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【ワイドのすすめ】〜ワイドは跳ねる!!〜

馬券の買い方

これについては競馬を嗜む人の永遠の課題だろうと思う。

あかさびのスタイルや方針についてはプロフィール設定にもなっている前の記事に全て書いてあるのでまずはそれを前提として読んでみてほしい。

結論から言うと、買い目はまずワイドを考える事!!
そしてオッズの目安は10.0倍がつくライン。
ワイドを上手く組めるようになると三連複に繋がるのでこれは後述していく。

ワイドは皆さんご存知かと思うが「拡大馬番号二連勝複式」のことで、1着〜3着のうちの2頭を着順を問わずに当てればいい馬券種。

穴党にとってこんなに美味しい馬券はない。

1〜3着のうち着順を問わずに1頭を当てれば良い複勝もあるが、当然これは的中しやすい分オッズも低くなる。
複勝で高額配当を狙うには2桁人気の馬や単勝オッズ100倍に近い馬を狙っていかないと目安としている10.0倍の配当には到底及ばず、もちろんそのような人気の無い馬が馬券内に来る事はなかなか無いので、1人気の単勝を10回買う方が配当の期待値は高いと思う。
そんな2桁人気の馬でもワンチャンスあると見たのであれば、オッズが10倍着くなら無理に他の馬券種にせずゴーサイン!!こう言う時はワイドよりも大穴複勝を押さえるべき。とあかさびは思ってる。

話を戻して、そんな冒険をしなくても、中穴あたりから美味しくなるのが穴馬ワイド。3人気-6人気あたりのワイドが拾えれば場合によっては20倍ほどになるケースもあるし、大穴が絡めばワイドで万馬券なんて言うこともぼちぼちある。

ワイドは人気有力馬が馬券に絡んでくる確率が間違いなく高いと想定される時、単勝1.台のあからさまに強力な馬がいる状況でも3着には来るかも?な人気薄を1頭狙うことによって大きな配当が期待できる。紐荒れを拾えたら良いよねと言う戦法。

例を出すと2023年宝塚記念
当然のごとくイクイノックスの勝ちが見込まれたレースなわけで、まさかがあっても馬券外に沈むことはほぼ考えられない状況。
こんな状況であるにも関わらず、世間がノーマークだったスルーセブンシーズがあわやイクイノックスを差すのではないかと思わせるほどの好走で2着にぶっ飛んできた。後の凱旋門賞4着馬なのは言うまでもないがこの時のスルーセブンシーズは10人気だ。

イクイノックスから三連単や三連複の馬券を握っていた人も数多くいたと思う。というか大半の人がそうだったんじゃないかな。それが堅実だし。
単勝にうん十万行けるようなブルジョアでもない限り三連系行かないと配当妙味なんてほぼ無いと想定されたレース。
こう言う時こそ「確実に取れそう」と気が大きくなるのが人間の心理で三連単に手を出してしまう。

この時、イクイノックスの馬券内がほぼ確実というボーナス的な状況にも関わらず、三連系の馬券(この時は二連系も)がスルーセブンシーズのおかげでかなりの数が紙屑となってしまったわけだ。ボーナスタイムでも的中できなければ元も子もない。

イクイノックスのようなぶっちぎり人気馬が硬そうな時は三連単にしなければオッズの妙味も無くなってしまうのは事実。だから三連単に行きがちになる。
少し奇をてらった三連複なんかを買ってみたりもあると思うがこれもイクイノックス絡みでは配当も大きくなりづらい。
どちらにせよ「なんか1頭人気薄が入ってくれたらな」と考えれば考えるほど買い目がどんどん広がっていくのが三連系の馬券。


余談だけど、結構多いのがnoteを販売している予想家さんの予想ってこの三連単、しかもマルチを推奨していることが多い。
このマルチは結果的に着順を問わない保険をかけるためなのだが、あかさびのように庶民が嗜む程度の買い目としてはあまりにも高額になりすぎる。
これではなかなか手が出せないし、そうなると毎度買えるような馬券種でもない。挙句の果てにはハズレた時のダメージは致命傷にもなりかねない。

なら三連複にアレンジすれば良いじゃんという声も聞こえてきそうだが、その着順を問わない要素が最初からついていることによって配当は天と地の差がある。単勝340円、複勝110円、三連複380円、三連単3000円みたいなカチカチのレース、良くあるよね?

