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渡部昇一流『四書五経』の解釈 241

😈  学問する態度  (『論語』泰伯第八)

🌏  学は及ばざるが如くす。猶お之れを失わんことを恐る

勉強はいくらやっても追いつかないという感じでやらなければならない。
また自分が習得したことも、すぐなくなるように恐れて、
その学問を守らなければいけない。

これは学ぶ態度を教えた言葉である。
絶えず新鮮な知識、新鮮な考えを磨いていかないとどんどん減ってしまう。
それが学問というものである。


【2024年4月24日(水曜日)曇り時々雨15℃〜18℃】


日の出

明治維新前の日本は幕府側と倒幕派とに二分していた。
将軍か天皇かという形です。
今は自公対野党です。が、決定的に違うものがあります。
それは貧富です。
幕府対勤王には貧者が存在していました。が、現代は違います。
不足しているものがあるとするならば選挙資金ぐらいでしょう。
その選挙資金なるものを集めめるためにパーティーを開きます。
これは与野党の別なく当然のように政治家は行います。
政治家がリッチなんですね。
そしてお金の力で何でも実践可能にしています。
国民もお金が欲しいから投資資金を動かします。
しかし、日本には三大義務があります。
勤労と納税と教育です。
果たされていますか?
日本には24.2%の非課税者が存在します。
この数は多いでしょうか少ないでしょうか?
しかし、この国には消費税なるものが存在します。
赤ちゃんから老人まで全員が納めている企業の売上金です。
企業はこれを消費税と称して国に支払いますが、
そうする分企業は法人税を減額される仕組みが働いています。
消費税は社会保障の一環として設けられましたが、同時に、
法人税の引き下げにもつながっています。
その見返りとして企業は政治家に政治献金を行います。
全てが金・カネ・かねで解決されます。
また、
忘れちゃならないのは一つの宗教法人が選挙をコントロールしたことです。
そこにもお金が絡んでいました。
なるほど資本主義政治です。
その一方で哲学や心理学あるいは新しい法則として人が幸せになる
方法などとして精神論や思想が誕生しています。
勤労・納税・教育は政治が考えるべきものですが、
政治家はこれを全く放棄しています。
つまり、国民の声を聞いていないということです。
が、日本国民は懸命に生きています。
現在の上皇がおっしゃいました。
「民度の高さに救われています」
と。が、その民度は低下の傾向にあります。
では本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄

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