あんでぃ|星野リゾート

おもてなし業のコツや『星野リゾート』の変わった組織文化やマーケティングを綴ります/4社…

あんでぃ|星野リゾート

おもてなし業のコツや『星野リゾート』の変わった組織文化やマーケティングを綴ります/4社目、勤続12年目に突入/得意&好き⇨組織運営、コーチング、メディア運営、イベント企画、本、瞑想、一人旅 ※投稿内容はあくまで個人の見解です

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リアルRPG タイ旅行チャンタブリー編|旅のカタチ

旅館人による旅コラム、旅のカタチシリーズ。 海外での一人旅というものは、何気に突如さまざまな冒険に巻き込まれます。 本日は、人口50万人程度の地方都市、チャンタブリーでの冒険のオハナシ。 一人旅って自由な反面、結構人恋しくなる 御飯食べるときも、荘厳な寺院を目にしたときも、その感動を共有できる人が隣にいないのは結構さみしい。 普段、当たり前のように家族や友人とご飯を食べているが、それが当たり前のことではない、と改めて気付かされる。 だから、話ができる友達を見つける、と

    • 過剰に反応しない!接客業に最強におすすめしたい習慣をタイで叫ぶ。

      こんにちは、あんでぃです。 本日はタイへの一人旅6日目です。 外は雨。 傘もないので、今日は1日宿のカフェでnote書いたり、本を読んだり、のんびり過ごそうかな、なんて考えています。 どんな1日にデザインするか? そんなことを自由に、主体的に決められるのが旅の醍醐味ですね。 さて、今日は接客業をする方におすすめの習慣についてお伝えしていきます。 その習慣とはズバリ、、、 瞑想です!!! 実は、今回タイに来ることになったのも、この瞑想がきっかけだったんです。 瞑想したこと

      • 「たくさん会話できました!」とお客様との会話が盛り上がることの是非。

        こんにちは、あんでぃです。 普段は島根県のいにしえの湯、玉造温泉の旅館・界 玉造にて、旅館スタッフとして働きながら、旅人したり、ブログ書いたり、イベント企画したりしております。 本日はお客様との会話を盛り上げることの是非について、綴っていきます。 会話を盛り上げる必要ってある? よくスタッフ同士で、 「今日のお客様と会話が全然弾まなかった…」 「お客様といっぱい会話ができました!!」 といった会話を交わしているのを耳にします。 お客様とお話が盛り上がり、ご満足いただけた

        • スタッフが納得感もって経費削減に取り組むには??

          こんにちは、あんでぃです。 現職ではありがたいことに、旅館でたくさんの国の方と接することで多くの刺激をいただいています。 また、過去のお仕事では海外営業をしていたため、いろんな国でお仕事をさせていただきました。 台湾、中国、オーストラリア、モンゴル、バングラデシュ、パキスタン… いろんな国の方とお仕事で接すると、 「世界にはたくさんの働き方があるなぁ」 と思いつつも、 「日本の働き方って特殊だよな」 とも思います。 日本人はめちゃくちゃ働きものだと思うし、 しかも、あらゆ

        リアルRPG タイ旅行チャンタブリー編|旅のカタチ

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          リアルRPG タイ旅行バンコク編|旅のカタチ

          旅館人による旅コラム、旅のカタチシリーズ。 本日はリアルRPGとなった冒険のオハナシ。 バンコク二日目。 朝起きて、顔を洗い、ホテルから外に出る。 目の前の幹線道路は相変わらずの交通量だ。 思ったほど暑くない。 六時半に開店するスタバに足を運んだ。 香ばしいコーヒーの香りで脳が徐々に覚醒する。 NOTEを一記事仕上げた。 そして、どんな1日にしようかと想いにふける。 僕は今日の冒険の書を確認した。 新しい土地にくると、さまざまな冒険が存在する。 僕は以下の3つのクエ

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          宿泊してみた|細かすぎる星野リゾートOMO関西空港レビュー

