宇宙っ子

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「明るく」「正しく」「真心」をモットーにしています。簡単ですがなかなか実行に苦難を要しています。そして思うことは人生を生きている間は「学びの精神」が必要だと感じています。自分の心なのに自身でコントロールできない。運命が変わる時はこの自分を完全にコントロールできた時だろう。

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渡部昇一流『四書五経』の解釈 253

😈 明哲保身 (『中庸』二十七章) 🌏 既に明且つ哲、以て其の身を保つ。 「明哲保身」という言葉はここから出た。 「明」とは道理をよく知っていること、 「哲」とは仕事に精通することだと言われている。 したがって、道理がわかって仕事も良くできれば、 その身は安全であるという意味になる。 【2024年5月6日(月曜日)曇りのち雨15℃〜21℃】 精神を鍛えるにはまず肉体から鍛えるべきだろう。 肉体こそ精神に直結しているものはないからだ。 また、精神に直結しているのは頭

    • 渡部昇一流『四書五経』の世界 252

      😈 拳拳服膺 (『中庸』第八章) 🌏 一善を得ては則ち拳拳服膺す。 何かいいことを一つしたら、それを大切に胸の中に奉る、 ということである。 拳拳というのは捧げ持つこと、服膺は胸に抱くような感じ。 私が小学生の頃は、「教育勅語は拳拳服膺」して、 と習ったものである。 【2024年5月5日(日曜日)晴れ 11℃〜25℃】子どもの日 人は美しいものを求めます。 が、出すものは汚いものばかりです。 目やに、耳垢、鼻くそ、反吐、嘘、便、おなら これらのほとんどは自己の身

      • 渡部昇一流『四書五経』の解釈 251

        😈 利益中心の落とし穴 (『礼記』曲礼上) 🌏 財に臨んでは苟も得んとする勿かれ 儲け口があるとか利益が得られる時に、 それを得ようとばかり考えて走ると危ない、 という戒めの言葉である。 これは「儲け口にはとりつくな」 という言葉と同じ意味だと考えていいだろう。 【2024年5月4日(土曜日)緑の日 晴れ 9℃〜27℃】 江戸時代の俳人・山口素堂 「目に青葉 山時鳥 初鰹] 大型連休の後半は晴れました。すっかり初夏です。と言いたいのですが、立夏は明日です。 一

        • 渡部昇一流『四書五経』の解釈 250

          😈 君子危うきに近寄らず (『孟子』盡心上) 🌏 命(めい)を知る者は、巖膲(がんしょう)の下に立たず。 天命を重んじる人は、 今にも崩れそうな危険な崖の下には立たないものだ。 これは「君子は危うきに近寄らず」 ということを言っているのだろう。 天命に従い、余計な寄り道をするな、 ということであろう。 〔2024年5月3日(金曜日)晴れ8℃〜24℃】 履歴書に自分の性格の長短所を述べる箇所がありますが、 簡単なようで意外に難しいと思いました。 自分の価値を正し

        渡部昇一流『四書五経』の解釈 253

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          渡部昇一流『四書五経』の解釈 249

          😈 筋道を立てる (『孟子』滕文公) 🌏 其の道に非ざれば、則ち一箪の食(し)も人より浮くべからず。 しかるべき筋道があるものでなければ、わずかな食べ物でも人からもらってはいけない。 何かを人からもらうときは、 どんな些細なものであっても筋が通っているものでなければならない、 という事である。 【2024年5月2日(木曜日)晴れ一時雨10℃〜19℃】 今日は仕事が捗らない。停滞している。大型連休の影響だろうか。 いつもの嘩騒音が聞こえないからかもしれない。 至る

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 249

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 248

          😈 批判すべきは批判する (『論語』里仁第四) 🌏 仁者は能く人を好み、能く人を悪む。 仁者、つまり立派な人はよく人を褒めるけれど、よく人を批判したり憎んだりもする。一視同仁で誰でも褒めるのではなく、悪い人は悪いと言う、と言う意味である。 これは批評家などにも言えることで、全ての作品を褒める人も、すべての作品を批判する人もだめ、あの人が褒めれば本物、あの人がだめと言ったらだめだ、 と言う事でなければいけないのである。 【2024年5月1日(水曜日)くもり一時雨1

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 248

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 247

          😈 褒めることを楽しむ (『論語』李氏第十六) 🌏 人の善を道(い)うことを楽しむ。 人のいいことを言うことを楽しんだ、 と言う意味の言葉である。 悪口を楽しむのではなく、 人を褒めることを楽しむような心掛けでいたい、 と言うことだろう。 【2024年4月30日(火曜日)雨のち曇り16℃〜24℃】 トラブルを起こしたい気持ちはさらさらありませんが、 トラブルは避けようがありません。 なぜならほとんどが自分の言動が原因で起きることばかりですからね。 そしてそれは

