ワーママお受験 ペーパーについて
お受験を志したとき、まずはじめに驚愕したのが、ペーパー問題の難しさでした。過去問の内容を見て「・・これ未就学児が解くの?」と、ちょっと引きました。
でも、年中・年長と取り組んでいるうちに、「こんなの無理でしょ」と思っていたペーパーができるようになりました。
どの問題集がおすすめか?などは様々な方がブログなどに書いていると思うので、我が家がペーパーに「どういうスタンスで取り組んだか?」を書きたいと思います。
受験用教材にこだわらない。テンションを下げないことに注力
年中の間は「受験」に焦点をあてすぎず、「学びの導入」であるということを意識し、とにかく子どものテンションを下げないことに注力しました。
というのも、
受験対策用のペーパー問題集は
・白黒
・幼児に媚びない写実的な絵
などで構成されていることがしばしばあって・・「こどもちゃれんじ」や「Eテレ」に慣れている子どもにとっては少しとっつきにくいようだったのです。
まあ、そうだよね。
大人だってビジネス書を漫画で読んだりするし。
いきなり白黒のペーパーが出てきたら「モチベ上がんねーわ」となるのも無理ないことです。
ということで、
「勉強は つまらない」と思わせてしまうことのほうが致命的
と考え、受験用の教材に集中するという戦略は捨て
カラーでポップなペーパー(市販のドリル・無料サイトの教材など)
白黒で写実的なペーパー(受験用問題集)
を半々くらいで組み合わせて取り組んでいました。
キャラものでも学びの本質は変わらない。
学びの最中に「複雑な指示」をしない
小学校受験のペーパーって、たまに、すごく意地悪な聞き方をしていることがあります。
「間違っているものには赤のクーピーで△をつけましょう。」
「重く『ない』ほうに鉛筆で〇をつけましょう」
「同じものがあれば〇をしましょう」→答えは実は2つある
とか。え・・運転免許試験?と感じることも。
回答方法の指示部分のレベルが4つくらいある。
レベル1:指示内容が1つ (〇をつけましょう)
レベル2:指示内容が複数ある (青のクーピーペンで〇をつけましょう)
レベル3:あえて逆の指示 (~でないものに〇をつけましょう)
レベル4:指示時には言わないが、じつは複数回答がある。
学習として意味がある問いは、レベル1だけ。
レベル2以降は
「先生の言ったこと、ちゃんと聞いてたかな?二度は言わないよ。」です。
「問題を解けること」と「指示通りの行動をすること」は別の話。
学んでいる最中にそれらを混ぜると理解に支障をきたすような気がしたので、年長の夏くらいまで、家庭のペーパーでは全部無視しました。
(「赤のクーピー」みたいな指示はしない&複数回答があったら複数回答があることを明示した)
試験のときにはできるようになる必要があるけれど、学んでいる最中にやることではないよなー、と思ったので。
それでも最終的には間に合ったので、よかった、と思っています。
いつかできるようになる
子どもは子どものペースで自然と物事を理解していくようで、
先週できなかった問題が今週いきなりできるようになったりしました。
(正直、いつどのようにして理解が進んだのか、全くわかりません)
逆に、子どものタイミングじゃないときに負荷をかけすぎても、学習内容が定着しないようでした。
その時々で子どもに理解させきることに意味はないように思いました。
最終的には、試験当日に解ければよいです。多分。
いつか、できるようになります。
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