          先日の記事では、関空経由で海外一人旅をすることになり、OMO関西空港へ宿泊する経緯を綴りました。 本日は、関西国際空港を利用する方向けに、OMO関西空港の利便性などを細かすぎるくらいにレビューしていきます。 宿泊を検討されている方の参考になれば幸いです。 OMO関西空港から関西国際空港へのアクセスまず気になるところは、空港へのアクセス面ですね。 OMO関西空港は、JR・南海線「りんくうタウン」駅が最寄駅。 「りんくうタウン」駅5番出口より徒歩約1分とありますが、びっく

          宿泊してみた|細かすぎる星野リゾートOMO関西空港レビュー

          お心付けという日本の素晴らしい文化を海外に持ち込んでみようか|旅のカタチ

          こんにちは、あんでぃです。 普段は島根県にある古の湯、玉造温泉の界 玉造にて旅行者のおもてなしをしております。 ただ、今は逆におもてなしを受ける側でお勉強中。 タイへの一人旅をしております。 今日は旅館人としての実験をしてみましたのでご報告をば。 お心付けのエッセンスを海外でも さて、日本には「お心付け」という独自の文化がありますね。 仲居さんにポチ袋やティッシュで包んで渡すアレです。 お心付けは西洋のチップとは意味合いが異なると思います。 チップはいいサービスをして

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          僕は今、関空近くをチャリンコで爆走している|旅のカタチ

          時刻は17時。 少しづつ日が暮れかける大阪府泉佐野市。 関空とタオルとふるさと納税で有名なあの町だ。 僕はいま、その旧市街をチャリンコで爆走している。 慣れないチャリンコで。 知らない土地を。 でもその一漕ぎ一漕ぎを、僕は全身で楽しんでいる。 なぜそうなったのか? 経緯をお話していこう。 大型連休いただきました。 私が所属する界 玉造は館内施設の修繕などにより、約1ヶ月の休館に入っている。 そこで働く私たちには大型連休がやってきた。 先日、こんな記事を書いた。 僕

          僕は今、関空近くをチャリンコで爆走している|旅のカタチ

          満足度の高い接客をするにはこの三点だよ!と私は新入社員に伝えた。

          最近、新入社員からこんなことを聞かれました。 「以前あんでぃさん宛てにこんな感じのお客様の声があったと聞きました。 あんでぃさんみたいにお客様に満足いただくにはどうしたらいいですか?」 なるほど。 お客様に満足していただきたいというピュアな思い。 向上心があって、素敵すぎる。 これはなんとしても答えてあげたい。 自分で言うのもなんですが、結構同じようなお褒めの言葉をいただくことが多いです。 どうしてでしょうか? 一言で言えば、「歴史が好きだから」に尽きます。 ただ、

          満足度の高い接客をするにはこの三点だよ!と私は新入社員に伝えた。

          よそ者という視点。だから私は旅に出る。

          「田舎を盛り上げるのに必要なのは、若者・よそ者・馬鹿者だ!」 という名言を聞いたのは、何年前のことだったか。 瀬戸内海に浮かぶ人口600人程度の小さな島。 町のご意見版のようなオヤジに聞いた言葉だ。 今でもずーっと胸に響いている。 当時は、海外でのお仕事を終え、もっと日本を知りたい欲求がむくむくと湧き上がっていた。 妻と日本各地を回ろうと、島の旅館でアルバイトをしていた時のことだった。 「都会にヒトモノカネが集中し、地方は疲弊している。」 そんな言葉や意識が飛び交っている

          よそ者という視点。だから私は旅に出る。

          『地方に移住したいから』と星野リゾートの門を叩いた元キャリアコンサルタント

          今日は自分語りです。 私が星野リゾートに転職した理由について。 「高級旅館での接客スキルを身につけたい!」 とか、 「地方を盛り上げたいんです!」 なんて高尚な理由だったわけではありません。 「地方へ移住したい」 と、とってもシンプルな理由でした。 でも、そんな理由でもいいんじゃないかな、って今となっては思うんです。 目標が見出せなかった30代 星野リゾートに入社する前の私。 正直、今後の人生に迷っていました。 新卒入社した会社で3年。 転職して海外で1年勤務。 帰

