M20期モダン②5c Humans雑感
こんにちは。amasneです。
今回は前回の続きということで、現環境でMOのリーグ中心に人間デッキを回してみて感じたことをまとめてみます。
立ち位置
まずは客観的データ。
自分が回した印象もこれに近い。(対赤単フェニックスは不利だと思っているけど)
パッと見、ジャンドを除いたメタ上位すべてに五分以上の成績となっていて、かなり良いポジションに見える。
ところが、実際に回してみると、そんなことはなかった。
メッチャ負け越した(勝率41%)。
体感として、かなりきつく、デッキ変更を検討している。
原因を考える
1.立ち位置
上位4デッキに対して勝ち越してはいるけど、「有利」といえるほどではない。ほとんど互角。実際ホガークや青白コンとマッチアップしたとき、嬉しいとは思えなかった。
対ジャンドは何度かやったけど、相当厳しい。
一方で、「踏みたいマッチ」がない。例えば、MF横浜の頃だったらグリクシスシャドウとか、もっと前ならホロウワンあたりはお客さんだったけど、環境にいない。
2.ライバルデッキのパワーアップ
MF横浜の頃は、対青白コンは有利マッチだと認識していたし、ジャンドの前身であるThe Rock(BG)にも苦手意識はなかった。でもこれらのデッキは、灯争対戦とモダンホライゾンでかなりパワーアップした。その間人間側はせいぜいサイド候補が増えた程度で、デッキパワーはほとんど変わっておらず、青白コンはほとんど互角になってしまったし、ジャンドは今ではワーストマッチアップ。
3.強力なアンチカード
ジャンドが使用するレンと6番、赤単フェニックスの溶岩の投げ矢、トロンの爆発域、黒いデッキのサイドにだいたい入っている疫病を仕組むもの。このあたりのニューカマーが軒並みきつい。
先手2Tで出されるとほぼ負け
こうして整理してみると、直近2セットでかなりマイナス要素が大きい一方でこちらが得たものが少ないので、立ち位置が悪くなるのは当然か。
この環境で5c人間を使う意義
マイナス要素だけとりあげてもアレなので、回してみて感じたメリット。
まず1つはブンの強さ。これはもともとそうだけど、ブン回りすればあっという間に強固な盤面を作ることができる。この点はロンドンマリガン導入で強化されたと感じる。
2つ目は、墓地対策に全く引っかからないので、相手がメインから投入している場合は捨て札を作れる。(さすがにMCのようにメイン黒力戦とかは見ないが)
3つ目は、トップメタのホガークに対しても十分戦えること。恐らくこれが一番大きい。
禁止改定後
現環境での立ち位置をここまで考えていたが、8/26に禁止改訂があり、環境に変化があると予想される。もしホガークデッキが環境からいなくなった場合のことを考えてみる。
まず単純に、ホガークがいなくなることで、人間を選ぶ最大の理由が消滅する。
次に、ホガークには不利だが他には勝つデッキが増える。最初に載せた表で考えていくと、緑トロン、ヴァラクートあたりだろうか。
どっちもどちらかというと不利よりのマッチアップなので、あまり嬉しい変化ではなさそう。
このように考えていくと、ホガークが退場してもしなくても厳しそうという印象で…やっぱり、デッキ、変えたほうがいい気がするな。
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