30代半ばでひきこもった話 その2
あーなんだです。
ひきこもりの話の続きです。
前回その1はこちら。
せっかくひきこもり脱出のチャンスだったのに、決まった仕事を3日でバックレ辞めてしまったあーなんだ。
我ながら3日で退職なんて…という落ち込みもありました。
しかし、一旦巣穴から出た勢いで、またパソコン関連の仕事をネットで探し出しました。
のんびり屋で後回し大好きのあーなんだもさすがに危機感を感じていたのだと思います。
■あーなんだの社会復帰第2戦
いろいろな仕事を検索する中で、ウイルス対策ソフトに関するテクニカルサポートセンターの仕事を見つけ、運よく採用されました。
入った当初はオペレーターとして、パソコン用ウイルス対策ソフトのインストール方法や使い方、エラーの解消方法について電話で答えていました。
しかし、1日7時間、8時間としゃべるのはなかなかにしんどい…。
コースセンター経験があるとはいえ、長時間しゃべることはそこまで得意ではない。体力が続かない。
仕事を始めて2週間ほどで、この先どうしようかと考えていました。
とは言え、そう簡単にまた巣穴にこもるわけにもいかない…。
すると、現場マネージャーから、オペレーターではなく、管理者の一人としてやってみないかと声をかけられました。
むろん2つ返事でOK。
テクニカルサポートや以前も管理職の経験があったこと、歳もそれなりで何とかうまくやれそうと思ってもらったようです。
センターの規模も拡大中だったのも追い風でした。
オペレーターが話すためのスクリプトや対応フローなどの資料、シフト作成、研修などコールセンターの現場運営の諸々をこの時期に経験しました。
■あーなんだ、新業務の立ち上げで苦労する
しかし、管理職になって数ヶ月後、新しい業務の立ち上げをいきなり任された時はかなり苦労しました。
内容はパソコン用ウイルス対策ソフトに申し込んだけれども、パソコンにインストールしていないお客さんに電話をかけてインストールの方法などを伝える業務でした。
サポートの内容的には問題はないものの、やったこともない立ち上げの段取りを一人でしなくてはならず右往左往。
特に電話をかける先の管理ツールや方法というところがあーなんだはさっぱり分からず。
それでも他の人の協力を得て、何とか予定期日にスタートさせることができました。
あーなんだにその仕事を振ったマネージャーは、クライアントからの信頼も絶大で有能なのですが、人の配置やフォローは得意でなかったと後で分かりました(あーなんださんならできると思うからお願いしまっす!という感じで、無茶振りの投げっぱなしをしてしまう)。
立ち上げ準備ががなかなか進まず立往生している時も、「あーなんださん、どうですか?」の一言でおしまい。。。
初めての仕事を誰かに振ったら具体的なフォローを忘れるな、という原則を学びました。
後年、別の業務で人の配置やフォローがまずくて失敗し、現場を混乱させて炎上させていました。
本当にいい人で有能なんですが。
この苦労して立ち上げた業務で今の妻と知り合うことになったのですが、この話はまた後日。
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