          『地方に移住したいから』と星野リゾートの門を叩いた元キャリアコンサルタント

          10年間の旅館経験で役に立ったクッション言葉

          おそらく数百年前の温泉旅館のお客様は、そのほとんどが湯治(温泉にはいって療養すること)を目当てにしていたことでしょう。 いまや、温泉旅館に宿泊するお客様の目的は様々。 多様な目的を持ったお客様へ、 こうだったらいいなを察知する。 こうだったらを叶える。 それだけでなく、 こうだったらを超えた滞在の演出をする。 予想外の感動が生まれる… そんな場面を演出することができるのが、旅館業の難しさでもあり、醍醐味でもあると日々実感しています。 本日は、滞在の演出をするための接客用語

          10年間の旅館経験で役に立ったクッション言葉

          接客をしたくないのに旅館で働く後輩のオハナシ

          星のリゾートの働き方シリーズ。 今回のテーマは「接客嫌いな人がどう働くか?」 以前、後輩スタッフのAさんはこんなことを言っていました。 「お客様が感動する仕掛け作りに興味があります。でも、接客(お客様対応)は正直苦手なので、なるべくしたくないです!」 接客したくない!? なんでここにきたの? と口に出しそうになったのを押しとどめ、その言葉を咀嚼してみました。 なぜ、彼女はここで働けているのだろうか?と。 接客を避けて旅館で働くことができるか? 旅館業といえば、接客業

          接客をしたくないのに旅館で働く後輩のオハナシ

          界巡りをしてみよう!日本全国の界の予約・空室状況一覧

          「界巡り」という言葉がだいぶ浸透してきたように感じます。 様々な温泉地に展開する温泉旅館ブランド界を巡り、各地の温泉で現代風湯治を楽しむ。 地のもの、季節のもの、趣向を凝らした食事を楽しむ。 ご当地楽を中心とした、日本全国津々浦々の文化や伝統に触れる。 そんな日常と非日常の境界を過ごす。 界は施設ごとにコンセプトがあり、楽しみ方は人それぞれ。 その違いを楽しもうと、界巡りをする方が増えています。 界の予約状況 といっても、年々施設数が増えていくため、 どこの界に行こう

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          新入社員の悩み。せっかちなゲストに説明を省略すべきかどうか?

          旅館に宿泊する際に、チェックインに時間がかかるなぁ、と思ったことはないでしょうか? 宿泊業の中でも、特に旅館はチェックイン時の説明にとても時間がかかります。 というのもホテルと違い、旅館には温泉やアクティビティーといった寝食以外の体験価値を提供しているために他なりません。 チェックインのお出迎えから、ロビーでのウェルカムドリンク、館内設備や食事時間、催し物の案内など、10分から長いところでは30分程度かかることも… 旅館側としては、しっかりと滞在を楽しんでいただくために説

          新入社員の悩み。せっかちなゲストに説明を省略すべきかどうか?

          マルチタスクって本当に効率的なのだろうか?【星野リゾートの働き方】

          星野リゾートの特徴的な働き方といえば、マルチタスクによるサービスチーム。 その働き方が果たして効率的なのかどうか?について本日は考えていきます。 そもそもサービスチームとは? 過去の記事でもご紹介してきましたが、そもそもサービスチームの概念はただのマルチタスクの業務とは違います。 経営戦略の中で紹介されている通り、 「マルチタスクに全ての業務を同時にこなしてくださいね!」 と言うのではありません。 あくまで目的は顧客接点を多く持つことであるというのがサービスチームの考え

          マルチタスクって本当に効率的なのだろうか?【星野リゾートの働き方】