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[Sunken Islands] アトランティス 失われた人類史と文明の痕跡

※この記事はRhマイナス血液から見えてくる世界が知らない人類史 Part 1, Part 2の続編記事となります。
まだお読みでない場合はまずは以下のリンクよりPart 1、2をご覧ください。

Rhマイナス血液から見えてくる世界が知らない人類史 Part 1⬇️

Rhマイナス血液から見えてくる世界が知らない人類史 Part 2⬇️

Part 2 のおさらい

クロマニョン人に焦点を当てた前回の記事の要点は以下です。

•クロマニョン人の化石の出土地は西ヨーロッパ、北アフリカに集中しており、Rhマイナスの割合が高い地域と一致している。

クロマニョン人の化石の発掘マップ

•クロマニョン人は突出した顎を持つ最初の人類であった。
脳の大きさは現代人の平均1400-1500ccよりも大きい1600ccであった。
他人種と比較して高身長であった。

クロマニョン人の復元イメージ

•カナリア諸島のグアンチェ族、そして現在のスウェーデンのダーラナ地方の人々が当時のクロマニョン人の遺伝子に最も近いとされている。

グアンチェ族のミイラと復元イメージ
ダーラナ地方の女性

•クロマニョン人の学名は "Homo sapiens sapiens"でありクロマニョン人の出現=現世人類の誕生と学術的に認識されている。

•クロマニョン人という呼称は現在では解剖学的現代人、現世人類という言葉に置き換えられ、使われなくなっている。

•遺伝子解析の結果、クロマニョン人の遺伝子が現代ヨーロッパ人の遺伝子とほぼ同じであり、現代ヨーロッパ人の起源はネアンデルタール人ではなくクロマニョン人であることが判明している。

ネアンデルタール人とクロマニョン人の比較

•二万年前のクロマニョン人が描いたラスコー洞窟の動物壁画は星座を描いたものであり、クロマニョン人が天文学の知識を有していたことが分かっている。

ラスコー洞窟の壁画と天文学知識の痕跡


そして、最後にネバダ大学バスク研究センターとヘレナ•P•ブラヴァツキー夫人の見解を基に伝説とされているアトランティスがRhマイナス血液とも関連しているバスク人、グアンチェ族、クロマニョン人の起源ではないかということに言及しました。

本記事ではRhマイナス血液の起源を追いかけた末にたどり着いたアトランティスを伝説としてではなく、科学的な視点から検証していきます。

ではEyes Wide shut(すっかり閉じた目)ではなくEyes Wide Open(しっかり開いた目)の状態で扉の奥に進んでいきましょう。

Goodbye small world.

プラトンのアトランティス伝説

まずは基本的なおさらいとして、アトランティス伝説の起源についてWikipediaに書いてある内容を見てみましょう。

アトランティスは、古代ギリシアの哲学者プラトンの著書『ティマイオス』及び『クリティアス』の中で記述された伝説上の広大な島、及びそこに繁栄したとされる帝国。プラトンの時代の9000年前に海中に没したと記述されている。

Wikipedia  アトランティス

アトランティスは大陸ではない

一つ目のポイントとして、よく大陸として認識されているアトランティスですが、アトランティス伝説の起源であるプラトンの著書には大陸ではなくと書いてあります。
沈んだ大陸と言った場合には一気にあり得なさそうな伝説に聞こえてしまうためどうしてもその存在は否定されやすくなってしまいますが、伝説の起源をしっかり辿ってみると、そもそもアトランティス=島として語られていることが分かります。
アトランティス大陸ではなくアトランティス島と言い方を変えるとガラッとイメージが変わり、急に現実味が増してくるのではないでしょうか?

アトランティスはどこにあった?

次にアトランティスの場所ですが、プラトンは以下のように語っています。

This power came forth out of the Atlantic Ocean, for in those days the Atlantic was navigable; and there was an island situated in front of the straits which are by you called the Pillars of Heracles; the island was larger than Libya and Asia put together, and was the way to other islands, and from these you might pass to the whole of the opposite continent which surrounded the true ocean.

