あみの

読書とひとり旅と収集が趣味の20代女です。noteでは最近読んで良かった本の感想文を主…

あみの

読書とひとり旅と収集が趣味の20代女です。noteでは最近読んで良かった本の感想文を主に書いています。時々自分が日常で思ったこととか、行ってきた場所の記録を書くこともあります。

マガジン

  • この本いいよ!

    これまで私がnoteに投稿した読書感想記事をまとめたマガジンです。本選びの参考になればいいなと思います。

  • 青春小説が好き

    大切なことを教えてくれた物語たちです

  • 行って良かった場所

    ひとり旅や家族とのお出かけで行った場所の記録をまとめたマガジンです。

最近の記事

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2023年に読んで良かった本、まとめてみました。

2023年もたくさんの本を読みました。 今年はいつも以上に読書に救われた年だったかなと思います。前職で心が傷つき、夏のはじめまで無職としての期間を過ごしていたのですが、その期間中は家で読書をしたり、新しい本を求めて毎週のように図書館へ行ったりしていました。 辛い現実を忘れさせてくれるファンタジー、人生で大切なことを教えてくれる青春小説、これから頑張る目的が見つかる旅行に関する本などなど、次の仕事への充電期間中に読んだ本たちは、日々の娯楽であり、前向きな気持ちを取り戻す薬に

    • 好きな作家さんの最高に心動かされる本を読みました

      阿部暁子さんの『カラフル』という小説を読みました。 私は阿部暁子さんの本が高校生の頃から大好きです。魅力的で嫌いになれないキャラクターたちや丁寧な感情描写、作中でちらりと見せるユーモアも好きなところですが、中でも「いいな」と思うのが、自分と同年代の主人公が世の中の理不尽さに立ち向かう物語が多いところです。とても現実的で、読み終えると私も登場人物たちのように頑張ろう!と思わせてくれます。 今作は無気力気味な男子高校生が、車椅子ユーザーの少女と出会ったことで人生を変えていく青

      • 熟成読書感想文:電話交感

        こがらし輪音さん『電話交感』(角川文庫) 2024年1月某日読了 こがらし輪音さんの作品はデビュー作から大体読んでいますが、作品を重ねるにつれて物語のクオリティに磨きがかかっているような感じがします。個人的に今作は現時点での最高傑作じゃないかと思っています。 まず、今作は現代の日常に怒りを抱える主人公・紗菜が、亡き祖母(タヱ)との不思議な電話でのやりとりを通して、今を生きるために大切なことを学んでいく感動的なストーリーでした。 理不尽な世の中は令和になって始まったことで

        • 水瀬さらさんの青春小説が好きです

          最近、水瀬さらさんという作家さんの青春小説が好きでよく読んでいます。 王道でわかりやすいストーリーが多く安心して楽しめるだけでなく、高校生を中心とした登場人物の温かな性格に惹かれるところも作品の大きな魅力だと思います。 今回は私が読んだ水瀬さらさんの本でも特に好きだった3冊を紹介します。 君が、僕に教えてくれたこと 無気力な少年と幽霊少女の交流を描いたハートフルストーリー。私が水瀬さらさんの作品が好きになったきっかけの1冊です。ストーリーはシンプルながらも、春の訪れを

        • 固定された記事

        2023年に読んで良かった本、まとめてみました。

        マガジン

        • 青春小説が好き
          92本
        • この本いいよ!
          255本
        • 行って良かった場所
          54本

        記事

          熱海の休日

          近場をちょっと旅したくなり、熱海に行ってきました。前にもちらっと行ったことがあるので熱海に行くのは実は2回目。今回は事前に行きたい場所をいくつかピックアップし、計画的に行動しましたが果たして? 來宮神社 まずは熱海観光の定番とも言える來宮神社を参拝しました。熱海駅から歩いて20分ほどの場所にあり、道中で熱海のレトロな街並みを楽しめるところも良きです。 境内にはシンボルの大楠のほか、フォトスポットやカフェも充実していて「映え」要素強めな今らしい神社でした。 御朱印が15

          熱海の休日

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          ちょこっとお知らせです

          ちょこっとお知らせです

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          今日はふらっと熱海まで行ってきました。いつもと違う場所を散策するのは良い刺激になります!

          今日はふらっと熱海まで行ってきました。いつもと違う場所を散策するのは良い刺激になります!

