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いつ旅立ってもいいように生きられてますか?

あーなんだです。

肝硬変→肝臓癌となっていた義父が思いの他早く逝去。

告別式の準備などで土曜の夜からどばたばたとしていました。


■義父の旅立ち

義父が亡くなる当日、義理の姉から、義父の様子がおかしいと連絡をもらってすぐに向かったものの臨終には間に合わず。
腹水が溜まっての緊急入院から退院して、わずか4日後のことでした。

もう家に帰れなくなるかもしれないからと、予定より早い退院を勧めたお医者さんの判断は恐ろしいほど的確でした。


退院して来た義父は、ひたすら寝ていたかと思うと、服を脱ごうとしたり、やたら落ち着かなかったりと、これまでとは違う行動が目立っていました(せん妄と言うらしい)。

あまりにも落ち着かなくなったため、訪問医さんに睡眠薬?の点滴をしてもらったところ、その後1日眠っていました。

薬が切れて目が覚めたのが、亡くなる当日。

またそわそわと落ち着きがなくなって、両手を上げて泳ぐ?ような仕草をしたり、目を見開いて宙を見たりという状況だったようです。


訪問医さんに確認をしてもらってから手近な葬儀場を急いで手配、夜のうちに安置所に運んでもらいました。

その後も葬儀のプラン選びや親族などへの連絡、参列者の確認をしたり、何だかんだと大変でした。

■子どもたちの様子

子ども達がどうなるか心配なところがありましたが、どちらかというと退院してきて酸素用のチューブを鼻に入れたり、痩せたりして様子が変わった義父を見た時の方がショックだったよう。

実際に死んでしまった姿を見た感想を聞いてみると、人形みたいに見えた、
置物みたいに見えた、など的確に捉えていました。悲しいというのはもちろんありますが。
あーなんだがあれこれ言うまでもなく、生きている時との違いを理屈抜きで体感したようです。

今回死に目には会えませんでしたが、退院後の義父と会って話もできたことは幸いなことでした。

■今後と雑感

あーなんだが気をもんだとてあまり力にはなれないかもしれないのですが、義理の母の今後が気がかりではあります。
しばらくは、義理の姉や妻と一緒にいろいろな手続きをするので大丈夫かなと思っています。
諸々落ち着いたあたりで温泉でもご案内しようかと。

妻も妻で、覚悟はしていたと言いながらもショックはショックでありましょうから、食べ過ぎ飲み過ぎなどの現象が発生しないか様子を見ようと思っています。

お義父さんにおかれては、霊界?に旅立つ四十九日が来るまでの間、この世とあの世の境目界隈で心残りのないよう過ごしてもらえれば、と思っている次第です。
死んでも死なない理論の話をお義父さんにしたか覚えてないのですが、今頃死んでいないことにびっくりしているのではないかと勝手に想像しています。


人間はとにかく死ぬまで生きればよし、何で死のうが死んだ時が寿命、というのがあーなんだの考えですが、言うは易し。
いざとなればそんなにすっきりとは思えないかもしれません。

きっと後悔のない日々を送ることでしか、すっきり晴れ晴れと旅立つことはできない。
ハードル高めですが、可能な限り生き切った感を感じて一日を終えたいと思います。








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