストを貯める・ハバタクカミを回避するためにテツノツツミを着地させて置く等意識することでそこまで不利なく戦えると認識しています。


④ルギアVSTAR

使用ポケモン:ライコウV、テツノカイナex、ウッウ、かがやくゲッコウガ、ガチグマex、(トドロクツキex)、(ヤミラミ)

こちらもサーナイトex同様サイドプランの意識は薄いです。

序盤は相手の面が薄いので、可能であればカビゴンを避けてルギアVに110点乗せるまたはチラーミィを倒します。

優先順位はチラーミィ>ルギアです。

カビゴンがこちら視点重いので、なるべく避けながらサイドレースを組み立てます。

チラーミィを継続的に狩りながら1-1交換、
ルギアVSTARとライコウVで2-2交換を行います。


基本的にはこちらの方が先に殴れているので、チラーミィを倒した場合はサイド先攻の逃げ切りプラン。ルギアを削った場合はテツノカイナexでサイドを3取るプランを意識します。

ウッウ、かがやくゲッコウガ等を使いながら相手の面にチラーミィを準備させないことで中後半のガチグマexが1回攻撃を耐えるアタッカーとして運用することができます。

こちら視点も相手のガチグマexが重たいですが、テツノツツミで避けることができるので基本的に有利対面だと認識していますが、相手に先2アッセンブルされた展開は微不利の認識です。


7.ロストバレットの確率(おまけ)


調べたロストバレットにおける確率を載せています。

VSリザードン対面の勝率(参考日付2024年4月15日から4月21日)
▷約50.3%

VSルギア対面の勝率(参考日付2024年4月15日から4月21日)
▷約61.7%

VSサーナイト対面の勝率(参考日付2024年4月15日から4月21日)
▷約53.6%

後攻1ターン目におけるおとぼけスピットの確率
▷約30%(100回試算)

シティリーグで使用した構築のキュワワースタート確率
▷約46.4%

シティリーグで使用した構築のサイド2アタッカースタート確率
▷約9.73%


▪︎勝率参考

▪︎スタート確率参考


8.あとがき


ここまで読んで頂きありがとうございました。
結果的にシティリーグは勝てずJCSの権利を獲得するには至りませんでした。幸い、CL札幌に当選しているので次に繋がるよう日々精進して取り組めたらと思います。

YouTubeでの発信やDiscordでの鯖作成等も行っていますのでそちらも是非見て頂けますと幸いです。ではでは。

▽普段あげているYoutubeチャンネルはこちら


▽Discord鯖の参加者募集しています!!(条件あり)


ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?