京都へ(1日目)
ただいま、京都にきている
実は京都とフィレンツェは姉妹都市
私が初めてイタリアへ行った時、ローマは大阪、フィレンツェは京都、ミラノは東京という印象だったが、のちに京都とフィレンツェが姉妹都市と知って納得した
街の感じ(こぢんまりしているけど歴史的な建造物や芸術がぎっしり詰まっている)、人の感じ(ローマほど人懐こいでもなくミラノほど冷たくもなく)、気候が似ている
コロナ前は年に3〜4回は写真を撮りに京都に来ていたが、ここ数年はめっきり来る機会が減っていた
今回は1年ぶりの京都
東京から名古屋へ帰る車に同乗させてもらい名古屋から在来線で京都入り(時間だけはたくさんあるので交通費を少し節約してその分、美味しいものを食べる。という算段だ)
☆まずは八坂神社へ向かう
京都に来たら必ず参拝するのが八坂神社
私の故郷の町にも八坂神社があり「祗園さん」と親しみを込めて呼ばれている
7月には京都と同じく「祇園祭」があり、私は1年の中でも1番楽しみにしていた
山車に乗って太鼓や鉦を鳴らすのが好きだった
八坂神社へは地下鉄四条駅、阪急烏丸駅から四条通へ出て東山方面へまっすぐ
川床で有名な鴨川に渡る四条大橋を渡っていく
四条大橋を渡って少しいくと花見小路があり、一歩踏み込むと「The京都」な街並みで、運よく出勤途中の芸妓さんや舞妓さんとすれ違うことも(今回、芸妓さんとすれ違った)
京都はあちらこちらで「南天」を見るが「難を転じる(=難転)」という縁起物として植えられているのだとか
☆八坂神社
四条通の突き当たりが八坂神社だ
八坂神社を背にきた道を振り返るとマジックアワーの空と商店の明かりが綺麗だ
日没直後の空にライトアップされた八坂神社の西楼門、記念写真を撮る人がたくさんいた
西楼門をくぐる出店から美味しそうな香りが漂ってくるが、もう店じまいを始めていた
参道を進んでいくとまず目につくのが舞殿、たくさんの奉納された提灯がぶら下がり、「光の舞殿」だ
清水寺、高台寺方面に向かってあるのが南楼門
手水舎で手を清めてから参拝だ
ちょうど私が参拝する前に2組のご夫妻グループがいて、それぞれに記念写真を取り合っていたのがなんとも楽しそうで、微笑ましくて思わず「4人で撮りましょうか?」と声をかけてしまったが、とても喜んでもらえたので嬉しかった
1日目に無事、八坂神社参拝を終えたので2日目の時間に余裕が生まれた
☆スターバックスへ
開始がいつだったか記憶が定かではないが、スターバックスアプリで支払いをすると初回にその店舗のスタンプがもらえる、各店舗のスタンプはアプリ内で保存されていくのだが、集め出すととまらなくなって現在、都内の店舗だけで44店舗集めている
北は北海道、南は徳島・香川止まりだったので今回は京都で店舗数稼ぎをしたい
さっそく八坂神社側のスターバックスで1スタンプゲット
ゆっくり飲んでいる時間がないので持参していたタンブラーにアイスコーヒーを入れてもらい、宿泊先方面へ向かう
再び、四条大橋に戻ったのですっかり夜になった鴨川の夜景をしばし楽しむ
来た道を変えるのは面白くないので三条大橋へ向かうことにする
以前定宿にしていたホテルが三条大橋を渡った先にあるのでよく知っているエリアをぶらぶらしつつ寺町の方へいくと見つけたスタバ
流石に最初のアイスコーヒーを飲んでないので、今度はワンモアコーヒーで温かいカフェミストをいただく(2スタンプ目ゲット!)
カフェミストを飲みながら体を温めつつ、錦市場を通り抜けていった先で3軒目のスタバ発見(笑
「どうする?もう飲めない・・・」
「いや、でもスタンプ欲しい・・・」ということで入店し、ポテトチップスを1袋買った(笑
そうしてコーヒーでお腹が膨れてしまったので、夕飯は出かけずにホテルで晩酌するのみにとどまった1日目の夜
今回の京都旅のメインは2日目の夜、今は京都のスタバ(4軒目)でこの記事を書いているところだ
☆おまけ
名古屋から京都へ向かう在来線の中、隣りに座ったお母さん(名古屋に嫁いだ娘さん宅に夫婦で遊びに行っていたのだとか)に話しかけられた
ご主人とは席が離れていたので、【私が替われば隣り合わせに座れたのに】と言うと「お父さんと座っても会話がないからいいのよ」って
お母さんは私に話しかけたかったそうで、しばらく「話しかけたら悪いかなぁ」と車窓も見ないようにしていたのだとか(私が窓側)
でも日が射して眩しくなったので日除けを下ろしたのをきっかけにお母さんが「ありがとう。眩しかったの」と声をかけてきて会話が始まった
話すにつれいろいろ個人的な話しになり、手芸が好きで髪留めを自分で作ったりしてて「普段はしてるんだけど、年甲斐もないって娘に言われそうだから今日は着けてないの」とお母さん
でもお世辞抜きに似合ってた
それはきっと自分に合う色、好みをわかって作ってるからだと思う
それに「これね。この髪留め着けてるといいことがいつもあるの」って嬉しそうにおっしゃる
だから「ラッキーアイテムなら、遠慮せず着けたらいいんですよ。好きなものを身につけて気分が上がってるからいいことが起こるんですよ」って話したらすごく明るい表情になった
ふと、【お洋服も明るい赤色とか似合うと思いますよ】とお伝えしたら、なんと、上着で隠れていたけど暗めの赤いセーター着ていらして
暗めの赤色でもご本人的には「派手だ」と思ったのでグレーのカーディガンを重ね着されてて赤色は袖口しか見えてなかった
本当は明るい色も着てみたいのに「歳がね、もう若くないから」っておっしゃるので【年齢なんか関係ないですよ。自分の着たいものを着ればいいんです。周りが何を言うかなんて考えなくていい。自分が好きなものを自信もって着ていれば似合うし誰もなにも言わない。私もそうしている】とお話しした
そしたら「おしゃれな人にそういってもらったら自信が持てた!」とお母さん
いやいや逆に「おしゃれな人」と言われて私こそ自信もらった
そんなおしゃべりをしながらだったのであっという間に京都到着(お母さんたちは宝塚まで帰るのだとか)したのだった
⇨⇨次回へ続く
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