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自問自答ファッション講座から2年間を振り返る

初めて自問自答ファッション講座を受講してから2年ちょっと経ちました。
振り返ると、1年目はスロースタート、2年目に一気にファッションの思考が進んだように思います。
例えるならば歴史の年表、もしくは指数関数です。
2年間の歩みを振り返り、これからについても思いをはせてみました。

2020年8月、マンツーマンの講座を受講

元々ファッションは大好き。ミニマリスト志向だったので制服化にも興味がありました。
ファッション受講の決め手は、あきやさんの有料noteを読んで、私服がおしゃれで自分もこんな服装をしてみたいと思ったことです。
他の記事も含め、ファッションが大好きなことや人柄が伝わってくる文章で、この方ならと思い受講を決めました。

当日はいろいろな方向から掘り下げていただき、あっという間の楽しい時間を過ごしました。
(今から見ると拙い文章で、思いが伝わりきらないのがもどかしい・・・!)

受講直後に変わったのは、もっと自分の直感・感情に素直に服を選んでいこうと思えたことです。
以前は上下の組み合わせを考え、着回しを考え、頭で考えまくって毎シーズンの服を買っていました。
でも本当に着たい服は「事前に考えたイメージにぴったりはまる服」ではなく、「着ていてうきうきして出かけたくなるような服」だと気づいて。
いい意味で考えすぎずに服を選ぶようになりました。

1年目

いきなりファッションから遠ざかる

自問自答ファッション講座を受講した私は、早速伊勢丹に試着の旅に繰り出しました。
・・・ということは全くなく。

最初の1年は、自分で服を買うようになった大学以降、最もファッションアイテムを買わなかった年でした。
外出がしづらかった時期ということもあり、買ったのは部屋着が中心。
特にファッション講座を受けた翌年の夏は、仕事の関係でプライベートの外出がしにくい状態だったので、割り切って最低限の服で乗り切りました。

自問自答の方はというと、時々あきやさんのnoteを読んだりレポートを見返す程度。
制服案にあったアイテムは既に持っているものが多く、手持ちの服への愛着が増したのはよかったのですが、なんとなく現状維持で満足してしまっていました。
ポジティブに捉えるなら、軽率に服を買うことがなくなったとは言えます。

しかし過去の私に言いたい。
レポートを見返して楽しい気分に浸るだけでは、せっかくの受講体験を十分に活用できてないよ、と。

受講後1年の感想

他の趣味にハマり半年ほどnoteから離れた時期があったのですが、戻ってみると自問自答ファッション講座の体験談が増えているではありませんか・・・!
それらに触発され、受講後1年後の感想を書いてみることに。

改めて読み返してみると、ファッションに妥協をしなくなったこと、着回しを気にせず好きなものを着られるようになったことなど、確かに変化はあったようです。
でも、今から言わせればまだまだ甘いぞ、1年前の私。

2年目

その後しばらくして、私の自問自答は急加速し始めます。

自問自答、はじまる

突然あきやさんからTwitterをフォローされる

何となく作ってnoteと紐づけてみたものの、完全放置だったTwitterアカウント。
誰もフォローすらしていないアカウントの最初のフォロワーさんが、まさかのあきやさんでした。

あきやさんが見てくださっているならと、Twitterも時々投稿するように。
とはいえファッション専用のアカウントではないので、最初の頃はかなり控えめでした。(今となっては気にせずファッションのことをつぶやきまくっています👗)

また、ちょうどこの時期、ファッション以外にも大きな変化が近づいていました。
新卒の頃から勤めていた会社から方向転換しようと、転職活動をしていたのです。

12月、初のブランド品・財布を購入

その後、無事に転職先が決定。
転職後の仕事を頑張る決意をこめて、初のブランド品となる財布を買いました。
その時の記事は自分としてはたくさんのスキをいただきました。
結構長文ですが、自分の思いをこめた文章が書けた、noterとして一皮むけたと思える記事です。

