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不妊治療は親に明かさない派

ちょっと今日の話題は暗めの愚痴です。
ご気分に合わせて読んで頂けたらと思います。

両親への妊娠報告は母子手帳をもらってから、と心に決めていました。 
うちの両親(主に母)はとにかく心配症。過干渉な面が長年悩みの種で、ライフイベント毎に自分の選択に反対されることも多くて苦労しました。仲が悪い、という訳ではありませんが正直何でも相談できる関係ではないです。友人が「そんな話題も?!」というようなことをお母さんに話していると聞く度に少し憧れのような、羨ましい気持ちがありました。
心配をかけるとわかっている話題を極力避けて、当たり障りなく。文だけで見ると、ちょっと冷たいようにも感じますね。でも自分なりのいい距離感を模索する中でそうなっていきました。

不妊治療したことを伝えていませんし、今後も伝えることはないと思っています。
多分、ですがもし明かしていたらそこまでしなくていいと止められていたと思います。
今は実家から遠く離れた県で暮らしているのでばれずに治療しやすい環境にありました。
義両親にも伝えていませんが、こちらは通院で多々謎の休みを取っていたので薄々何か思っていたのかも?(特にお互い触れていないので真相は不明です)
ただでさえメンタル崩壊する治療中に、母からの心配が加わっていたら途中で心折れていたかもしれません…。


という事情もあって、普通なら反応が楽しみ!となりそうな妊娠報告の場面ですが、ちょっと憂鬱な気持ちを抱えつつ意を決して電話しました。
電話越しの母は驚きのあまりしばらく絶句し、「何て言っていいかわからない…」と一言。
「おめでとう、なんじゃない?」と私が言わなければおめでとうも出てこなくて、横で反応を聞きたいと様子を伺っていた夫も苦笑気味でした。
母的には、子供を持たない選択をしていると思っていたそうです。(不妊治療の話をしていなかったからそう映っていたんですね)

里帰り出産を考えている、ということについてもすぐにOKの返事はもらえず2週間ほどすったもんだしてやっと引き受けてもらえることになりました。
お世話になる身だから贅沢を言ってはいけないのですが、こんなにアウェー感ある里帰りになると思ってなかったので結構へこみました。
もう諦めてこっちで産もう、というところまでいきかけました。でも、家業の繁忙期と重なる可能性があってほぼ一人出産もあり得るのは不安だし…。

姉の子のお手伝いをしてからかなり年月が経過しており、母は体力面含め不安なようです。高齢出産で、同じく歳を重ねた両親に負担をかけてしまうので申し訳ないです。
でも、でもなー。
もう少し明るいムードにはならなかったのだろうか、なんて思う自分は贅沢者なのでしょうか。



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