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熱海の休日

近場をちょっと旅したくなり、熱海に行ってきました。前にもちらっと行ったことがあるので熱海に行くのは実は2回目。今回は事前に行きたい場所をいくつかピックアップし、計画的に行動しましたが果たして?


來宮神社

まずは熱海観光の定番とも言える來宮神社を参拝しました。熱海駅から歩いて20分ほどの場所にあり、道中で熱海のレトロな街並みを楽しめるところも良きです。

境内にはシンボルの大楠のほか、フォトスポットやカフェも充実していて「映え」要素強めな今らしい神社でした。

御朱印が15分ほどかかるとのことだったので、待ち時間にカフェがあると非常に助かります。カフェも4箇所ほどあり、それぞれメニューも異なるので、何を頼んで休憩するか悩みました。

悩んだ結果、爽やかなレモンソーダと軽食のイカメンチを頼みました。イカメンチはフライを想像していたら揚げかまぼこっぽい感じでした。でもそれはそれで熱々で美味しかったです。

ちなみに行った時は神楽殿の工事をしており、境内がやや狭く感じました。工事が終わるまでもう少し時間がかかりそうですが、終わったらまた雰囲気が変わりそうで改めて訪れてみたいなと思いながら後にしました。

起雲閣

もともとは実業家の別荘→のちに旅館として使用していた場所を一般公開している施設。数々の文豪とのゆかりも深い場所だそうです。レトロ建築好きにはたまらないスポットでした。

地元の人々に大切にされている各建物の姿は、まるで過去にタイムスリップしたかのような感覚になります。同じ施設内に和風と洋風の建物が混在しているところも不思議な魅力がありますが、時々旅館だった頃の面影を感じる箇所もあり、なんだか懐かしい気分に浸れました。ガイドさんの説明もわかりやすかったです。

館内をぐるっと1周した後は、施設内の庭園も見学してきました。季節の花を楽しめたほか、さっきまで見てきた建物を今度は外側から眺めてみるのもこれまた新鮮でした。時期が違えば別の魅力にも出会えそうな素敵な場所でした。

喫茶店サンバード

何冊かの喫茶店本で紹介されていて、ずっと行きたかったお店。私が行った時間帯はドリンクメニューのみの提供となっていましたが、お店に入れただけで充分嬉しかったです。

階段を上がり、店内に入ると一瞬で時が巻き戻ったかのような空間に。窓から見えるサンビーチはもちろん、お店のロゴが印象的なカウンター席も映画のワンシーンのようで一目惚れしました。

初めての喫茶店では基本的にクリームソーダを頼む人なので、サンバードでももちろん注文。海が見える席で頂くクリームソーダはなんだかロマンティックです。

サンバードのクリームソーダは、アイスはやや小ぶりながらもおしゃれな見た目をしていました。バニラアイスとメロンソーダ、2つの甘々しさが存分に口の中で楽しめるレトロな味わい。憧れのお店で味わったクリームソーダは格別で、いい熱海の思い出となりました。

熱海銀座商店街を散策

レトロスポットとして人気の熱海銀座商店街にも行ってみました。昭和レトロの中に入り混じる淫靡さと令和っぽい「映え」要素がこれまた独特な雰囲気を醸し出している商店街でした。

私はパインツリーという喫茶店にも寄りたかったのですが、今日の営業は終了したとのことだったので残念でした。他の喫茶店も14時台には閉まっているお店が多かったです。

商店街には新旧問わずスイーツのお店が多かったです。私は熱海の新名物として人気の熱海プリンのお店に行きました。初めての熱海プリンなのでまずはシンプルなプリンを頂きたいところ…ですが、この日の気分はいちごプリンでした。牛乳瓶を彷彿とさせるパッケージといちごプリン専用のいちごシロップが可愛らしいです。

味はシンプルなのですが、シロップでプチ味変できるところが楽しいし、何より瓶に入っているのが不思議と美味しさを倍増しているかのようでした。今度はレトロ系喫茶店風な皿プリンやプリンアイスを食べてみたいです。

最後に

旅の締めは熱海駅周辺を散策して帰りました。熱海駅のすぐ近くにも商店街があり、こちらはお土産屋など旅の終わりに相応しいお店が多かったです。バターあんばんなど食べ歩きにぴったりのグルメも満載で、駅前の商店街だけでもお腹いっぱいになりそうでした。

1人でも誰かとでも楽しめる街、それが熱海。熱海はもしかすると1番近い非日常が味わえる街なのかもしれないと思いました(笑)。今回熱海に行ってお気に入りの場所がたくさん増えたし、喫茶店巡りもまだまだしたいので、しばらく時間が経ってから再訪したいです。

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