この記事の経験を踏まえて個人的に思うのは、自問自答ファッションを深めるのに発信はいいぞ、ということです。
(もちろん、ご自身が差し支えない範囲で大丈夫です!)
私の場合はnoteでしたが、得意な方法を見つけるとさらに発信が楽しくなります。
公開した記事に反応をいただけると次へのモチベーションが上がりますし、さらに自分を見つめ直すきっかけをくれることも多いと感じています。

話を財布に戻すと、私にとって「ブランド品購入」は結構大きな出来事でした。
転職前はブランド品を持つことに強いブロックがあったのです。
数年前まで、ブランドバッグなんてロゴがついているだけで何万ものお金を取っているんでしょ?と本気で思っていました(笑)

そういった偏見が薄れてからも、自分はブランド品を買ってはいけないと心のどこかで思い続けていました。
というのも、前職のお給料の出どころは税金だったんですね。
今となっては、元が税金だろうが、お給料として頂いたお金をどう使うかは法に触れない限り個人の自由だと思います。
でも、当時は税金で食べている立場で贅沢品を身に着けるなんてどう思われるだろうか、と本気で恐れていました。

今でも前職を続けていたら、ブランド品を持つことはなかったかもしれません。
ブランド品を買うという行為そのものが、自分の固い思い込みが外れて自由を手に入れたことの象徴でした。

自問自答ガールズとの交流が始まる

財布を買った直後に「自問自答ガールズオンラインオフ会」に参加したのをきっかけに、自問自答ガールズのTwitterをフォローしていきました。

※「自問自答ガールズ」(以下、ガールズ)とは、自問自答ファッションを実践する人たちのこと。講座の受講経験や有料コンテンツを購入したかどうかは関係なく、好きに名乗ることができます。

ガールズとつながったことで、ファッション情報やそれぞれが自分と向き合う姿にコンスタントに触れられるようになりました。
他の人の考え方を通してたくさんの気づきを得ることで、自問自答のペースが上がったように思います。

ガールズはみなさんいい意味で個人主義です。
目指すスタイルも人によってばらばらだし、ファッション以外の考え方もお互い認め合える人が多いように感じます。
何でも賛成するというより、存在を認め合っているという感じです。
人と比べることなく、ひたすら自分自身を突き詰めていく人達がゆるくつながり合っている感じは居心地がいいです。

自問自答ファッションに取り組み始めた方々には、発信に加えて、SNSでつながることもおすすめしたいです。(こちらも差し支えない範囲で!)
私自身は積極的に交流を仕掛けるのが得意ではないので、普段リプライはあまりせずに❤(いいねやスキ)を押すくらいです。
積極的に交流しなきゃと気負わずに、軽い気持ちでつながるときっと楽しいと思います!

怒涛の購入ラッシュ

2022年に入り、私のファッション熱は指数関数的に上昇していきました。

6月、バッグを購入

財布を買ったときに持たせてもらったバッグの衝撃が忘れられず、半年かけて本気でバッグを探し、購入。
ここまで真剣に買い物をしたのは初めてで、noteも大長編になりました。
バッグを通して、最高にエモーショナルなお買い物を経験することができました。

6-7月の自問自答ラッシュ

自問自答ファッション教室(少人数レッスン)を受講。
それと近いタイミングであきやさんの著書が出版され、出版記念のいろんなコンテンツも配信され、とまさに自問自答ラッシュ状態でした。
この時期をきっかけに靴への思いが強まり、運命の靴探しを始めることに。

7月、コンセプトについて思考が進む

幻冬舎大学(出版記念イベント)のアーカイブを見て、平和主義と反骨精神という言葉のセットに惹かれ、自分なりに考えてみました。

それをきっかけにアクセサリー選びの軸ができ、8月にネックレスを購入
アクセサリーは心を強くして、自信をくれる存在になりました。

並行して靴もコツコツ試着を続けていき、9月に入ってついに靴を購入
正確に言うと靴を買った頃には受講後3年目に突入しているのですが、靴探しを始めたタイミング的に2年目のくくりとしています。
靴選びを経験し、自分自身が本当に良いと思えるアイテムを選び抜くための方法を確立できました。