この勢力は大西洋(アトランティックオーシャン)からやって来たのだ。
大西洋が航行可能だった頃の話である。
そして、ヘラクレスの柱と呼ばれる海峡の正面に一つの島があった
その島はリビアとアジア( 現在の小アジア地方)を合わせたよりも大きく、他の島々への経路となっており、これらの島々から大海に囲まれた反対側の大陸のあらゆる場所に行き来することができた。

プラトン ティマイオス クリティアス

リビアとアジアを合わせたよりも大きくとありますが、ここでいうアジアとは現在のようなユーラシア大陸中央から東アジアにかけた広大なアジア地方の事ではなく、現在の小アジア地方の事を指しているため、解釈に誤解がないようにお気をつけください。
当時のリビアとアジアの概念は以下の地図をご参照ください。

当時の地図から見たリビアとアジア


"大西洋が航行可能だった頃に、ヘラクレスの柱の正面にリビアとアジアを合わせたよりも大きな島がありその他の島々への経路となっていた"
とありますが、これは大西洋に連なる島々を経由しながら反対側の大陸に船で渡ることができたという事を表しています。
プラトンの記述が本当だとするならば、ヘラクレスの柱の正面に中心となる大きな島があり、今の日本列島のように南北に長く連なる列島が大西洋にあったというような解釈が浮かび上がってきます。

アトランティスはいつ沈んだ?

アトランティスがいつ沈んだのかに関してですが、プラトンの著書ティマイオスとクリティアスは今から2383年前の紀元前360年に残された書物とされています。
プラトンが生きていた時代の約9000年前にアトランティスが沈んだとされているため、逆算すると2383年 + 約9000年 = 約11383年前となります。
これはあくまでプラトンの記述をそのまま基にした計算ですが、アトランティスが沈んだ時期は約11400年前前後という推定が成り立ちます。
そして、アトランティスが沈んだと推定されるちょうど正にその時期に、地球ではとてつもない大変革が起きていました。

気候変動と地殻変動

アトランティスが沈んだ大きな原因は気候変動地殻変動の2つが考えられます。
順番に見ていきましょう。

更新世(氷河期)から完新世(温暖期)へ

まずは気候変動です。アトランティスが沈んだとされる時期とほぼピッタリ重なる今から11700年前に氷河期とされる更新世(こうしんせい)が終わりを迎え地球は温暖期である完新世(かんしんせい)へと突入しました。
英語では氷河期である更新世をPleistocene(プライストウシーン)といいます。

The Pleistocene often referred to colloquially as the Ice Age is the geological epoch that lasted from c. 2.58 million to 11,700 years ago, spanning the Earth's most recent period of repeated glaciations.
更新世は口語ではよく氷河期として言及される、258万年前から11700年前までの間に起きた氷期と間氷期を繰り返す地球の直近の氷河期間のことである。

Pleistocene より

なぜわざわざ英語のウィキから引用したのかというとなぜか日本語のウィキだけ258万年から約一万年前までと肝心な部分をぼかした表現になっていたためです。
ちなみにフランス語や中国語で検索しても同じ258万年から11700年前という情報が出てきます。
このように情報のちょっとしたニュアンスが変わるだけで非常に重要な点と点が繋がらなくなってしまう場合があるため同じ事象でも複数言語での検索が非常に大切です。
以下は参考までに時期に関するニュアンス違う日本語のウィキページです。

更新世 日本語のウィキページ
更新世 ウィキ 英語版
更新世 ウィキ フランス語版
更新世 ウィキ 中国語版

英仏中、どの言語でもしっかりと11700年前というキーワードが確認できたかと思います。

話がそれてしまいましたが、アトランティスが沈んだとされている同時期に地球の気候は温暖期である完新世に突入しています。


地球全体を覆っていた莫大な量の氷が溶けたことにより、地球上にはとてつもない量の水が増えました。

その結果起きたのが海面上昇です。

地球全体で90m~120mの海面上昇が起きました。

つまり、アトランティスが存在していたとされる時期の大西洋の海面は現在よりも90m~120m低かったのです。

では大西洋の海面を気候変動以前の氷河期に戻してみるとどうなるか見てみましょう。

氷河期の大西洋の地図

なんとプラトンが描写した通り、ヘラクレスの柱の正面には大きな島が現れました。
そして、いくつもの島々が南北に渡って連なっています。
この場合は当時の造船技術でも列島の島々を渡りながら反対側の北米南米大陸まで難なく航海ができそうですね。
海面上昇が原因であることに着目し浮かび上がってきたアトランティスの輪郭から"大陸"ではなく"列島"であったということも頷けるのではないでしょうか?