話を戻して、、どうせそうなるのであればオッズの見込めない人気馬を無視して着順を問わずに残り2頭を当てるだけのワイド方が妙味があるのはお分かりいただけるだろうか。

着順が関係ないところがミソで、2頭だけ選べればいいし、馬券内ならどこでもいい、さらにはイクイノックスがもし負けても大丈夫みたいな要素が加わることによってグッと的中条件が優しくなる。

もし、イクイノックス1頭軸の三連単フォーメーションを組んでいるのなら、その2列目と3列目の馬のワイドを買えば良い。点数が多くなるなら10倍つかない買い目は切り。

必ず頭に入れておいて欲しいのが穴馬を絡めていること!!!
これが絶対条件。そうじゃないと10倍のオッズになるのは難しい。

上に書いたようにどうせカチカチの決着で終わってしまうなら取れなくても良かったレースと割り切って欲しい。

着順が関係あるけど、それを着順問わずにするための保険に高額課金して馬券内全てを当てないといけない難しい馬券を買ってカチカチの結果だったら非常に切ない。この高額保険がトリガミの大きな原因だし致命傷の原因。

だったら最初から人気馬絡みの買い目はやめよう。
三連単に入れようと思っていた額を穴馬絡みワイドに入れた方がプラスに持っていける期待値は高くない?なんなら三連単マルチ1回に入れるだけの資金があれば穴馬狙いワイドを何レース分かに配分することだって可能だ。

三連単や馬単の爆発力は確かに魅力的だけど、穴馬絡みのワイドを取るための試行回数を増やした方が長い目で見てプラス収支の期待値は高いと思う。なんと言ってもリスクが少ないの、ワイドは。

あかさびは豆馬券で楽しむけど、その穴馬絡みのワイドは大体3頭ボックスか穴馬軸で3〜4頭に流して、掛け金の10倍くらいが取れたらいいなという買い方。

3頭箱なら3点300円で2000円くらいの配当が目安。

3人気,中穴,中穴 とか
大穴,人気,人気薄 とか
その辺はケースバイケース。

これも一気に20倍の配当を狙うわけではなくて、10倍くらいのオッズを狙っているわけだから1000円ぐらいのリターンで700円ほどのプラスでしかない時も多々ある。

穴馬を絡めている分ハズレの確率も高いが、人気で決まったらしょうがないと割り切っているし、3点ほどであれば特に大きなダメージもない。すぐまた次の穴馬が来そうなレースにシフトできる。

そしてワイドのいいところは的中時に2枚抜きや3枚抜きが可能なところ。
3頭のうちの2頭を当てればいいわけだけど、最初から無視することにした人気馬が飛んでしまったらどうだろう。

もし自分の買い目にいた馬から3頭で決着すれば、人気馬が飛んで跳ねた配当が2つ取れることになる。そうなると10倍想定の配当が2つとも取れて2000円を超えることになる。オッズはどうあれおまけにもう1組も取れる。

ほら、なんかワイドでコツコツ増やしていくのなんか魅力的に感じてこない?
これ回数重ねればいいんだからね。
100円馬券の話だと分かりやすいかな、1回300円で5回ダメでも-1500円。
5回のうち1回でも当たれば1000円〜ほどの配当だからまあトントンにはなる計算。

ただし、、、
ワイドは跳ねるんだよ。

その1回の的中で20倍のワイドが取れたり、はたまたもっと大きな配当のワイドが
取れたら300円のワイド3頭ボックス、あと何回できるかな?

