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魔術師になるべく学んでおり、英語を学び直そうとしている

「魔術師になりたい」と密かには思っていたが、いざ目指そうとして目指せるものだとは知らなかった。

いつも素敵な時間を過ごさせてもらっているBARで出会ったお姉さんと意気投合。何かと言うと、10代の頃に「My Birthday」という少女向け占い雑誌を読んでいたという話。そのお姉さんと「大人になった今、改めてMy Birthdayを読んでみたい」「それならば国会図書館に行くしかない」と初対面にもかかわらずその場ですぐに国会図書館へ行く予定を立てて、一緒に行った。
が、しかしそこには罠が。My Birthdayを筆頭とするティーン向け雑誌のバックナンバーは、どれも台東区にある子ども向けの国立図書館に所蔵されていたのである。私とそのお姉さんは、その日は閉館まで各々の興味分野(とはいえ似ていて私は民俗学で妖怪の話を読んでいたし、お姉さんはオカルト系の本を読んでいた)の読書をし、パワーストーンの本を見て小声できゃっきゃとしたりした。
その帰りに、出会いのきっかけとなったBARへ寄ったところ、占い師のお姉さんと初対面。そこで数秘術をやってもらい、私も学びたい!となる。
そのお姉さんにその日の経緯と「魔術師になりたいんです」という願望をぽろっとこぼしたところ、「じゃあ、いま魔術師をやっているお兄さんを呼んであげるよ」と、なった。

そして今に至る。
「引き寄せ」にも近い、なんらかの魔法を感じるご縁の数々。
私の魔術師への道が開かれたのだ!(?)

↑これ、高尾山の森です。

まずは「魔法の杖を作ろう」という会に参加し、高尾山へ行った。大雨の中、枝を探してその場で加工し…大雨にやられて下山して蕎麦を食べた。高尾山で出会った魔女のお姉さんたちとは今でも交流があり、行ってよかったと今でもしみじみする。

Aleister Crowley and the Knowledge and Conversation of the Holy Guardian Angel (Henrik Bogdan, University of Gothenburg)
という講義を聴講してまいりました

東京大学にて行われたアレイスター・クロウリーの講義も、魔術師の先生から教えてもらって参加。そこでも魔女たちとの再会があった。
その時に思ったのだ。
英語を学び直したい、と。

多くの魔術書というのはほとんどが英語で書かれている。講義を受けてみても、講師は早口の英語。前にもここに書いたと思うが、英検準1級を持っているからといってあぐらをかいている場合ではない。
英語をきちんと学び直さないと、魔術の学びにも影響が出てしまうのだ。

最近、「モダン・マジック」という現代の魔術書の金字塔的な本の日本語訳が出たという。が、お値段9000円。英語の原書は5000円。
こっそり聞くところによるとところどころ翻訳にクセがあるそうだ。

ここで「英語と魔法」がつながる話になるが、私は「Harry Potter」シリーズを「不死鳥の騎士団」の巻から最終巻まで全て英語の原書で読破している。
というのも、そもそも私は翻訳の文章が苦手だ。かの村上春樹が訳した「ライ麦畑でつかまえて」すらダメだった。
英語で書かれた原書があるのなら英語で読みたい。

と、思ってこのミステリも原書で買ったはいいが、まだ読めていない。

そう。やはり、英語を学び直さないと何もかも進まないのである。
単語はうっすらとしか覚えていないので、電源がつくかも怪しい昔の電子辞書を引っ張り出してくるか、もしくは令和の今、もっと機能が高性能になった電子の何かを買うしかないのかもしれない。

さらには、魔術用語にはそれなりに専門用語も含まれる。
それを読み解くには英語の起源となるようなもの、ヘブライ語やラテン語などの古代の言語にも触れる必要がある。言語オタクでよかった!!

昨日、魔術仲間のお姉さんとの会話で「何もかも突き詰めていくと魔術につながるんだよね」という話が出た。
確かに、私が興味を持つものには根底に何かしらの魔術的要素がある。
キリスト教徒ではないが読み物として聖書が好き。聖書に書かれていることも、本来のキリスト教からすると「悪魔的」として怒られが発生してしまうが、要素としては「生命の樹」など基礎知識は共通のものが多い。
言語もそう、天文学、占星術、陰陽道、日本のまじない(呪術)、遠野物語……
いちいち説明するとキリがないのだが、あらゆる知識欲の果てには魔術が待ち受けているのだ。

私は私のまだ知らないことを知っていくことに一番の楽しみを見出している。
なので、英語を学び直し、他の言語にも触れ、もっともっと色んな分野の本を読んでいきたいと思う。

↓昨日はスピカのおまもりを作ってきました。

#私の学び直し


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