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ワーママ部長 転職をふりかえる_4 声かけられ待ち転職の心構え

「声かけられ待ち」となった私の転職活動。
その意味するところは、時間を覚悟するということ。
「待ち」で勝負するときのご法度は『焦り』。
『焦り』はときに本末転倒の決断をさせる。

自分の積み上げてきたものを信じて、待つ

市場には出る。
でも、良い会社がなければスルー。
焦って自分を安売りすることがないように。

なんかもう、恋愛と同じだな、と思った。
昔読んだ恋愛指南本「ザ・ルールズ」で言ってたやつ、そのまんま。

素敵なドレスをきてメイクをして、パーティやクラブにいく。
誰にも声をかけられなくても「今日は見る目がない男しかいない日だった」と思え。私に声をかけないなんて、損をするのはそちらのほうよ!と。

恋愛の指南書だと思ってたけど、あれは対人交渉の本だったんだな。

転職マッチング側のポジショントークに耳を傾けない

結局、恋愛も職探しも、人という商品の需要と供給の世界だ。

自分は職を欲しているが、企業に対しては自分という人材を「供給」する立場。需要をコントロールすることはできない。

・もうアラフォーなので一刻も早く転職したほうがいい
・結婚は少しでも若いうちに
は、市場分析ととしては正しいが、個人に落とし込んだときには、
「そんじゃ若返るか」ができない以上、単なる呪いであり、マッチングを早めたい側のポジショントークに過ぎない。

マッチングした後が本番なんだから、ある程度の時間をかけるのは当然。
ポジショントークを真に受けて売り方を間違ったら致命的。
「私、もうがけっぷちなんで誰か雇ってください!(付き合ってください)」って叫んでる人がいたとして、まともな相手が「我こそは」と思うだろうか。

とにかく待つ

私の転職活動は、出会った後に「家族を大事にしたい」という交渉が控えている。だからこそ、交渉できる立場で出会う、ことが最優先。

自分を出物として扱う。
私は誰かが欲しくて仕方ない人材のはず。需要は必ずある。
職歴書は随時ブラッシュアップしつつ、とにかく待った。

実際、現在の会社からスカウトが来たのは職歴書をあげて3ヶ月後だった。
そして、不思議と、時期が重なり、数社から良いオファーをもらった。

やっと交渉のテーブルにつく。
いよいよ「家族だいじ」カードを切るタイミングが来た。

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