大西洋中央海嶺(Mid-Atlantic ridge)

次にアトランティスが沈んだ2つ目の原因である地殻変動を見ていきます。
沈んでしまったアトランティス列島があった場所に位置しているのが大西洋中央海嶺(たいせいようちゅうおうかいれい)です。

大西洋中央海嶺

北極海からインド洋にまで連なる大西洋中央海嶺はマグマによる海底火山活動が活発な地殻変動地帯のため、とても深い海底をイメージしがちかもしれないですが、実は海嶺の一部は海面上に姿を現しています。
その代表的なものが一国家であり35万人の人口を抱えるアイスランドです。

アイスランドと火山噴火

アイスランドは北大西洋に浮かぶ島であり、その面積は大韓民国全体を上回り、地球全体の中でも大きな島である。この島はグリーンランドの東、北極圏のすぐ南に位置している。発散型プレート境界である大西洋中央海嶺が海面上に露出したものである。

Wikipedia  アイスランド


アイスランドでは最近大規模な火山噴火が発生しニュースとなっていましたが、そもそもアイスランドは火山活動が非常に活発な大西洋中央海嶺の一部であり、海嶺が海面に露出した島なのです。
このようにアトランティス列島が沈んでしまった2つ目の原因は火山活動が活発な大西洋中央海嶺の一部であったことに起因する地殻変動だったのではないかと思われます。
気候変動と地殻変動が活発な時期と言えば正に今私達が生きている現代です。
激しい火山噴火が始まったアイスランドの動向は今後も要注視していきたいですね。

アゾレス諸島とアトランティスの痕跡

アイスランドの他にもう一つ大西洋中央海嶺上に露出し、現存する島々があります。
それがポルトガル領のアゾレス諸島です。

9つの島からなるアゾレス諸島

アゾレス諸島(Azores)

以下の画像から見て分かるようにアゾレス諸島の位置はプラトンが描写したヘラクレスの柱の正面にある島の位置と一致しています。
つまり、アゾレス諸島はアトランティス本島の標高の高かった部分が沈まずに島として残ったのではないかと思われます。

アゾレス諸島と大西洋中央海嶺

ポルトガル沖約1000kmの大西洋上に浮かぶ。1427年に発見された。リスボンから約1500km、北アメリカの東端から3900kmの位置にある。火山が起源で、九つの島からなる。ピコ島の火山ピコ山は標高2351mでアゾレス諸島のみならずポルトガルの最高地点である。

Wikipedia アゾレス諸島 より

その中でもピコ島のピコ山は小さな島にもかかわらず、ポルトガルの最高値点2351mの高さを誇ります。

ピコ山の美しい景色



非常に興味深いのがアゾレス諸島の歴史の概要です。

カルタゴ人による紀元前の遺跡が2011年に発見されたが、以前からヨーロッパの古典詩・サーガに登場する『西方の島々』のモデルと考えられていた。
1427年、ポルトガル人ディエゴ・デ・シルベスによって「発見」された。マルティン・ベハイムによれば、1431年にエンリケ航海王子の配下の船長のひとりによって発見されたという。1439年以降植民地化が進むが、初期はポルトガルからの移住者を中心とするものの、各国から移住者があった。その地理上の位置から、新大陸への重要な航海基地となった。
1583年、スペイン王フェリペ2世がポルトガル王としてフランス人商人を排除するためにアゾレス諸島に船団を派遣した。アゾレス諸島は、ポルトガル領の中で最後までハプスブルク朝スペイン王フェリペ2世のポルトガル支配に抵抗した土地となった。

Wikipedia アゾレス諸島 歴史より

カルタゴ文明の痕跡

カルタゴ人による紀元前の遺跡が発見された。

15世紀にポルトガル人により発見されたとされているアゾレス諸島ですが、実は近年15世紀以前どころか紀元前のカルタゴ人(フェニキア人)の遺跡、ケルト文化を彷彿とさせる巨石遺跡や古代の船の錨など既存の歴史を覆すような事実が次々と発見されています。

