見出し画像

渡部昇一流『四書五経』の解釈 258

😈  一教えれば三理解する  (『論語』述而第七)

🌏  一隅を挙げて三隅を以て反せざれば、則ち復びせず

一隅を説明したら三隅のことがわかるような反応がない人間には再び教えない。

これは、一を教えれば三ぐらいまで理解するようでなければ、
相手にする価値がないという意味になるだろう。

今は格差社会と言われるが、知の世界には格差があって当たり前である。
ところが、今の教育は一番できないところに合わせている。
これは悪平等というしかない。
学力低下の一因もそこにあると思うのである。


2024年5月11日土曜日晴れ10℃〜24℃


朝陽

日常の業務に追われていますと、自分を見失ってしまうことがよくあります。
そういうときにこんな風景に出会ったら自分が馬鹿馬鹿しく思えてきます。
日常は生活するものにとっては貴重な時間にも関わらず業務に振り回されます。
それを戒める言葉が「今を生きよ」です。
「今を生きる」ということは「今を感謝する」ことでもあります。
しかし、大抵この言葉は自分から消えているものです。
なぜなら、瞬間瞬間を喜びで満ち足りた心で過ごしていないからです。
もし、
喜びで満ち足りた生活を送っているのであれば心の憂いなど感じぬでしょう。
悩みなどはないはずです。が、完全な人はありません。
そう、この世に喜びに満ちた生活をしている人は存在しないからです。
が、誰の上にも喜びに満たされた時間というものは訪れます。
その気持ちを知っているからこそ頑張れるのだと思います。
だから、人生はいかに喜びを得るか、でしょうか。
そして、それは数多くあるはずなのですが、つい忘れてしまうのでしょう。
それは、欲も人間にはあるからです。
また、欲は人それぞれです。
時々、同じ欲で敵対する人も存在します。
多かれ少なかれ誰もがこの敵対関係を経験するものです。
大体敵対関係は平行線を辿るものです。
いやはや、世の中はこの平行線が原因で随分住みにくくなっています。
だから、住みやすくするために名言があちらこちらで生まれました。
また、生きる法則も数々生まれました。
こうした言葉を行動に移され継続されている方はおそらく
至福の状態であろうと思います。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?