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理学博士が研究者SNSにトンボ論文疑惑を英語で投稿!!不正の連絡先はココだ(助成金などで確認しました)。

エトセトラ・ジャパンさんに、私が思わずガッツポーズしてしまった(>∀<)و 記事が上がっています:

この記事を書かれたのは、筑波大学で長年教鞭をとられてきた西村泰一理学博士

>悠仁論文は高校生の単なる夏休みの課題とかではなく、学術論文として世に問われているため、疑問点が多いことについてもきちんと紹介しておく必要を感じる。<

>こちらのブログのうち、とりあえずNo.19の写真の欺瞞性を論じた最初の3本について英語でまとめ、研究者を対象としたSNSに投稿してみたので、興味のある方は御覧いただきたい。<

と言われる、こちらがそのリンクです:
https://www.researchgate.net/publication/377396926_Oops_Prince_Hisahito_did_it_again


この投稿のタイトルは

>Oops !…Prince Hisahito did it again !<
(おおっと!・・ヒサヒトさまがまたやった!)


Abstract (要旨)は
>This paper addresses fabrication in Prince Hisahito's biological paper, explicating how elaborately he made every effort to make a dead dragonfly appear vivacious.<
(この論文は悠仁親王の生物学的論文の捏造を取り上げ、死んだトンボを元気に見せるために彼がどれほど精緻な努力をしたかを説明している。)(グーグル翻訳)

本文の第一章は 1. PLAGIARISM (盗作)
小笠原旅行についての作文がコンクールで受賞したが、盗作がバレると引用元を主催者へ連絡して事態を収拾するという規則違反を犯すヒサヒトくんを、複数の英語報道で紹介。

第二章は 2. FABRICATION(捏造)
昨秋発表されたトンボ論文へのリンクと、そこに書かれた英語概要文のつたなさをさらっと謝ってさしあげた後、エトセトラ・ジャパン・ブログからとりあえず三記事を引用し、19番写真における捏造の様子を詳しく説明。


この不正の背景について、Real Imperial Story by輸入食品さんの英語配信をしっかりリンクされています。⇓⇓⇓⇓

(>∀<)و (>∀<)و (>∀<)و


西村博士は筑波大学附属高校でも授業をされ、生徒たちと触れ合われた経験があるそうです:

>講義の最中、あるいは終わってから、生徒さんたちとはよく雑談もしました。彼らは単に偏差値が高いという話ではなく、権威を恐れず自分の考えを持ち、それを行動に移すことをためらわないタイプなんです。<

>昨年附属高校の入学式で悠仁君批判を大っぴらにやった生徒さんがおられたようで、停学処分になったと聞きました。とても残念ですね。<

(ㅎ_ㅎ) 権威を怖れず自分の考えを持つことで進化する学問、より良い社会を目指す若い芽を、ヒサヒトつくふ校は摘み取り、踏みにじった・・・



>私がこのことについて責任ある立場にいたなら、こんな処分はしませんね。まず、その騒いだ何人かの生徒さんと悠仁君を、場を設けてあげて、時間無制限で徹底的に議論させます。その議論を通して、悠仁くんも騒いだ生徒さんも多くのことを学べるはずです。それが教育というものです。<

(ㅎ_ㅎ) ヒサヒトくんにとって真っ当な人の道を学び、友さえ得られる大きなチャンスだったのに、その機会をつぶされて不正脳、ゆえにボッチのまま今に至った腐乱果実が、今回のトンボ論文か・・・



というわけで、エトセトラ・ジャパンさんでは誰がどう見ても間違えてる論文記載、そして不正を見つけたらここへ、という情報も出されています:

>論文の不正を告発する方法は複数あり、実際に告発された事例なども閲覧できる<

国立科学博物館や文部科学省などが示している、学術論文の不正に関するウェブページである。どこも「盗用、捏造などの不正は断じて許されない」と強調している。関心がおありの方は、画像の下の「ここをクリック!」でリンク先に飛んでいただければと思う。<

>この論文に関して疑問をお持ちの方、また、そうした声を上げてきたYouTuberやブロガーたち、そしてSさんの援護射撃をしたいという方は、場合によっては実名での対応を求められる可能性もあるようだが、こうした機関へのご連絡を検討してみていただければと思う。<

