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日記を書いて良かったこと/24年3月

2022年の2月くらいから週報スタイルで日記を書いている。気づけば丸二年経過していた。

この形式にしたのはDDTとAEW所属プロレスラー、竹下幸之介選手の受け売り。竹下選手が当時週報スタイルで日記を書いていたのだ。(最近は大昔に部録で書いてた日記を改めて解説するというスタイルで更新している)(今や竹下選手はAEWのトップを狙う座まで上り詰めている。日本でも結構見る機会があってうれしい)

週報スタイルのいいところは、なんといっても書きやすさ。一日一日分割しないからなんとなく直近のバイオリズムを自覚できる。後から思い出したことも一週間の内なら書き足せる大雑把さもいいところだ。

日記を書く理由は単純で、思考を整理するのは苦手だけど、書くことは苦痛じゃないから。ほぼ自分のために書いており、それでもインターネットに晒すものでもあるということで、自分の中にも書こうとするものや書かないでおくことがその時々にある様が単純に面白い。

日記を途切れさせずに二年続けたのは初めてのことだ。一回だけ、記録するための記憶が飛んだことがあったかな?でも片手で足りる程度。だから日記を書くことは、習慣として私の生活の中に馴染んだのだと思う、ことにしといて。

本当にそのくらいなんだけれど、以下に良いなと思っていることをつらつら書いておく。


今までメモ帳の走り書き程度にログを書いたり、手帳に日記のようなものを書いてみたり色々やっていたのだけど、noteって環境で誰かに日記を見せ続けていて、ダッシュボードを見ればいくらかは見られているのだと分かること。程良く緊張感を持たせ続けていることが良いのかもしれない。違うかもしれない。

日記をつけ始めた頃、私はまだ求職中だった。そのうち今の職場に勤めだして、少しずつできることが増えて自信がついていった。過去の日記を読んでいると、あの頃の自分は不安だったけれど、それでも明るくしようとはしていたなと自分を褒めたい気持ちになる。よく折れなかったな、頑張り続けようと思ったなって褒めることができる。

日記に書かないことを思うのも楽しい。これは後に残しておきたい記録だなと選定している、それは自分を大事にしていることでもある。一方でごった煮の記録もそれはそれで自分のダイナミズムの幅を認識できることができて好きだと思っている。

日記は少しよそ行きの記録だけど思考の垂れ流しでもあって、なぜだかそれを好きだと言ってくれる人と出会うことがあったりする。嬉しいことだと思う。私に発信(誰かに何かを伝える)という意識があまりなく、ひとりではないということを実感したいだけで文章を書いている面があるので、見ている誰かが現れてくれることはとても嬉しいことだ。

自分の状態を外在化することで、体調やメンタルの良くないループを自覚しやすくなった。ナレッジとは少し違うけれど、書けない思い出せない日や明らかに体調がおかしい日のケアが少しずつ上手くなっている。ストレッチはやりたいときにやれ!今やるんだ!

目標に少し近づく行動を記録するようにしたら、意識が良い行動の方を向くようになった。良いことをしたと書いて初めて、成功体験として頭が認識したのかもしれない。単純だけど、それで脳がよくなるのならしめたものだと思う。

記憶は曖昧だ。自分で勝手に都合良く書き換えやすい。自分でシナリオを作ってこうなって当然だと思えば人はいともたやすくドツボにはまる。日記はそれを防ぐことにも役立つ。自分はあの時本当は嫌だったよね!とかあの人は多分こう考えていたと認識したからこう動いたのだよねと、記憶を事実ベースに軌道修正できる。

日記で同じようなことを繰り返し書いている時がある。歌のサビみたいで好きだなと相変わらず思う。大事な大事な自分の行動原理、核になっているできごと。少しずつ自分を開くことが上手くなっている。


日記を書くことはたのしいなと思っているから続いている。それは変わらないのだろなと思う。実際少し前に楽天ROOMで商品の紹介文練習をしようと思ったのだけど、ものの見事に一ヶ月くらいで飽きたのだ。楽しいよりめんどくさいが買ってしまった。

日記を書くことは楽しい。時々見出し画像を自分で作ってみたり、似合う写真をお借りしてみたり、自分で撮影して思い出の色を濃くしてみたり。マガジンに入れると時系列が自分にも分かりやすくてとても良い。その時見た記事やPodcastも可能な限り日記に入れるようにしている。

いつか書くことが億劫になるかもしれないのだけど、今は日記を書くためにパソコンに向かう時間が好きだ。好きだと思えていることが嬉しいだけで習慣としての機能は十分。

それではまた気が向いたら。

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