Theo

それは、真綿のような始まりでした。
息をしていることを思い出しただけ。
空の蒼さが急に蒼さを増して
生きている切なさを思い出しただけ。

好きなものが似ていて驚きました。
大事にしたいこともわかり合えたよね。
いつも食べてるチョコは少し苦いやつで
背伸びをしておんなじの食べていたんだ。

身体が生きてる心地がする
心が見ているものが見える
言葉が意味する場所へ行ける
私の何かが変わっていく

Theo この手を伸ばす先が
例え 光と闇が誘う混沌だとしても
確かな愛を知っている
今の私には 優しさがわかるから
Theo


なんて味気ない日を送ってたのでしょう
息もできないほどの退屈な日々
誰かが悪かったわけじゃないのよ。
ただ 何をしたいのか知らなかっただけ。

「人混みが苦手なの でも花火は好き」
すぐに買ってきたのは線香花火
私より繊細なとこがあるよね
それがちょうど良いよと あなたは笑った

終わりは確かに近づいてる
いつかは眠りにつく時が来る
「次も僕がちゃんと見送るから
君と 今度こそは安らかでいよう」

Theo 雨でも大丈夫よ
例え 世界の糸が綻ぶ終焉だとしても
別れは二度と怖くない
あなたはどうかな 何度でも出会ってね
Theo

手を その手を振り払った遠い記憶が
今を導く灯火だとしたら
あの時胸を貫いた痛みは
私がいつまでも背負うから

Theo 不思議で当たり前の日々に
時の流れに逆らう箱舟浮かべてよ
確かなものなど何もない
それだけわかれば どこまでも行けるから
Theo



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この歌詞を書くのに、元になっている物語があります。

何度も夢に見て、何度も人に話して面白がってもらってる話。


昔記事に書いた気がしていたのだけど、消しちゃってるみたいなので、またそのうち書きますね。

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