雨宮そら

日常のなかで気づいたことや感じたことを つらつらと書いております📝

雨宮そら

日常のなかで気づいたことや感じたことを つらつらと書いております📝

マガジン

  • 創作「Letter」

    創作と日常の間らへん

  • 小説『青の音』

    「あの世の空はこの世の空よりも美しいと思いますか?」 とある少女、百音に投げかけられたその一言が主人公、律の心を大きく揺さぶる。 ふたりが抱えていたのは氷となった辛い「生死の記憶」だった。 氷が溶け出したとき、彼らの目に映ったのは…。 高校生のふたりが彼らなりの「自分の生きる意味」を見つける物語。

最近の記事

  • 固定された記事

noteを読んでくださった方へ〜自己紹介〜

はじめまして! 「雨宮そら」と申します😊 プロフィールにも書いてある通り、 今まで主にインスタとアメーバブログの方でブログの執筆をしていました。 そしてこの度、noteでもブログを投稿することになりました! 過去の80投稿を一気に投稿しましたので わたしのnoteをご覧になってくださった方に 困惑させてしまっては申し訳がない…と思い、 今回はnoteで雨宮を知ってくださったみなさまに 簡単に自己紹介をさせていただければと思います! 名前は「雨宮そら」という名前で活動して

    • 創作Letter 9

      日に日に、弱っていくのがわかる できないことが増えていく 焦りも不安も増えていく 希望が遠く遠くに行ってしまう できたことが分からなくなる わたしってどうやって歩いてたんだっけ どうやって食べてたんだっけ どうやって話してたんだっけ どうやって笑ってたんだっけ 今わたしは何をしているのだろう この声は誰の声なんだろう この指を動かしているのは誰なんだろう 横になっているのは? 泣いているのは? 息をしているのは? だれ?だれなの?

      • 「笑い話の日」までの日

        こころにぐっと負荷がかかると そのときはもちろん苦しいけれど 負荷を乗り越えて回復するまでも 結構苦しかったりする 「いつかは笑い話になる」 そう思い、そう願い、 時が解決するのを待つ それはかなり大変なことだ 「笑い話の日」を迎えるには 強い信念が必要なんじゃないかと 最近よく思う 「時」は何もしなくても 前へ進んでいってくれる 後ろへ進むことはない でもこころは後ろに進むことができる 記憶がそうさせるのだろうか なんども、なんども 同じ過去を繰り返し再生しては な

        • 創作「Letter」8

          5/21 気づいたら森の中にいて 声をあげて泣いていたんだよ 「どうしたの?」って 聞こうと思ったのに あなたはもういなくなってた ずっと一緒だったのに ひとりになったの うしろを振りかえったら 知ってる場所だった 帰るべきところを 知ってる場所だった 「前へ、前へ」 そう誰かに言われたから 手足を動かしてみた わたしはまた痩せていた アリがいた 小さくて無数のアリが せかせかと歩いていた アリの行列を追いかけた そしたら途中で見失って 身体も疲れたから座り込んだ

        • 固定された記事

        noteを読んでくださった方へ〜自己紹介〜

        マガジン

        • 創作「Letter」
          8本
        • 小説『青の音』
          19本

        記事

          ふたりで食べるアイス

          「コンビニ行かない?アイス食べたい」 お風呂上がりの夜10時すぎ 「準備できたら行くわ!」 と言ってくれる友人がいる 1人で食べるより 彼女と食べたかった 実家の目の前に住む彼女 小学6年生のとき 転校して来てからずっと わたしの大切な友だちで いてくれている 強くてしなやかで なのに繊細な優しさもある そんな人なかなかいないんだと 大きくなるほどに思う 2人で歩きながらアイスを食べた 彼女は大好きなスイカバー 私は大好きな板チョコアイス 色々あったわたしに 変わら

          ふたりで食べるアイス

          創作「Letter」7

          5/19 調子はどう? わたしはだいぶ取り戻して来たかな... 今日は久しぶりのアルバイト わたしはあの場所が本当に好き 色々あったけどさ あなたの声を聞こうと それだけを努力しているよ 今、お弁当を食べてるんだけど 昨日肉じゃがを作ってそれだけ詰めたの すごく美味しい。 わたしは自分の作る肉じゃがが1番好き 自画自賛しちゃうもん あなたにも食べてほしいな あなたにはきっと わたしがお料理をする姿なんか 想像できないでしょうね

          創作「Letter」7

          創作「Letter 」6

          5/13 ここ数日福島にいるよ あなたにとって福島は好きな場所なのかな 私にとってはなんだか不思議な場所だな でも今は居心地が良いの あなたにとっても私にとっても 大きな存在だったあの方との ご縁が途絶えてしまったの ごめんね、あなたは私より あの方が大好きだったよね 「そらちゃんなら大丈夫」 「自分を信じて」 最後まであの方はそう言っていた 自分を信じる あの方が教えてくれたことだよね 楽しかったね それだけ取っておこうね 大事にしまっておこうね