詳しくは以下の現地インタビュー動画をご覧ください。

こちらは巨石を積み合わせ作られた遺跡です。

イギリスの巨石遺跡と同じ構造だと語られています

中の様子からも自然にできたのではなく人が作った遺跡であることは明白ですね。

ご覧のように入口はケルトのドルメンそのまんまです。

こちらは岩に穴を開けた古代の船の錨だそうです。

15世紀にアゾレス諸島にやって来たポルトガル人の船は鉄製の錨を使っていたため、彼らが到来する以前からアゾレス諸島に別の文明があったことは間違いなさそうです。

こちらは紀元前のカルタゴ人の遺跡とされる場所の一つです。

中には人工的に開けられたたくさんの穴があり、この穴は遺灰を納める穴で、遺跡は現在の納骨堂のような役割を果たしたと推測されています。

そしてこれと同じような構造の納骨堂遺跡はいろんな国で見つかっています。

イタリア
イスラエル
スペイン
ヨルダン

そして、どの国もフェニキアの文化が繁栄していた地中海に面した国々であり、ポルトガル人の到来以前に、アゾレス諸島に栄えていたのはフェニキアから拡大したカルタゴ文明である可能性は非常に高そうです。

また、最後までハプスブルク朝のポルトガル支配に抵抗した土地とありますが、未だにこれだけの発見が事実として認められないのにも古代から続く旧文明と新文明の争いが背景にあるからだと思います。

中世ではプロテスタントとカトリックとして知られるこの2つの勢力の争いは紀元前文明 vs 紀元後文明の構図であることがなんとなく見えてきたのでないでしょうか。

アゾレス諸島とピコ島のピラミッド

アゾレス諸島に残されている古代文明の痕跡はこれだけではありません。
実はピコ島には140基に及ぶ大小様々なピラミッドが発見されており、現在考古学者による研究が進んでいます。

ロバート•セパ-さんのこちらの動画では、ピコ島のピラミッドが紹介されています。
英語がわからない方でも現地の映像から内容が伝わると思うので是非ご覧ください。

こちらが代表的なピコ島のピラミッドです。

ピコ島のピラミッド
上空から見たピラミッド

石の積み上げ方が以前紹介したカナリア諸島テネリフェ島のピラミッドとよく似ています。

テネリフェ島のピラミッド

そしてまったく知られていませんが、実はイタリアのシチリア島にも似たようなピラミッドがあります。

シチリア島のピラミッド

シチリア島といえば、カルタゴとローマによる地中海の覇権を巡る争いが起きた場所です。
今回は深掘りしませんが、現代も続く紀元前文明と紀元後文明の争いに関しては以下の歴史を知ることで背景が見えてきます。

古代からの争いは未だに終息せずに時代、場所、名を変えてはずっと続いているのではないでしょうか。

アゾレス諸島の海底ピラミッド

アゾレス諸島に残されたピラミッドはピコ島だけではありません。
2013年5月にとある地元の漁師がテルセイラ島とサンミゲル島の間で新たな漁のポイントを探している最中にGPSで水深40m地点に巨大な何かがある事に気付きます。
彼は画面に映し出された映像からそれが完璧な正方形のピラミッドであることを発見しました。

以下は発見した漁師の英語字幕付きのインタビュー動画です。

"エジプトのギザのピラミッドのような完璧なピラミッドの形だ"と証言されています。

海底ピラミッドを発見した漁師の男性

その後ポルトガル海軍による本格的な調査によりこのピラミッドは、
2万年間水中に沈んでいる大きさ約8000平方メートル、高さ60メートルであることが発表されました。
8000平方メートルの正方形は一辺が89m、これに加え高さが60mあるため、かなり大きなピラミッドであることが分かります。

8000平方メートルの正方形

以下はテルセイラ島とサンミゲル島の間に見つかったピラミッドの周辺の地形図です。
比較的水深が浅い黄色のゾーンにピラミッドが立っているのが分かります。

海底ピラミッドの地形図

もうこれはアトランティス文明の存在を否定する方が無理があるのではないかと思ってしまいますが、当然このピラミッドが人の手により作られたものかどうかは未だに不明とされています。
ピラミッドの起源にしても、やはりエジプトというイメージがあるかと思いますが、アゾレス諸島の海底ピラミッドは既に二万年間も海底に沈んでいるとされています。
もしこれを人工の建造物だと認めるのならあの偉大なエジプトのピラミッドでさえも比べ物にならないくらい遥かに古いため、ピラミッドの起源=アトランティスとなり一気に常識が根底から覆ることになります。
私達が生きている間にこのピラミッド、そしてアトランティス文明の存在が事実として認められるかどうかは分かりませんが、少なくともこの記事を読んだあなたにはこれらの痕跡の存在が本記事を通してしっかりと認識されたはずです。
ただし、この事を知った上でどう判断するかはあなたの自由意思に委ねたいと思います。