          近所の靴屋にほっこり

          昨日の仕事帰りに靴を買いたかったので、近所の靴屋(個人経営のお店)に寄りました。 店内で靴を見ていると店員のおばあちゃんに声を掛けられ、私が求めている靴について丁寧に説明してくれました。私は服屋とかのお店で店員さんに声を掛けられるのが昔から凄く苦手です。なのでおばあちゃんに声を掛けられた時は物凄く緊張しました。 でもしばらく話を聞いていると、私がお店で靴を見てくれているのが嬉しい気持ちがおばあちゃんから伝わってきて、思わず私も心が温かい気持ちになってしまいました。温かな気

          近所の靴屋にほっこり

          『ひとり旅日和』の4巻だよ

          秋川滝美さんの『ひとり旅日和』シリーズの4作目「福招き!」を読みました。前巻を読んでから結構間隔が空いてしまいました(^^;;でも相変わらずの面白さ! 自他共に「人見知り女王」を認める主人公・日和が全国各地をひとり旅し、旅先での出会いや発見を通して成長する様子が描かれるこのシリーズ。日和が旅先で見た景色や食べた料理をそそるように説明する作風は、もはや小説の形をしたガイドブックです。 前作は制限がある中でのひとり旅が多めでしたが、今回は少しずつ元の生活に戻ってきていることを

          『ひとり旅日和』の4巻だよ

          桜見てきた

          桜見てきた

          「あみの」の自己紹介だよ

          はじめましての人も、いつも記事読んでるよ!って人もこんにちは「あみの」です。 2020年の年末にnoteを始めてかなりの年月が経ちました。何度か投稿のモチベーションが下がった時もありましたが、現在に至るまで続けられているのは投稿の気軽さとnote全体の温かな雰囲気だと思います。 さてこの記事なのですが、現在ある私の自己紹介が大学生の時に書いたものというのもあり、新年度を機にリニューアルしたいと思い書いてみました。 noteを始めたきっかけ小学生の頃から読書が好きで、読ん

          「あみの」の自己紹介だよ

          雨の日の喫茶店で桜スイーツを食べる

          静岡・人宿町の喫茶店「ヒトヤ堂」の桜フェアが今週末までとのことだったので、行ってきました。 普段も美味しそうで映える甘味が充実しているヒトヤ堂ですが、期間限定の桜フェアではその名の通り桜にちなんだスイーツが充実していました。 桜色のクリームソーダや桜パンナコッタもメニューを見ていて捨て難かったですが、今回はビジュアルに一目惚れした桜あんみつを食べると決めていました。 桜あんみつはかわいいサイズの器に入っていて、あんことバニラアイスを白玉やフルーツ、細かくカットされた寒天

          雨の日の喫茶店で桜スイーツを食べる

          カナシミ水族館(NetGalley より)

          夕瀬ひすいさんの『カナシミ水族館』という作品をNetGalleyにて読みました。ことのは文庫より来月刊行予定の作品です。 物語は身近な人間関係に悩みを抱えている主人公・律が、「カナシミ水族館」という不思議な空間に誘われるところから始まります。カナシミ水族館には年齢もバラバラで個性的な4人のスタッフがいて、律は彼らから「悲しみ」と向き合うために大切なことを学びます。 律も苦しんでいる人付き合いの難しさ、嫌でも耳に入ってくる暗い話題など、世の中は常に悲しい出来事に溢れています

          カナシミ水族館(NetGalley より)

          小さい本屋ってめっちゃ良いよねって話

          今日は数ヶ月ぶりにヒガクレ荘に行ってきました。まずお店に入ると、店員さんが私のことを覚えてくれていたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。 ポケットアンソロジーという330円で文豪などの短編が楽しめる冊子や、昨夏に開催していたシークレット本(ヒガブン)の新作など相変わらずわくわくする本のラインナップで、今日も何を買おうか凄く悩んでしまいました。また貸し本棚も新しい棚店主さんがどんどん増えていて、面白そうな本とたくさん出会えました。 ヒガクレ荘のような小さい本屋さんはお店の人の個

          小さい本屋ってめっちゃ良いよねって話

          「読んだ人しか出会えない感動」がある小説を読みました。

          fudarakuさんの『竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る』という小説を読みました! 今作は毎年2月頃からのお楽しみ、電撃小説大賞の受賞作のひとつです。表紙からして私があまり読まなそうなタイプの本ですが、「最大の問題作」「物語は、三度、進化する。」といったキャッチコピーが個性的な作品が多い電撃大賞らしくて興味をそそり、発売後早速読んでみました。 ストーリー感想ここからは感想としておすすめしたいポイントをまとめていきます。 ★妖しい世界観が魅力的 読み始めてまず魅了され

          「読んだ人しか出会えない感動」がある小説を読みました。

          水族館の入館料、いくら払う?

          2月下旬、松坂屋の水族館(正式名称はスマートアクアリウム静岡)に行ってきました。 水族館にはできた当時に一度行ったきりで、今回は2回目となります。期間限定で普段は1400円(大人)の入館料を平日のみ自分で決められるというキャンペーンを実施しており、単純に面白そうだなと思いました。最低0円という選択も可能だそうです。 また『レプリカだって、恋をする。』というラノベの2巻にて水族館が登場し、わかりやすく館内の様子が描かれていたのを読んで興味を持ったのも行く決め手となりました。

          水族館の入館料、いくら払う?