【ゆるブートキャンプ定例会】対話と記録によるサブリミナル効果
2023年7月19日
いや厳密には日付が変わって7月20日。
こんな時間にわたしは鶏むね肉を茹でている。
消費期限が迫っている鶏むね肉を何とか加工してしまわねばいけないからだが、何とかしなければならないのはわたしの頭のなかも同様だ。
先ほどフリーランスチームの定例会が終わった。
新しい働き方LAB研究員制度の企画として、「セルフ働き方改革」にフリーランス3人チームで取り組んでいる。
今日はその月1回の定例会だった。
感じることが多くあり、鍋の湯がゴブゴブと沸騰するのを眺めながら、脳内ではあれやこれや言葉を必死に沸き立たせている。
ブラック労働からすこやかな生活へ。
この1ヵ月で目標を成し遂げたわけではないが、ただ漫然と過ごしてきたわけでもない。
意識しなければ夕立のように過ぎ去っていくひと月を、多少なりとも良い意識を持って過ごせた要因には間違いなくチームの存在と「記録」への取り組みがある。
※記録を始める背景はこちらの記事に書いています
チームの存在がもたらすサブリミナル効果
チームでの活動とはいえ日々密にコミュニケーションを取るわけでもなく、メンバーとの接触頻度はさほど多くない。
けれども、目標を共にし、月に1回顔を合わせるチームの存在そのものがわたしの意識に影響を与えている。
たとえばチームのSlackに書き込みがあったときには、目標とする「セルフ働き方改革」をうっすらでも思い出す。
定例会の日付が19日に決まれば、「定例会前に7月前半を振り返っておくか」と、ふだんはしない月半ばでの振り返りをおこなう。
6月後半からnoteも今までにない頻度で更新している。
日々を記録する目的もあるがしかし、メンバー2人ともnoteをちょこちょこ投稿しているために触発されている部分もある。
日常生活を送るなかで、チームの存在がサブリミナル効果のように効いているのだと気づいた。
メンバーとの対話による原点と成長の確認
定例会といっても議題がきっちり決まっているわけではない。ただ、お酒片手にゆるりと語らっているのにだいたいの話題が仕事に帰結していくのがわれわれチーム。
さらに3人とも「ランサーズブートキャンプ12期生」であり、同じ時間を共有した仲間だというのも大きい。
がむしゃらにがんばったブートキャンプ時代から、それぞれ1年を経て、今は働き方を1UPしたいと思っている。
話していると「あの頃」描いていた理想のフリーランス像を思い出せるし、1年間の成長にも気づける。
たとえ今壁にぶつかっているとしても、その壁は1年前には目の前に現れることさえなかったから。
ひとりで仕事をしていると、どうしても目先の収入や、足りない知識・スキルを追いかけてしまいがちだ。知らず知らず心も荒みやすい。
そうではなく、フリーランスとしてもっと根本的に追いかけたい気持ちや姿が、風のように吹き込んでくるのを感じる。
月に1回のタイミングで心の換気をしてもらっているようだ。
記録によるサブリミナル効果
わたしは働き方改革の一環として、記録を心がけている。
時間の記録と、気持ちの記録である。
何に何時間を使ったかをスケジュール帳に、日々の考えはnoteに記している。
(スケジュール帳のほうは雑になってきているので、今一度引き締める)
スケジュール帳やnoteを開けば、やっぱり「すこやかに働こう」という初心を再認識するし、開く頻度がより日常的になるほど、目標も自分に深く落とし込まれると思う。これも一種のサブリミナル効果だ。
それに、記録するからこそ変化に気づける。
アハ体験の動画がわかりやすいだろう。
じわりじわりと変化するから「あれ?どこが変わったんだっけ?」と変化に気づけない。
自分はなにも成長していないように思えるし、下手したら「年のせい」といった思考停止の理由で片づけられてしまう。
人間の変化はアハ体験のようになめらかではないけれど、それでも上がったり下がったりを繰り返してグラデーションに近い様子で変化・成長していく。
だから記録しておかないと「いつの間にかこうなっていた」、「以前はどうだったっけ?」、「何をがんばっていたんだっけ?」、「そもそもがんばっていたっけ?」と、変化する前の自分を思い出せなくなってしまう。
後悔しても仕方がないけれど「あのとき記録に残しておけば」と思ったことは一度や二度ではない。
記録についてはまだ定着したとはいえず、スケジュール帳も空白がちらほら見られる。
それでも、変化はあった。
今までは「1週間、せいぜい1ヵ月の、仕事の見通しを立てるだけで精一杯」だったが、「目先すぐ収入にはならない自己投資的な取り組みについての、3ヵ月・半年のビジョン」を自然と描けるようになっていた。
これには自分でも驚いた。
今おこなっている記録は後々自分を助けてくれると確信した。成し遂げたい目標があるときにはとくに、記録は有効な手助けとなる気がする。
来月はもっとすこやかに
心身の健康を取り戻す足しになれば…と始めた瞑想とラジオ体操が3週間続いている。
続いてくると次のアクションを取り入れたくなるもので、ぼちぼち食生活へも意識を向けたい。
深夜に茹でる鶏むね肉もまた、単なる思いつきではなく目標達成への布石なのである。
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