見出し画像

ミンヒジン代表会見。から学ぶ、日本・韓国企業の違いと労働環境。

ミンヒジンさんの会見後、HYBE側の主張。
真相はわからない。というのは大前提として。
企業人として、この問題をウォッチ、そして、想定、して
自分の頭でも考えてみる。ことをしようとする大人は多い。と思う。

何故か。それは、毎日が戦いだから。笑。

日々、交渉、MTG、
企業内折衝、激つよMGとの負け戦MTGや、
ここを絶対に、YESをいい形でとらなければ!な、勝負のMTGの準備など。。。
毎日を戦うみなさん。おつかれ生です✨

そんなみなさま、なら、きっと、
普段から、別のチームの話や、他社の件など、聞きながら、
自分だったら、、、、
いやその一手はやばいだろ、、、
きついなそれ、、、、、など、
戦いのイメトレをされていることと
思います笑。


そんな企業戦士のみなさんにとって、
このミンヒジンさんの会見と、
また、韓国では、会見後に、彼女がスーパースターになっている
という話。


とても不思議に思いませんか???


私は、日本人として、日本企業、グローバルと働いてきましたが、
とてもとても不思議に思いました。
いち子会社のトップが、たとえ、意地悪をされたとしても、
所属アーティスト(Newjeans)の
カムバ(日本語でいうリリース。楽曲リリースに伴い、前後で
KPOPでは音楽番組にでたり、配信があったり、とにかく大切な時期)
の前の時期に、親会社の情報を暴露してまで、戦う会見をする。


しかも、スーツも着ることなく、とてもとてもラフな言葉で
会見をし、親会社のトップをひどい言い回しで呼びながら、
とにかくできる限りの手持ちの情報を出し、戦う。まさに、
戦いに出てきた。という雰囲気。


私は、日本で働いてきた社会人としてそれをみて、
親会社の情報ここまで暴露したら、
いくらkpopのトップレジェンドクリエイターですといっても、
信用をなくすし、次の投資はとれない人になる。
企業人としてアウト。だな。と。


ところが、韓国では、この会見によって、
民意が180度ミンヒジンさんよりになったと聞きました。


???????


自分の会社お抱えのアーティストのために、
親会社とちゃんと関係築いていこうよ。
今まで何をやっていたんだい???(日本からの気持ち)
親会社のHYBE
(BTSを一からUSで売れるところまで押し上げ、
たくさんの音楽制作会社も買収、現在は、マルチレーベル形式で
世界中でビジネス展開中。weverseという自前のアプリがあり、
それを通じて配信、メンバーからのコメント、CDを買うところまで
全て行うことができ、とんでもない数の国からアクセスができます
つまり、販売ルートがアマゾン!ということな企業です。)
と子会社の関係のなかで、
クリエイションだけが、仕事じゃないじゃーないですか。
親会社の社長と仲良くするための接待や政治?
ちゃんとやってなかったの??????

素朴な疑問として↑↑が湧き上がってきました。
だから、友人ともそう話したし、
日本のSNSでは私と同じような見解、たくさん見ました。


クリエイションだけが、仕事だとおもうなよ!!
政治だって、コミュニケーションだってデザインのうち
(なかなかできない人多いけど)


という感情まで吹き出し。て。

ところが、韓国では、嘘の背任容疑をかけられて、
クビになることが多くあるという話。
また、敵視されていたチーム自体が、敵と、
されている場合があり、社にのこっても、意地悪を
されるなど、いろいろなことがあるようです。


なんて大変なんだ。


韓国は就職が大変とは聞くけれど、そのあとも、
本当に大変なんだなと思いました。


あの会見をみて、共感、支持するひとが多く
いるんですね。
すごく、胸がくるしくなりました。


働く時の姿勢や、大前提の考え方。
本当に、国、企業、文化、によって本当に、違う。
でも生死にかかわるほどに違うこともある。


でもだからといって、
ただ傍観しましょうというのも違う。

黙っていたらなにもできないけど、相手が怒っているなら、
聞けば!わかることもある。
それを学んでおくことは、お仕事をご一緒
するかもしれない、相手の国の人を理解することになると考えています。


今回に関しては、
韓国語もはっきりわからないのにものをいうなよ!!!!
というSNSでの発言も多く見ました。


ごめんね。と今は思う。


でも、私が思うのは、
日本人がこの件に関して、
”ニュジを巻き込むな”とか、
”自分の名誉のことしか考えてないの?”とか
いうのは、韓国語が鮮明にわからなかったから。ではなくて、


親会社の情報を
自分の名誉を守るために暴露した。という部分。


日本であれば、信用も落ちるし、
今後の投資、してもらえなくなるのでは?
というほどの、信用を落とす行為だからです。


HYBEという会社のチームを含めた資産をつかって、
ミンヒジンさんがつくられたグループ
そのグループの作品を世界にとどける。
というなかで、日本からみると、
HYBEの力を(”もしも”意地悪されたとしても)
つかった人。という認識になります。


そのHYBE(親会社)の情報を暴露して攻撃。
というのはやはり、理解が難しい。


でも、韓国では、それぐらいのことはされてきたし、
それぐらいの、攻撃で、自分と、自分のチームを守る。
という戦いはある。ということなんですね。


そもそも、どうしてこんなにこじれてしまったのだろう。
と、たくさんの人が嘆いていると思うのですが、
そういった、”うまくやれなかったのか??”
についても、国が変われば、”うまくやる”の部分の
意味合いが大きく違うのかもしれないです。


親会社と子会社、
社長やチームやマネージャーとのやりとりも。
日本では、”政治”の部分になると思いますが、
その政治力の利かせ方、というのも、国で違うのですね。


私もいくつかの経験しかないですが、
日本企業とグローバル、によってMGの権力の強さも
だいぶ違いますし、飲み会にでなきゃいけないか、等々、
思い返せば違いますね。

ニュースをみれば、失われた30年の話ばかりで、
円安だし、思い出そうとしても、新しく元気な日本企業で
海外でも絶好調な企業っていったら、数すくないし、
ユニコーンなんて、本当に少ないという日本。


強力なトップダウンで推し進められる韓国に
とてもとても憧れますが、
それだけ、大変な思いをしているひともいる中での成功だということ。
すごく重く考える件になりました。


日本、仲良くやってる場合か!!!!!!!
もっとちゃんと、喧嘩して、いいものつくろう!!!!!!!!

結論。ミンヒジンさん、また、パンさんを、見習おう!!!!!!!
あんなにも喧嘩してまで、お互いつくりたいを曲げなかった精神。


どちらも凄すぎる。。。。。。。


日本は多くを学ばなければならないと思います。

ハラスメントをしない!!!ということも、
日本もまだまだ頑張っている途中です。頑張ろう!アジア!!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?