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「箱根と鎌倉」近距離2拠点生活をはじめてみて

こんにちは、「〇〇と鎌倉」の狩野です。
去年の8月に箱根町のお試し移住プログラムに参加して、12月には古別荘を購入し、週1ペースで鎌倉から箱根に通う暮らしを始めています。

けっこうなスピード感で決めましたが、それもそのはず、なんと温泉付300坪で400万円!(交渉後価格です)

サニーパーク 外観④

私たちが購入した物件は森の中に建つ小さな古家。

箱根だけでなく全国で起きている現象ですが、1970年代後半以降の別荘ブームで建てられた別荘が相続の際に手放されるケースが多く、けっこう驚くような価格で市場に出ています。(10万円のリゾートマンションとかはエリアによってざらに見つかります、賃貸じゃなくて売買価格!)
別荘地の場合は、毎月管理維持費がかかることもあり、使わないのであれば早く手放したいと、価格を下げるケースも多いそうです。売りたくても売れず、管理維持費ばかりかかる別荘は”負動産”と呼ばれているらしい、、怖い!

一方、別荘地ならではの魅力ももちろんあります。我が家がこだわったのは森の中にある静かな環境と温泉

サニーパーク お風呂場②

古家についているお風呂。契約すれば源泉かけ流しの温泉が楽しめます。

これから数年後、数十年後はわかりませんが、現時点(購入後丸3か月)での実感として、2拠点先として古別荘を買うというのはけっこうありだなと思ってます。

2拠点先として古別荘を薦める3つのポイント

1.家具など買わずにすぐに使える
別荘は、使用頻度が少ないこともあり、家具や照明などが状態よく残っているケースが多い気がします。我が家の場合、使えそうなもの(冷蔵庫含)を残してもらったこともあり、布団以外大きなものは買わずにすぐ住める状況になりました。

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照明は、きれいにしてそのまま使っていきます。

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アップサイクルするか検討中の家具たち。とりあえずきれいにして使ってます。

2.管理事務所のありがたみ

マンション暮らしの方は別として、戸建ての場合、2拠点で生活する際ネックになるのがごみ捨て問題。曜日が合わないと捨てられないので、最悪生ごみを持って移動するハメにもなりそうです。。別荘地の場合、不定期での利用が前提となっているため、敷地内のごみ収集所に曜日問わず捨てることができるのは、想定していなかっただけに助かっています。
また、2拠点生活の場合は、鍵を閉め忘れたとか、水抜きをし忘れたといった心配事に自分で対応できないケースもありそうなので、管理事務所の存在はありがたいです。(だから管理費が発生するわけですが、笑)

3.静かな環境と安心感の両立
我が家の場合、鎌倉の自宅が海から近く、裏が山という自然に恵まれた環境なので、箱根では森の中にポツンとあるようなさらに静かな環境を求めました。とはいえ人里離れたポツンと一軒家はハードルが高く(夜怖くて不安になりそう、、)、結果的に静かな環境と安心感を兼ね備えた別荘地に行きつきました。実際住んでみると、真冬は全くといっていいほど人の気配がなかったり、庭に鹿が出たりとどきどきするようなこともありますが、、

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10年以上ほぼ手入れをしていなかった森のような庭を少しづつ整備しています。

近距離だからこその関係づくり

今回の2拠点生活は、地域と地域をつなぐ「〇〇と鎌倉」としての実験でもあります。箱根と鎌倉は、共に観光地で近距離ゆえ、すでに地域間の往来はあるので、通える距離だからこその新たな人や地域の関係性づくりにチャレンジをしてみたいと思っています。

これから両地域の人を交えたイベントなども少しづつできたらと思っていますが、コロナ禍ということをふまえ、「箱根と鎌倉」の楽しみ方や近距離2拠点生活に関する情報発信から始めてみました。

「箱根と鎌倉」2大観光地をつなぐインスタグラム

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「箱根と鎌倉」のインスタグラムを開設しました。2大観光地のとっておきの楽しみ方や近距離2拠点ならではの面白さをお伝えできたらと思っています。アップペースはまだスロウですが、ぜひフォローをお願いします! @hakone_kamakura




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