(¯•ω•¯) エトセトラ・ジャパンさんからリンク先へ行くと、文科省の予算または措置で行われる研究や特定の会が実施する事業に対象を限っていたり、耳慣れない用語「特定不正行為」とか、なんだか難しくて自信を持って通報しにくい。。
これは以前、私も通報先を調べてみて感じ、そのままにしてたことなんです。

(*ゝ∀・) てことでまず、ヒサヒトくんのトンボ論文がどんな助成金をもらったか、あるいはもらわなかったかを確認してみましょう♪


トンボ論文⇓⇓⇓⇓
https://www.kahaku.go.jp/research/publication/zoology/download/49_4/L_BNMNS_49-4_129.pdf

によると、pdfの24ページ「謝辞」に

>著者のうち清は国立科学博物館の総合研究「過去150年の都市環境における生物相変遷に関する研究―皇居を中心とした都心での収集標本の解析」により一部助成を受けた<

とある。

たしかに4つの「総合研究」の中の一つとして、国立科学博物館HPに載っています:



ということで、こちらが 国立科学博物館 財務諸表(令和4年度)⇓⇓⇓⇓

https://www.kahaku.go.jp/disclosure/financial/imgs/zaimuhyou_r04.pdf#page=15  
のpdf15ページ、上部分のスクショです:

運営費交付金収益への振替額及び主な使途の明細 調査研究事業 総合研究研究費

☝ヒサヒトくんのトンボ論文で清さんが「一部助成を受けた」と自ら書かれた総合研究には、「運営費交付金」が使われたことが確認できました。


また、国立科学博物館は公式HPトップページの一番下にある正式名称からわかるとおり「独立行政法人」であり、そこへの「運営費交付金」とは何かというと⇓⇓⇓⇓

こちら会計検査院「独立行政法人における運営費交付金の状況について」:

>独立行政法人における運営費交付金の概要<

>独立行政法人が行う業務の財源に充てるために必要な金額の全部又は一部に相当する金額について、国が予算の範囲内で交付する資金

( • ̀ω•́ ) つまり人々が国へ納めた税金、公金です。


>運営費交付金の予算措置については、主務大臣が予算要求を行うこととされていて、中期計画に定めるところに従い、毎年度の予算編成の過程で交付額が決定されている。<


この主務大臣が誰かと言うと、
「令和4年10月 国立科学博物館について」https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/seisaku/20/06/pdf/93785901_06.pdf  には
>平成30年 文化庁の所管となる< 
とあり、文化庁は文部科学省に属している(文部科学省HP)ので、

文科大臣が予算要求して国立科学博物館へ運営費交付金が渡っている。



その交付金をトンボ論文のために使ったから、トンボ論文内の謝辞に
>著者のうち清は国立科学博物館の総合研究「過去150年の都市環境における生物相変遷に関する研究―皇居を中心とした都心での収集標本の解析」により一部助成を受けた
と書いたと、そういうわけです。


で、こちら文部科学省HP

研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(本文)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/08/__icsFiles/afieldfile/2014/08/26/1351568_02_1.pdf  
のpdf16ページには

>第3節 研究活動における特定不正行為への対応
対象とする研究活動及び不正行為等
本節で対象とする研究活動、研究者及び不正行為は、以下のとおりとする。
(1)対象とする研究活動 本節で対象とする研究活動は、競争的資金等、国立大学法人や文部科学省 所管の独立行政法人に対する運営費交付金、私学助成等の基盤的経費その他の文部科学省の予算の配分又は措置により行われる全ての研究活動である。<

☝(*´∇`*) ヨシッ、解けた!!


