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伝説の名古屋飛ばし再び!?悪夢の【北斗市飛ばし】のキケン 「北海道新幹線の新函館北斗駅が北斗市になった理由」 函館駅乗り入れは北斗市民にもプラス効果アリ


函館市議会でも明かされた駅位置決定の理由

新函館北斗駅は北斗市にある渡島大野駅を改造してつくられました。理由は単純で、東京駅-札幌駅をより短い時間で結ぶためにちょうどいい線路設計にできる位置の駅がたまたま渡島大野駅だったのです。もちろん道央圏の要望でした。ということは列車を新函館北斗駅を高速で通過させ、、、え、まさか。物理的にできないことはないですよね、ホームドアもあるし。

伝説の名古屋飛ばしならぬ北斗市飛ばし!?


ええええええええええええ!!!!!

今から30年前に「名古屋飛ばし」という俗語がクローズアップされた。1992年3月に東海道新幹線に登場した「のぞみ」の一部列車がJR名古屋駅の停車せず、地元名古屋の政財界やマスコミが大騒ぎした。

https://www.chunichi.co.jp/article/497163

かつてJR東海が都合で本社所在地かつ巨大都市名古屋市の代表駅名古屋駅を通過させる便を設定したということが起きました。驚いた鉄道ファンはこう叫びました。

※図はイメージです

JR、倒壊した!!!

北斗市民のみなさん、いいですか、JR東日本とJR北海道はJR東海と同じ営利会社ですよ、都合で一部の列車しか新函館北斗駅に停車しない「北斗市飛ばし」は北海道新幹線函館駅乗り入れ議論に参加されていた鉄道ファンの中でささやかれていましたよ。北斗市民の考えは甘いと。

函館駅乗り入れ便は絶対停車する

一方で函館市が検討している函館駅乗り入れ便は新函館北斗駅に必ず停車しなければいけない仕組みです。新函館北斗駅-函館駅間は在来線で、新幹線車両が走ることができるよう様々な準備をしなければいけません。

構想と同じ考え方、ミニ新幹線の山形新幹線の入口の福島駅や秋田新幹線の入口の盛岡駅では停車して運転士が走行モードの切り替え作業をします。素人でもわかる作業の一つが動画のようなパンダグラフの上げ下げです。それぞれの線路の走行に適した台数にします。連結や解結作業がない単独運転の場合も必ず停車し、運転士が新幹線走行モードと在来線走行モードの切り替えを行っています。この間に我々は乗降するわけです。

函館駅乗り入れ便は新函館北斗駅に絶対に停車する保証がある。仮に「北斗市飛ばし」になっても問題ない。実は北斗市にプラスになる構想だったりします。推進派すごいなあ。

さらに「五稜郭駅停車」も

旧・上磯町民にもプラスです。函館市の報告書に地味に書いていますが、五稜郭駅停車もします。函館市としては旧・亀田市民のために考えたものだと思いますが、旧・上磯町民の一部は近くの五稜郭駅から乗降できます。例えば七重浜や追分からなら五稜郭駅から乗った方が便利ですよね。えー、そうなんです。

おまけ

お口直しに福島駅発車メロディ「栄冠は君に輝く」(甲子園のあの曲)をどうぞ


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