さんざん今が大切という話をしたが、 それでも出会った人や、取り巻く環境、生まれた場所、 たくさんの過去からいまの自分ができていて成り立っているのは変えられない事実。 いま、いろんな感情を経験して、苦しい思いも、これ以上ない幸せも感じたいま、 一周回って、やっぱり全部の自分を愛してあげようよ。 って私はひとに言ってあげられる。 悔やむ必要も、憎む必要もない。 ただ、いま(過去も全て経験した)の自分を受け入れられる 心の広さを、空間を作る努力をすればいいだけだと。 ある種、諦
デンマークでの寮生活までの身の上話しをしたところで こっから自己紹介的なのはぼちぼちということにして、 「気ままに」のほうで書いていこうと思う。 私の20代は人から見れば、甘いと言われるような生き方かもしれないが 自分ではとにかく全力で走り抜いたと思っている。 生ぬるい生き方をしたつもりは全くない。 それでも私の性格上、後悔やタラレバばかりなのが これまた悔しいところ。 でも最近思うのは、原点回帰のようだけど いまを懸命に生きずして過去も未来もどうなることか、と 過去を
私は世界への興味はずっとあったが、タイミングが合わず留学など 日本以外へ旅行はあっても海外に住むということはしたことがなかった。 以前から、世の中を読むということは自然なことであった。 父親との会話はもっぱら時事ネタであった。 私に映画を刷り込んだのも、父とその父方の祖母だ。 はじめてみた映画の記憶は、4歳くらいの頃夜中に起きて 両親のもとへいったら「エイリアン」を見ていた。死ぬほど怖かった。 それからというものの、騙されて映画館でジュラシックパークを見させられたり、 おば
私は自他共に認める、映画ずき。 自分の人生から映画を離すことはできないだろう。 生涯を持って、映画に恩返ししたい、そんな気持ちだ。 まず、なぜまたここで文章を書こうと思ったか 人に勧められたのもあるが ロンドンにいるのはいいが肝心の人生の指針が定まらない いまを書き出してまとめていきたい思いもある。 20代は映画とどうにか近づきたいと思いながら その時々、全力でやれることをやった。 映画を愛しているには変わりはないが、 いままのままではいけないと悟り始めた30歳手前。 側
30代に差し掛かり、今はロンドンに在住しています、AYAです。 大学卒業までは北海道で生まれ育ち、東京へ出て仕事をしていました。 もともと、海外には憧れがあり、 コロナ禍の止まってしまった期間にいろいろと考え、まだ叶えていなかった 海外へ行く、生活することを実行すべく 2022年にデンマークへ留学に行き、そのあとはまだヨーロッパにいたい気持ちにしたがってYMSビザでロンドンへ。 わたしの人生の軸は映画と歴史。 東京では映画祭を運営していました。いまはお休みしていますが日本へ