駅にまつわるエトセトラ

パフィーのは

渚にまつわるエトセトラ

やんさんのは

人生には

いろんな駅が登場する


人生最初の駅は鳴海。

名鉄。

鳴海絞り。

鳴海城。

風間俊介がそこから今川勢を押し返した(麒麟がくるかもの大河ドラマで)。


次に知った駅は三河一宮。

飯田線。

人に言うとそんな地名はないとよく言われた。

尾張一宮のがめっちゃポピュラー。

でも一宮そのものはあちこちにあるんだわ。

誰も知らんでもあるんだわ。


それから金山橋と神宮前。

ともに名鉄。

私の行ってた高校は、ここからバスに乗らなきゃいけないんだけど、バス定期券解約しては、スクリーントーンとかケント紙とか買ってた。

ひたすら漫画家なりたかったあの時代。


社会人。

名鉄東岡崎駅から社専バス。

原付バイク買って自宅から直行するようになっていった。

社の体育館に喫茶室があって、そこで漫画を描き続けた。

労組青年部の社内報で4コマも描いてた。

でもこのままだと、社員の誰かの奥さんで終わってしまう。

必死で道を探した・・・・


上京。

通学も通勤も面倒だったから、会社のある地に住んだ。

小田急線沿線。

最近牛刀斬りつけ事件があったあたり。

会社辞めても住んでたけど。

終電は二つ手前で終わってしまう。

三つ手前の駅に越したけど、終電のためじゃない。

そのとき籠絡したかった男がその辺に縁あったから。

しかも引っ越しが終わった頃には、そいつとの縁は切れていた。

小田急線豪徳寺駅。

夢のために住んだ街で、男に迷った日々の街。


いま、駅は地上なのか地下なのか、それさえも知らない。

地上時代の豪徳寺駅、上り線の最後尾あたりからは、よく晴れた日には富士山が見えたっけ。

ここは松田かよって、突っ込んだりした日々。

大しくじりの青春の街・・・




それでも地球は回っている