拙アメーバブログに一か月ほど前に書いた不正の告発先で、このトンボ論文が「競争的資金」(応募された多くのものから選ばれたものに出されるお金)を使った研究かどうかわからなかったのですが:

競争的資金であるかどうかより、ズバリ「運営費交付金」そのもの

さらに、「特定不正行為」はこちら農研機構「研究活動における不正行為」https://www.naro.go.jp/publicity_report/pr_report/20190924_seminar_handouts9.pdf 
特定不正行為
• 捏造:存在しないデータ、研究結果等を作成すること

• 改ざん:データ等を真正でないものに加工すること
• 盗用:他の研究者のアイデア等を適切な表示なく流用すること<

とある。


したがってヒサヒトくんのトンボ論文は

国立科学博物館の総合研究から「運営費交付金」の一部助成を受けたものであり、その「特定不正行為」には文部科学省が対応すると定めている。


これに該当するということが確認できました。


というところで、上の文科省不正対応ガイドラインpdf17ページには、特定不正行為について、研究・配分機関が内外からの告発、あるいは告発とまではいかないけれど相談の受付窓口を設置すべしと書かれてある。

その上、
客観性や透明性を向上する観点から、外部の機関に業務委託することも可能とする。
とまであります。

***以上のような文科省ガイドラインにのっとった国立科学博物館の「研究費等の不正防止対策」より、ここから引用です。

独立行政法人国立科学博物館では、研究活動上の不正行為に関する告発等の受付窓口を、以下のとおり設置しております。


(受付窓口)
独立行政法人国立科学博物館経営管理部研究推進・管理課(筑波地区内)
〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1
TEL:029-853-8901
FAX:029-853-8998
e-mail:kokuhatu$kahaku.go.jp
※$を@に変えて、送信願います。
※通報方法

通報用フォーマット(.doc形式:32KB)に必要事項を記入の上、文書、ファックス、電子メール、面談により通報願います。

(外部窓口)
清水法律事務所
清水幹裕(しみず つねひろ)弁護士
〒160-0004 東京都新宿区四谷2-3 カコビル
FAX:03-3359-3303
e-mail:shimizu-lawoffice$space.ocn.ne.jp
※$を@に変えて、送信願います。
※通報方法
通報用フォーマット(.doc形式:32KB)に必要事項を記入の上、文書、ファックス、電子メールにより通報願います。
※外部窓口では当分の間、電話及び面談での受付は行っておりません。

(対象となる研究活動)
・科学博物館が管理する、あらゆる資金を用いて行う研究活動。
・科学博物館の施設・設備を使用する研究活動。

・告発内容について、関係者の秘密保持を徹底します。


***引用終わり。


( •̀ω•́ ; ) って通報用フォーマットをダウンロードして記入、押印、それを郵送かファックスかメールに添付しなきゃならないのね。。


でも、そんな大作業をしなくても、文科省の「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」pdf19ページには

>3-4 告発の受付によらないものの取扱い< として、

>③ 特定不正行為の疑いがインターネット上に掲載されている(特定不正行為 を行ったとする研究者・グループ、特定不正行為の態様等、事案の内容が明示され、かつ不正とする科学的な合理性のある理由が示されている場合に限る。)ことを、当該特定不正行為を指摘された者が所属する研究機関が確認した場合、当該研究機関に告発があった場合に準じた取扱いをすることができる。<

☝☝☝つまり、清さんは「国立科学博物館動物研究部」に所属している(論文より)から、国立科学博物館にエトセトラ・ジャパン・ブログを見てもらうだけで、告発と同じように取り扱ってもらえるわけですよね? これならずっと簡単に連絡できますよね?( ๑>ω•́ )


てなわけで、あらためましてこちらが国立科学博物館のお問い合わせフォームへのリンクです:

☝お問い合わせの際には、文部科学省の不正対応ガイドラインに
特定不正行為の疑いがインターネット上に掲載されていることを、当該特定不正行為を指摘された者が所属する研究機関が確認した場合、当該研究機関に告発があった場合に準じた取扱いをすることができる。<
とあることを付け加えた方が、より伝わりやすいかと思います。(´◡`)


そして忘れちゃいけない、運営費交付金を国立科学博物館へ配分している大元の文部科学省。
「不正に対応します!」と宣言している文科省に「お問合せ」なら、ここかな?:


西村博士や輸入食品さん、エトセトラ・ジャパンさんの勇気ある行動に、皆様のサポートをどうぞよろしくお願いいたします。



さてさて、本日のタイトル画像はチョコレートの巨大な泉。

スイスのチューリッヒ近郊にある、リンツのチョコレート博物館へ行ったお話をこちらアメブロで紹介しています:


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