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仕事で注意された時、謝らないという選択があってもいいんじゃない

こんにちは、あんでぃです。

会社には就職しないぜ!
ってイキった学生時代を過ごした私ですが、気づいたら会社員生活もほぼ20年を経過(笑)
そんな会社員生活どっぷりあんでぃなりのお仕事のコツについて、シェアします。


お仕事を覚える時期は注意されること多いよね

前回の記事では新入社員のお悩み解決について綴りました。

特に新入社員の方は、新しい仕事の手順を覚えるのでいっぱいいっぱいで、注意される機会が多いことでしょう。
星野リゾートのマルチタスクの働き方では、特にインプット量が多く、1日に何度も指摘されることと思います。

先輩からできていない部分を指摘されて、「すみません」と謝ってしまいがち。
でも、私は謝らないという選択も持っていいと思っています。

え、注意されたのに謝らないの?
って思った方、ごもっともです。
かなり賛否両論ありそうなので、理由を詳しく解説しますね。


指摘する側の心理状態

指摘する側としては、人に注意するって、しなくていいならばしたくないです。
でも、仕事の上で、顧客や同僚、会社や地域といったステークホルダーに対してお約束をしているわけで…
(例えば、清潔なお部屋を約束しているから清掃をルール通りに行うとか)
そのお約束をしっかり遵守するためには、したくないことでもしなければなりません。
そこで、とっても考えてしまうのが、
(どう伝えたらいいだろう?)
ということ。

伝えることで相手の自尊心を傷つけないように、細心の配慮をしながら、言葉を選んで指摘するわけです。
しかしながら、どんなに気をつけて伝えたつもりでも、
「そうですか…すみません。(しょんぼり)」
となってしまうことがあります。

そんな時、
(しょんぼりさせてやったぜ!)
なんて考える人はそうそういないとは思いますが、
(どう伝えたらよかったんだろう?)
と悩む方が多いんではないでしょうか。
あまりに相手の落胆ぶりが大きいと、
「あまり指摘しない方がいいかな」
と、注意しなくなるかもしれませんね…

つまり、指摘する側の希望としては、
・仕事のやり方を変えて欲しい
・前向きに受け取って欲しい

の2点に尽きると思うのです。


じゃあ、どうするのさ?

じゃあ、
注意された場合、どう反応すればいいの?
ってことなんですけど、端的にいうとこの2点です。

・感謝を伝える
・どうするか宣言する

例えば、
『客室清掃の鏡を拭く作業が雑だったからこうした方がいいよ』
と指摘されたとします。
そんな時は、
「教えていただいてありがとうございます。これから鏡を拭く際には、こうするように注意します。」
といった感じでしょうか。

この言葉を聞くことができれば、指摘する側としては、
・仕事のやり方を変えて欲しい
・前向きに受け取って欲しい
の希望を叶えられたと安心できます。
そして、これからも何かとフォローしてあげよう、という気持ちになるのではないでしょうか。


本人にとってもいい効果

ちなみにこのような答え方は、指摘される側にとってもいい効果が生まれます。
突然ですが、
「紫色のバナナを思い浮かべないでください!」
と言われたらどうでしょうか?
どうしても紫色のバナナをイメージしちゃいませんか?

思い浮かべないで、と言われていても、人は言葉になったもののイメージをどうしても思い浮かべちゃいます。

他にも、自動車の教習の際に、
「パイロンに気をつけて」
と言われると、パイロンに突っ込んでしまうそうです。
言葉にされたものに意識が向いてしまうんでしょうね。

何が言いたいかというと、
自分ができていないことに注目すると、同じミスを繰り返してしまう
ということです。

だからこそ、自分の作業で注意された場合、
・指摘されたことに対して感謝の気持ちを伝える
・××しないではなく、○○する、と肯定系で理想のやり方を伝える

の2点を意識してみる。
すると、同じミスを防ぐ可能性が高まります。
そして、効果はそれだけにとどまらない。
何よりも、気持ちが上向きになります

だって、感謝を伝えることは自分にとってメリットがあることなんですから。


というわけで、本日はあんでぃなりのちょっとしたお仕事のコツをシェアしました。


おもてなし産業をかっこよく。
あんでぃでした。


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