          創作「Letter 」6

          創作「Letter 」5

          5/11 答えを求めてはいけないのかな どうして。どうして。って わたしはいつもそうなる。 曖昧なことが嫌いで 靄がかかっているとすぐ払いたくなる

          創作「Letter 」5

          創作「Letter」4

          5/8 ねえねえ何がしたい? 何が欲しい?何が食べたい? あなたの声がさ、 あんまり聞こえなくて 何してる? ぼやぼやってしちゃってるんだよね いろんなことが。 あのね、昨日20代の女の人が マンションで男の人に刺されたんだって 男の人、「めちゃくちゃにしたかった」って。 女の人、何を思っていたかな。 女の人のことが大切な人たちも 心を刺されてしまっただろう。 どうしてこんなことが起こるんだろう。 地球史でいくつもの生物が生まれ、 そして絶滅していった。 過酷な環境に耐

          創作「Letter」4

          創作「Letter 」3

          5/5 今日はダンスのイベントに行ったよ あなたが大好きなテーマパークダンス、 たくさん観れたよ 懐かしい曲が流れたときは 思わず涙が溢れ出て来たよ あなたのことを思い出したよ 一緒に観ているみたいだったな またステージに立ちたいなって そんな日が来るのかなって期待しちゃった 「生きてる」って表現 わたしは大好きなんだ

          創作「Letter 」3

          創作「Letter」2

          5/3 今日は生まれて初めて演劇を観に行ったよ 大好きな方のお芝居を初めて観たよ かっこよかったな...本当に。 演劇ってすごい。表現が直に伝わってくる。 あなたはどんな気持ちで観ていたのかな。 「女の子」にはあなたを当てはめていた。 だから涙が出てきたのかもしれない。 「どこに行ったってなんだって起こるんだな」 この言葉がわたしを掴んで離さないの。 また言うね、生きててよかった。 心地よく疲れてる。このまま寝てしまいたい。 あなたと森に行けるのがすごく嬉しいの。

          創作「Letter」2

          創作「Letter」

          4/30 書くことはできる 書きたい気分 気持ちが落ちて落ちて 横になってる 薬飲もうかな、迷うな よくわからない涙が出てくる 疲れてるらしい 疲れたのか、わたし 知ってる、知ってるけどさ 辛い 苦しい 悲しい 悔しい 起き上がれるかな 夜ご飯食べようかな お腹すいてないけど 食べたらお薬飲んで寝ようかな また怖い夢見ないかな いつも同じ怖い夢 解離する夢 わたしが1番怖いのは 解離することなんだ 悪いことじゃないって頭ではわかってる そんなに怖がる必要はないことも でも嫌な

          創作「Letter」

          こころから、晴れ

          喪失が勢いよくやって来た数日 少しはたくましくなったと どこかで思っていたけれど わたしのこころはまだまだ 淡くて脆くて少しあやうい だから ひとつだけ 信じてあげることにした 時間はかかるかもしれない この苦しみは波のように 押しては引いてを繰り返し そのたびに涙するかもしれない でも離さない もう、わたしを離さない どんな気持ちも こころのどこかで 受け入れていくと 信じてあげることにした 例えどんなに 小さなかけらになってでも 「わたしを信じるわたし」を ここ

          こころから、晴れ

          空をとる

          福島に来てから 空の写真を毎日撮っている 思わず撮りたくなるほど 美しいから 祖父が亡くなってから とっくに1週間が過ぎていた 私はまだ祖父の家にいる 何か不可解な重いものが 背中から覆い被さる感覚が来ると さっきまで何ともなかったのに 涙が止まらなくなる でも長くは続かなくて 私はまた疲れて寝てしまう 起きると何事もなかったかのように こころが落ち着きを取り戻す そして祖父の遺影の前で手を合わす 福島は私が生まれた場所 「そら」は福島の空を見て 母が名付けた名前 「

          「おはなやさん」になりたかった私へ

          こんにちは。雨宮そらです:) こちらはあいにくのお天気です。 昨日は半袖だったのに 今日は長袖でもすこし肌寒い... 季節の変わり目はどうも苦手です。。 GWですね!みなさまはいかがお過ごしですか? わたしは特にいつもと変わらずの生活です。 変わらず、だからこそいつも通り外出すると 普段は静かな場所でもとても賑わっていて 楽しい気持ち半分、疲れてしまうことも... 自分が心地よきように過ごせたらよいものです。 さて相変わらず前置きが長いので 早速本題にいきましょう!笑

          「おはなやさん」になりたかった私へ

          届ける

          「この人はわたしのことを大事に思っている」 そう確信できる瞬間がある こころからの素敵な笑顔に包まれて ひとりになったとき じんわりと身体に染み渡っていく わたしの中にいる たくさんの悲しみに こもれびのような柔らかな光が それらをふんわりと包み込む あのときのわたしに この確信をあげたい 「わたしは大切にされている」 この確信を届けたい だから届けてあげようと思う ひとりだったわたしに 誰にも期待しなかったわたしに 「わたし、大切にされてるよ」 「あなた、本当に大