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第百八十一夜 『幼女戦記』


「GW最終日なので、妻を労います。」

ノンアルコールビールで乾杯している写真を添えて、彼から送られてきた。
トライアスロンを控えた彼が意図的にアルコールを身体から抜いているのか、ある種の匂わせなのか考えてしまう私はいささか気にしすぎなのかもしれない。

「私も5日6日と妻と子と一日中過ごして、一度仕事には事務所にお留守番してもらうことにしました。」

思えばこのGWが始まってからアメリではセミナーを6回開催し、それぞれの回できちんと集客を集めることができたわけである。

とりわけIさんのセミナーでは高属性が集まっており、セミナー集客ごとの流入集計も今後必要になっていくだろうことを予想させる結果だった。

しかし、今夜はそのことはあえて語らずに過ごそうではないか。

私も彼もGWの一部を家族との時間を過ごし、しっかりと7日以降の自身への投資として過ごした。

日本では休暇を取ることに対するイメージが悪いことが多い。
しかし、自身の身体と精神の健康を考えればどれだけ効果的に休暇を取ることが必要かが理解できる。

怠惰に過ごすということではなく、自分自身のパフォーマンスを保つために休む。これは仕事の準備なのである。

GWもちろん働くべきタイミングには大いに働き、休めるタイミングでは大いに休ませてもらった。

こう書くと彼と私の日常となんら変わらず、ただ単に流入が多い期間となった。
まさにゴールデンウィークである。

本日7日より、通常運転である。
しかし、なんら特別感のないGWは極めて粛々と去っていった。

後方勤務は終わりである。
さぁ前線に赴こうではないか。

物語の続きはまた次の夜に…良い夢を。

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