それで10回に1回くらいまた大きめなの取れたら結構プラスになっていくの。


そしてそして、、爆発力が小さい分シンプルに競馬たくさん見れるってのも楽しいんだこの買い方。
お金がなくて競馬できない、、は切ないし寂しいからこれで良いんだ馬好きにとっては。

さて、ここでワイド2枚、3枚抜きについてもう少し

これは大まかに考えると三連複が的中した時と同じ組み合わせでもある。

同じ3頭の馬を選んだ時でも三連複1点をドンピシャ的中させなければいけないのとでは多少違うんだけどね。ワイドならどこかが欠けてもとりあえず馬券は的中になるからリスクという点では三連複に比べて物凄く低い。

とりあえず先に考えるのはワイドの馬券で何かしら引っかかればプラスになる計算。

この穴馬絡みワイドに慣れてくると、同じ要領で今度は三連複4頭ボックスに繋がってくるのさ。
三連複も3頭選ぶだとドンピシャ3頭を選ばなきゃいけないということなのでハイリスクな1点になる。
だからワイド3点の方がリスクが低いからこっちをオススメするのね。

このワイド3点の場合と同じような考え方で三連複も4頭のボックスなら着順も関係ないし、軸飛びや相手漏れのリスクも軽減できるから3頭を選ぶ1点ではなく、4頭にして組み合わせの幅を持たせて保険を足してみようって感じ。

ワイド3頭ボックスは3頭選んだ中から2頭馬券内に来ればいいから保険が1頭追加できているってイメージ。買い目も3点。
少なくていいけど穴馬絡みで的中させるにはかなり絞りきれないといけないのも難点。かと言ってワイドで4頭ボックスにすると6点の買い目になってしまう。

ただでさえ配当の小さめなワイドに6点行くのであれば、三連複4頭ボックスも視野に入ってくる事をお伝えしたい。

三連複4頭ボックスは4点になるのでワイド4頭ボックスの6点よりも買い目を少なくできる
ワイドで買おうと思ってた3頭に1頭保険を追加するだけでもこのようにワイド4頭箱の6点か、三連複4頭箱の4点、この2つの選択肢が出てくるわけだ。

ワイド4頭箱の場合(馬券内2/4頭)の6点か
三連複4頭箱の場合(馬券内3/4頭)の4点か

但しワイドは全部(3/4頭)来たら2枚、3枚抜きの付加価値がある。

三連複は的中の条件が難しくなる分配当は大きくなるね。

一概にどっちが良いとも言えなくて、本当にケースバイケース。

ただでさえ穴馬を絡めている状況においては的中率を取るか高配当を狙うか、これはワイド2枚抜きと三連複を比較してどっちの方が美味しいかを締切前のオッズとかを見て判断して欲しいんだ。

三連複4頭ボックス
ここは1人気を保険にしたっていい。
買い目には穴馬も選んでいる三連複だから。

穴が来なくて他の2頭と1人気が来たら安くなっちゃうけど、買った4点分のお金より配当がつけば幾分かプラスにはなるしマイナスにはなりにくいと言う理由。これがワイドとは違う点。

1人気絡みのワイドとなると雀の涙。だからワイドの時は人気馬を無視する。


具体的な例を書いてみようと思う。

【2023年宝塚記念】
1人気 ◎ イクイノックス 1.3
2人気 ○ ジャスティンパレス 8.5
3人気 ▲ ジェラルディーナ 13.8
4人気 △ アスクビクターモア 14.3
10人気 ⭐︎ スルーセブンシーズ 55.7

ここで買いたいのは⭐︎スルーセブンシーズ
あかさびは当時「グランプリ男は何かやる」というオカルト的理由だけで⭐︎を選んだのは置いておいて、⭐︎を絡めた人気が薄いところのワイドか三連複を買う程で行く。(実際は⭐︎の複勝を買った)
買い目に入れるオッズは10.0倍前後が下限。

【ワイド3点箱】各100円の場合
投資300円
▲-△12.8 ←投資の4倍
▲-⭐︎46.9 ←跳ねる
△-⭐︎50.4 ←跳ねる
この中から1つでも取れればプラスだし、2枚抜きもあり得る

【ワイド4点箱】各100円の場合
◎を入れて確実に的中を狙うパターン
投資600円
◎-▲3.6 ←ガミ
◎-△3.3 ←ガミ
◎-⭐︎9.7 ←ギリプラス
▲-△12.8 ←投資の倍
▲-⭐︎46.9 ←跳ねる
△-⭐︎50.4 ←跳ねる
2枚抜きもあり得るが◎絡みは⭐︎が来ないとほとんど追加した意味がない。
だったら上◎-▲,△の2点を消しにして4点でいい。

