完璧主義な人は「合格ライン」を決めたら人生が変わる
完璧主義な人は結構多いと思う。
そんな私も例外でなく、ただいま完璧主義抜け出そうと頑張り中。
常に人の評価を気にしてしまうし、
完璧なものでないと世に出せないと思ってしまうし、
全部一人でやろうとしてしまう。
0か100で考えてしまう。
そして高すぎる理想。
完璧なものでないと人に見せれないから、なかなか行動に起こせないのも辛いところ。
そんな話をパーソナルな心理学を趣味で学んでいる旦那に相談したら、
「合格ラインを決めたらええんやで」
あっさり答えが返ってきた。
60点で合格!人前に出していいよ!
って考えてみたら?
という5秒で終わったアドバイスを実践する事にした。
●仕事で実践してみた
さっそく仕事で実践してみる。
私は昼間はWebデザイナー。
デザイナーという肩書に申し訳無さを感じるくらい、
先輩デザイナー達に圧倒されていてヒーヒー言っている。
完璧なものを仕上げなきゃ!と悩みに悩んで時間がかかりまくる始末。
ここでちょっと肩の力を抜いて自分の中で60点まで到達した段階でデザインしたものを出してみる。
決して手を抜くという意味ではない。
自分の100点は高すぎる理想になるから、
60点くらいがちょうど現実的なものになる。
っていう面白い現象。
例えるなら、自分は草野球チームで野球をやっているのに大谷翔平を100点に設定してもがいてるようなもの。
あまりにも理想が高すぎて現実を越えてしまっている。
で、60点のものを出したらあっさり通る。
時間も短縮された。
あれ、こんな感じで良いんだ。
●家事・料理で実践してみた
栄養満点のバランスが完璧な食事でないと出せない(ちなみにそんな完璧な食事は生まれてこのかた作れたことがない)ってなっていた。
私の中の100点は、
プロの食育アドバイザーやフードコーディネーターが作るような、
食材も彩りもテーブルコーディネートも盛り付けも綺麗に整ったお洒落なものだったかもしれない。
いつも何か理想に足りない自分の料理に、
「自分はダメなんだ、料理ができない人なんだ…」
と100ができない自分は0だと極端に評価していた。
そこで60点の法則。
もはや私の中で法則になっている。
メインとご飯と野菜一つあったらひとまずおk。
お皿は迷ったら白かシンプルなものを使えばいい。
家族の誰からも何も文句は言われないし、
子供から「おいしい~!」という声も。
「この味付けどうやってやったの?」っていう質問も。
あれ、料理できたじゃん私。
スケールを大きくしたら人生にも言えるのかもしれない。
何者にもなっていない私は0点なんだと、
そんな事を思っていた日もあった。
でも、フリーランスになってデザインのお仕事をやって、いまコンテンツ配信にチャレンジしていてちょっとずつ成果も出てきている。
これって60点の合格ラインじゃない?
そう思ったら重い肩の荷が降りて、フッ軽になったような気がする。
それだけでなく60点という到達できそう!という絶妙なラインが、
熱量を湧かせて行動につなげてくれる。
「60点を合格ライン」にしたら良いんじゃない?
というたった5秒のアドバイスが私の人生を変えた。
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