最後に

本記事を通して今までアトランティスを伝説として認識していた方、さらにはよくわからないと半信半疑だった方も認識が変わったのではないかと思います。
特にこれまで語られてきたような大陸ではなく、実際には列島であると認識するだけでも見え方やイメージが変わったのではないでしょうか?
実は僕自身が元々アトランティスにはロマンがあり惹かれてはいたものの、映画作品の題材にもよく使われたり、都市伝説として様々な説が扱われているため、いまいちスッキリしないし怪しいなぁと思っている一人でした。
その考えが変わったのが身近な経験からRhマイナス血液の事を気になり調べ始めたことでした。
今回のシリーズ記事の流れのように、Rhマイナス血液の起源を調べ追っていくことでバスクに繋がり、フェニキアに繋がり、クロマニョン人に繋がり最終的にまさかの今まで疑っていたアトランティスへと到達し僕の中では伝説が現実に変わってしまったというわけです。

ということでこれからは、

"アトランティス大陸"を伝説で語る

ではなく

"アトランティス列島"を科学で見る

をテーマに研究を続けていこうと思います。

これからもまだまだ語りたいないアトランティス関連の記事をお届けしていくのでお楽しみに!!

※この記事の内容に関して賛否両論あるかとは思いますが、この記事の内容が100%真実だと押し付けるつもりもなければ、別の見解をお持ちの方と議論するつもりもないのであくまで一探求者の意見として参考にしていただければ幸いです。

では最後にアトランティスにロマンを感じ、想いを馳せる全ての方に向けDonovanの名曲Atlantisを翻訳と共にお送り致します。
是非翻訳した歌詞を見ながらお聴きください。


The continent of Atlantis was an island
アトランティス大陸は島だった
Which lay before the great flood
大洪水以前に存在した
In the area we now call the Atlantic Ocean
私達が今ではアトランティックオーシャン(大西洋)と呼ぶ地域に
So great an area of land, that from her western shores
とても偉大な土地、その西海岸から
Those beautiful sailors journeyed
美しい船乗り達は旅をした
To the South and the North Americas with ease
In their ships with painted sails
ペイントされた帆船で難なく南米へ北米へ
To the east, Africa was a neighbor, across a short strait of sea miles
東へ、短い海峡を通ればアフリカもお隣さ
The great Egyptian age is but a remnant of The Atlantian culture
偉大なエジプトの時代もアトランティス文化の面影さ
The antediluvian kings colonized the world
大洪水以前の王様達は世界を支配した
All the gods who play in the mythological dramas
神話の劇を演じたあらゆる神々
In all legends from all lands were from fair Atlantis
あらゆる土地のあらゆる伝説もアトランティスから
Knowing her fate, Atlantis sent out ships to all corners of the Earth
運命を悟ったアトランティスは地球の隅々に船出した
On board were the Twelve
船には12人
The poet, the physician, the farmer, the scientist The magician and the other so-called gods of our legends
詩人、医者、農家、科学者、魔術師に神と呼ばれる偉人達
Though gods they were
彼らが神だったとしても
And as the elders of our time choose to remain blind
我々の時の先人達は盲目である事を選ぶ
Let us rejoice, sing, dance and ring in the new age
さあ祝おう、歌おう、踊ろう そして新たな時代を迎えよう
Hail Atlantis!
アトランティス万歳
Way down below the ocean
深い海の底に
Where I wanna be, she may be
僕がいたい場所、あるのかもしれない
Way down below the ocean (below the ocean)
深い海の底に
Where I wanna be, she may be
僕がいたい場所、あるのかもしれない
Way down below the ocean (below the ocean)
深い海の底に
Where I wanna be, she may be
僕がいたい場所、あるのかもしれない
Way down below the ocean (below the ocean, way down, way down)
深い海の底に
Where I wanna be (where I wanna be), she may be (she may be)
僕がいたい場所、あるのかもしれない

Donovan - Atlantis (1968)

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次回もお楽しみに。

To be continued

2024年1月2日

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