2年間のうち、最後の3か月は怒涛の購入ラッシュでした。
やっぱり、ファッション教室・本・動画など、自問自答コンテンツに大量に触れた影響は大きいと思います。

また自分自身のこととして、転職してこれまでと違う業務や役職にチャレンジしたことも、ファッションの自問自答に大きな影響がありました。
前職より残業が増え、自分の時間を確保するのも一苦労。
これまで自分が持っていたものだけでは足りないと痛感させられる日々。
乗り越えていくためには、エネルギーをしっかりチャージした上で放出していかなければならない状況でした。

頑張り続ける活力を得るために、残業代として稼いだお金をファッションアイテムに全振りした感があります。
残業しても貯金は全然増えなかったけど、一つ一つが毎日を頑張り抜くために必要な自己投資だったと、振り返ってみて思います。

今も業務量が多いことに変わりはないのですが、バッグ・アクセサリー・靴が揃ってきたのと比例するように、トンネルの出口が見えてきた手応えを感じています。

3年目(これから)

ここまでの2年間で、ファッションの土台となるアイテムが揃い、コンセプトも形になってきました。
これからは、コンセプトを「ファッションを超えた生き方」にも広げることに力を入れていきます。

現時点のコンセプトは「なりたい」と「ありたい」の2本立てになっています。
・「なりたい」→「個性を輝かせ、世界を彩る アートと生きる航海士」
・「ありたい」→秘密(まだ恥ずかしいので・・・)

航海士:本当に船に乗りたいわけではなく、一緒にいる人たちの個性を活かしたチームを作りつつ、進む方向性を示していきたい思いを職業名にあてはめました。
今は小さなチームのリーダーをやっているので、実際の仕事ともつながるなりたい姿でもあります。
あと、高校生の時に仲良しグループで「架空の海賊船でのポジション」を考えて遊んでいた時の私の役職でもあり、ちょっとした愛着がある職業名です。

アート:元の言葉が持つ意味より広く、「視覚表現」全般のイメージです。
・服や日用品など、あらゆる持ち物に対して、デザインへのこだわりを大事にしたい。
・絵や図で表現することで、様々な人同士が理解を深める助けになりたい。
・自分自身とアーティストの思いが共鳴した運命の1枚を見つけて、絵を部屋に飾りたい。
などなど、子供時代に一度は捨てた「アート」の道を、当時とは違う角度から叶えていきたいです。
今はどちらかというとインプットの時期と考えていて、図解の本を読んだり美術館に積極的に足を運んだりなどして経験値を貯めています。

なりたいもありたいも、これから変化していくとは思います。
でもいったん今の時点のなりたい・ありたいを定めてしまうことで、自分が何をしていくかがはっきりして時間を有意義に使えるようになってきました。
やりたいことをやれていると思えていると、毎日が素直に楽しくなります!

これから自問自答を進めていく方へ

自問自答ファッションを進めていくペースは人それぞれです。
私はスロースタートからの怒涛の購入ラッシュとなりましたが、短期間で自分のスタイルを確立する人もいるはずですし、数年かけてゆっくりと進めていく人もいるはずです。

また、発信と交流はおすすめと書きましたが、今は発信する気分じゃない・自分を晒したくないなどと思っていたら、無理に発信や交流に取り組む必要はないと思います。
気が向けばその時から始めれば大丈夫ですし、途中でペースが落ちたっていいのです。

もちろん、人によって合う合わないはあると思います。なんだってそうです。
でも、楽しんで続けていたらいいことあるよ!と言いたい。
時間はかかりますが、いろんなことがつながって謎が解け、ひとつ筋の通った何かが見えてくる時がきっと来ます。

・・・なんて偉そうなことを言ってしまいましたが、私自身道半ばですし、生きている限り自問自答に終わりが来ることはないのだと思います。
コンセプトに合った行動を続けていってどんな変化が起こってくるのか、自分の変化に合わせてどうコンセプトを更新・調整していくのかはまだまだ未知数です。

ファッションには見た目を変えるだけではなく、うまく使えば着る人自身の人生を切り開く強力なツールにもなると信じています。
これからもファッションの力を借りながら、変化をわくわく楽しんでいきたいです✨


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