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【家族の話】 祖先の辿ると、どこに行き着く?戸籍謄本でふるさとを知る方法


現在、スーパーカブ90というバイクで日本一周をしています、SEIYA(@seiyaaa_8)です。祖先を辿ったり、地域とデザインの可能性を探っていく旅をやります。旅の資金は旅中に稼ぐというサブミッションのもと仕事をしながらも、ためになりそうな情報はしっかり残そうと思ってブログ始めました。がんばります。押忍。



日本一周についてのブログ。
を書く前に、まずは今回の旅の目的の一つ「祖先巡り」について書きます。

前回の長期バックパッカー旅は、2017年。
かれこれ、5年ぶりの長旅です!


自分の親族が元気なうちに、どうしても「自分の祖先を辿ってみたい」というのがあって、今回の旅のサブミッションにしました。

「ってか、祖先ってどうやって辿るんだ??」

ってことで、調べてました。

いろんな方法があるんですが、
とりあえず「戸籍謄本」を使って辿れそうです。


戸籍謄本を取りに行く!

じいちゃんに、旅の数日前に「祖先を辿るために、市役所に戸籍謄本を取ってくる」という話をすると、ドサッと資料が出てきました。

母方のじいちゃん(小野家)

爺「これ、小野家の戸籍謄本。」

なんとまあ、じいちゃんも戸籍謄本全部集めているではありませんか(祖先を辿りたいのは血筋なようですね笑)

なんと、明治初期の戸籍謄本まであります。笑
ということで、母型の方は一気にヒイヒイヒイヒイじいちゃんである「塩沢五右衛門」という人まで辿り着きました(誰)


父型の方の戸籍謄本探しもチャレンジ。
そうすると、おじいちゃんは養子であることが判明して、元々は名古屋の方が実母で、東京の大塚誠也金之助さんのところに養子縁組で渡ったようです。

市役所に行く前に実際にじいちゃんに話を聞きに言っていたけど、本人すら確実なことはあまり知りませんでした。とにかく元気そうでよかった!



戸籍謄本をGETする条件

はい、ではまずは戸籍謄本をもとにどうやって辿れるのか簡単に説明します。これ、みんなできるはずなんでぜひやってみてください!

まずは、自分の本籍を知る必要があります。
(わからなければ市役所で住民票をGETしましょう!)

本籍がわかったら、次は市役所で申請すれば祖先の戸籍謄本が手に入ります!ただし、条件が2つ。

〈祖先の戸籍謄本をGETする条件〉
①自分が直系の子孫であることを役所で証明しないといけない
②祖先が本籍を置いていた街の役所でしか取得できない

どちらも満たせた場合のみ、もらえます。

例えば、ひいひいじいちゃんの戸籍謄本を取る場合。

〈条件①直系の子孫の証明〉に関しては、自分が父親(除籍されていない場合は自分のでOK)、じいちゃん、ひいじいちゃんの戸籍謄本を持っていれば直系の子孫だと証明できるのでクリア。

〈②祖先が本籍地で取得〉はひいひいじいちゃんが本籍を置いていた役所でないと取れません。ただし、郵送で取り寄せることも可能だそうです。

ちなみに、戸籍謄本には祖先の男性の妻子が掲載されています。そして、引っ越しなどして本籍を変えている場合も「以前の本籍」の記載があるので大丈夫。少しずつでも、基本辿れるはずです!

市役所で申請するとき、請求の理由で家系図を作りたいなどいうとスムーズです。その市役所で取れる祖先の戸籍謄本を取れるだけ取りたいと伝えましょう!


〈祖先を辿る時の注意〉

実際に自分の場合は、辿っている途中こんなことがありました。

・字が読めないことがある(達筆すぎて)
・空欄がある場合もある(理由不明)
・焼失した可能性もある(東京大空襲などで)

実際に、父方のじいちゃんの方は途中で断念せざるを得なくなってしまった…


祖先を辿りだして、わかってきたこと

・まだ見ぬ故郷がある
神奈川県育ち、ひいばあちゃんちは山梨。
なので、ずっとその二つしか故郷がないものだと思っていました。しかし、戸籍謄本を辿っていくと祖先が名古屋にいたり、小田原にいたりしたことがわかってきました。(まだ100%ではないですが、福島も可能性あり!)

山梨の祖先ファミリー

・戸籍謄本は「親ガチャ」
自分とは縁もゆかりもなかった土地がどんどんノスタルジックに見えてきます。戸籍謄本を取りにいくとき、自分は「親ガチャ」だと思ってます。これ、悪い意味の方ではなく、いい意味で親の親の親がどんな土地で暮らしていたのかを知れるのですごく楽しい。という意味です。

・家族としっかり話す時間は大事
今回、改めて家族としっかり話す時間がとれました。滅多に昔の話を一方的に掘り下げたりはしないので、すごくいい機会になりました。(知らないことが本当にたくさんある…!)

コロナ禍で、祖父母と2年ぶりの外食
母親と100億年ぶりのサシ飲み(初)



祖先を知る、家族を知る

祖先を知ると、自分がいかにたくさんの人の繋がりの中で生まれたかが改めてわかってくると思います。これから、日本一周の旅を通して「共通の祖先を持つ人」に会いに行こうと思ってます。その土地で、ゲストハウスをすることになったら、最高だなあ…とかも考えたりしてます。

「自分の親戚、全員この地域の生まれだし…」って方も、故郷はきっとあるあります!元々、人間は東アフリカあたりにいたとされていて(アフリカ単一起源説)そこからきたんです。だから、100%何処かのタイミングで移動しているはずです。

….とまあ、そんな途方もない遠い祖先とは別に、
ちょっと自分の一世代前の話をさせてもらって記事を終わろうと思います。

父親は自分が中1の時に亡くなりました。
自分の親がどんな人だったかを知りたいというのもあって祖先を辿っているのかもしれません。もし、自分の両親がまだ生きている人は、ぜひ両親に色々むかしの話なんかを聞いてみて欲しいです。(後悔する前に)

ベンチプレス大好きな父さん、世界7大フルマラソン制覇しようとしている母、インド文学を専攻していた妹(すんげえ顔してる)



最後に。人は、いつ死ぬかマジでわかりません。
人生は一回。
毎日楽しく生きて行きましょう!日本一周も世界一周も、やりたければやりましょう!やり方がわからなければ、今からnoteで書いていくのでぜひ参考にしていただければと思います。

祖先を辿っていると、そんな"生きるありがたみ"が感じられて、人生一回であることや自分がたくさんの命の先に生きているということが実感できます。

なので、ぜひ祖先、辿ってみてください!!



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