【三連複4頭箱】各100円の場合
投資400円
◎-▲-△21.4 ←投資の約5倍
◎-▲-⭐︎72.4 ←跳ねる
◎-△-⭐︎88.1 ←跳ねる
▲-△-⭐︎715.1 ←跳ねる
三連複にしている分的中が難しくなるが4点。
さすがに▲-△-⭐︎の期待値はほぼ見込めない。

このように3パターンを比較すると個人的にはワイド4点箱が1番微妙なんだよね。
結果的に的中率を上げるために追加した◎の保険がほとんど意味を成してないし、的中してもガミかほぼ元返しみたいな結果の可能性が高いのであれば三連複の方が良くない?みたいな。
外れても4点だし。また次に期待しようみたいな感じ。

ワイドも4頭ボックスになった瞬間、プラスになる期待値が実は結構低くなるんだな。よくできてるほんと。

ちなみにこの時の⭐︎複勝は5.6倍ついていた。
結局カチカチで決まるだろうな、と予想しているのなら仮に1000円の予算で買い目を作るなら複勝に厚めに回したい感じ。

であれば
断然1人気を無視して
複勝⭐︎500円→2800円
ワイド⭐︎,▲,△3頭箱各100円→4690円or5040円
計 2800円+(4690~5040円)-投資800円=7490円〜の配当

結果的に小銭投資からの万馬券近い額である。
これは最高に上手くいった極端なケースになってしまうけれども、基本的にあかさびが狙っている買い目はこうだ。

こうやって穴馬からのワイドの考え方で3着以内にとりあえず入ってくれれば的中になるようなレースを見つけて、なるべくリスクも少ない買い方で馬券種とオッズの比較をしていくとマイナス収支が嵩んでいくスピードよりもちまちまプラスになっていくスピードが上回るし、具体例のような大穴が時々来てくれれば大きくプラスになる。

この少しづつプラスになった収支がマイナスに突入する前に次の穴馬ワイドの的中を繰り返していくのが目標で、この積み重ねが結構馬鹿にならない金額になって行ったりする。

人気薄の良さげな馬を見つけたらワイド!!!
これでいいと思うんだ。

馬連(馬複)とか馬単は1,2着を当てなきゃいけないので、人気どころが絡む確率が圧倒的に多い。
だからあかさびはあまり手を出さない。リスクの割には美味しくないなーと思って。

穴馬ってのも3着に来てくれれば上々なわけで、その3着だと馬連馬単は的中できないんだよね。

だから馬連馬単は比較的堅そうなレースだけど1人気の頭は怪しいぞという時に買うべきなのかなと個人的には思ってる。

その時の馬単は人気の薄い方を頭に!!
◎が3着以下想定なら
馬単▲-○
馬連○-▲ or ワイド○-▲
の2点を抑えるのがコツのように思う。

保険として馬単の表裏を買うのはあまり推奨できない。
どちらかが必ずハズレ馬券になる。

オッズが高くなる人気が薄い方頭の馬単を押さえ、保険は馬連かワイドにすれば、予想通りになった時には2枚抜きとなる。
保険もかけつつオッズの高い方の馬単も取れるし、馬単が取れなくても保険だけは担保されている状況を作れるわけである。
2点で買っているならワイドも2倍つけばマイナスにはならない計算。
選んだ馬が着外に沈んだ時も2点なら諦めがつく。

こんな感じで、いかにリスクを減らしつつ的中時には投資額よりも大きな配当を得られるかを中心に買い目を組んでいくと自ずとワイドの安定感と爆発力は魅力的なんだな。

空に大きく咲く花火を上げるのではなくて、砂浜でできる花火をたくさん確保できればそこそこ豪華で楽しくなるよねって感じ。

と、長々とワイドの魅力を伝えてみたわけだけど、根本的にこれは穴馬を見抜く力がないと成り立たないので、その穴馬探しに役立ちそうな情報を今後このnoteに書いていけたらなと思う。

あかさびの馬券の買い方のベーシックな部分を紹介してみた。

頻繁に更新するのはTwitterなので基本的にはそちらに。
リアルタイムなパドック返し馬情報なんかもそっちでやってるので良かったら見てやってください。


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別に何も思いつかなかったので誰かに教えてあげてください。

役に立つかは分からないけど。


今回はこれでおしまい。

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