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 247

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 246

          😈 美点を伸ばす (『論語』顔淵第十二) 🌏 君子は人の美を成す。 立派な人というのは、人のいいところを伸ばしてやるものである。 逆に言えば、いいところを伸ばすのが立派な人である、 ということになる。 【2024年4月29日(月曜日)曇りのち雨15.1℃〜24℃】 今日も一歩前へ・・・・ 人生は思うようにいかないが、私は思うようにできる。が、 そうできない私がいる。なぜ?それが私だからです。 これは先天的なものと後天的なものがあります。 それが何かを知るにはま

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 246

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 245

          😈 益になる友 (『論語』李氏第十六) 🌏 直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは、益なり。 真っ正直な人を友達とし、信頼できる人を友達にし、 いろんな知識のある人を友にする。 これは有益なことだ。 これは友達の選び方を述べている。現代では、 有能な医者と有能な弁護士を友達にするのがいいと言うが、 「益友」という言葉があるように、 益になるような人と交わるのがいいだろう。 【2024年4月28日(日曜日)晴れ12.5℃〜28℃】 予報では真夏日並

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 245

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 244

          😈 友達の条件 (『論語』顔淵第十二) 🌏 文を以て友と会す。 友達とは、位とか金とか富ではなくて、 文と言われる教養とか趣味とかなどを介して合うべきである、 という意味である。 友を選ぶ基準として覚えておきたい言葉である。 【2024年4月27日(土曜日)曇り14℃〜22℃】 猫哲学は「気まま」が主体である。 が、人がこれをやってしまうと非難の的になってしまう。 だから、猫嫌いな人は絶対に猫を寄せ付けない。 それを見て猫好きな人は猫を慰める。 すると、猫嫌いな

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 244

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 243

          😈 悠々たる生活もよし (『論語』先進第一) 🌏 沂に浴し、舞雩(ぶう)に風して、詠じて帰らん。 これは孔子が弟子たちに「やりたいことを言え」と行った時に、 曾皙(そうせき)という弟子が答えた言葉である。 他の弟子が「自分は大臣になる」とか「大きな国の政治を司る」と 述べる中、曾皙という弟子は「ちょっと恥ずかしいのですが、春になったら晴れ着をつくって、召使いを連れて沂(き)という温泉に入って、舞雩という景色のいいところに行って、そして歌でも歌って帰りたいものです」と答え

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 243

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 242

          😈 人間に変わりなし (『孟子』離婁下) 🌏 堯、舜も人と同じきのみ 堯舜といった立派な人も我々と同じ人間である。だから、 努力すればあのようになれるのだ、ということである。 『孟子』藤文公上には「舜何人ぞや、予(わ)れ何人ぞや」という似たような言葉がある。 日本の政治家も、「ワシントン、ウェリントンも同じきのみ」というふうに堂々とした態度でやってもらいたいものである。 【2024年4月25日(木曜日)晴れ11℃〜24℃】 今日は新しいことをたくさん知ることが

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 242

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 241

          😈 学問する態度 (『論語』泰伯第八) 🌏 学は及ばざるが如くす。猶お之れを失わんことを恐る 勉強はいくらやっても追いつかないという感じでやらなければならない。 また自分が習得したことも、すぐなくなるように恐れて、 その学問を守らなければいけない。 これは学ぶ態度を教えた言葉である。 絶えず新鮮な知識、新鮮な考えを磨いていかないとどんどん減ってしまう。 それが学問というものである。 【2024年4月24日(水曜日)曇り時々雨15℃〜18℃】 明治維新前の日本は

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 241

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 240

          😈 かくあるべき態度 (『論語』述而第七) 🌏 温にして厲(はげ)し。威あって猛からず。恭しくして安し。 温かみがあるけれども、決してそれだけではなくて、きっちりケジメはつける。 威厳はあるけれども、猛々しいわけではない。 非常に恭しい態度だけれども、人を寛がせるものがある。 これは、人間かくありたいという理想を述べたものだろう。 こういう言葉を覚えておくと、目指す方向が明らかになり、 修養の礎になるのではないかと思う。 【2024年4月23日(火曜日)曇り時々晴

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 240

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 239

          😈 退くを許さず (『論語』述而第七) 🌏 その進むに与(くみ)するなり。その退くに与せざるなり。 どんどん進歩するのはいいけれども、退歩するのはだめだ。 善いことを推し進めるのならば支援するけれど、 悪いことをするのは許さない、と言ってもいいだろう。 【2024年4月22日(月曜日)曇り一時雨15℃〜22℃】 人間の最高峰はどこだろうか? 釈迦? イエス・キリスト? 孔子? 老子? ではないかと私は考えています。そして、今なおこの人たちを追い求めています。

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 239

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 238

          😈 道は近きにあり (『孟子』離婁上) 🌏 道は爾(ちか)きに在り、しかるにこれを遠きに求む。事は易きに在り。しかるにこれを難きに求む。 やるべきことは身近にあるのに、それが遠くにあるようなことをやっている。 易しくできることがあるのに、わざわざ難しいことをやっている。 たとえば「万葉集」を読むのに学者が議論している読み方にこだわり、 学者にも解けない歌ばかりにこだわっている初心者もいる。 難解なものは相手にせずに素直に読めばどうか、 と教 えるときなどに使える言

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 238