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同人誌の作り方

こんにちは初めまして。アマネと申します。
一端の同人オタクです、どうぞよしなに…❣

今回は自分なりの経験を元に同人誌の作り方をまとめてみました。
貴方の同人デビューのお役に立てれば幸いです~!


貴方が作りたいのは一次創作の同人誌?それとも二次創作の同人誌?


同人誌(どうじんし)または同人雑誌(どうにんざっし、どうじんざっし)は、同人(同好の士)が資金を出して、自ら執筆・編集・発行を行う雑誌のこと。

Wikipediaより

ここ結構重要です!一次創作の場合は、己がルールの世界なので著作権に関しては自分にあります。
二次創作の場合は、著作権が制作者側に存在します。
そのため、まずは自分の制作したい薄い本(もしくは分厚い本)がどちらに属するのかちゃんと理解しておく必要があります。
今回は主に二次創作向けの話をしますね。

著作権の問題について

著作権の問題なのですが、二次同人という枠は非常にグレーゾーンです
というのも日本では著作権に関する法律自体が曖昧にしか定義されていないため、基本的には各版権元のルールに従う事が最近では主です。
版権元のホームページには二次創作ガイドラインがある場合が最近は多いので、必ず目を通しましょう。

大体の企業はキャラクターのイメージを損なわない事をルールとしていますが、某競馬美少女ゲームのように明確に成人向け描写を禁止としているジャンルもあります。

とはいえ、大体の版権元が黙認しているのが現状なので、大きく逸脱しなければ多少のエログロはOKという認識で大丈夫です。(馬はダメだよ!)


同人誌の作り方

やっと本題です。いや前提条件がとりあえず絶対知っておくべき事なので先に載せました。コレ知らない方多いので……これを機に知ってくれ~~!!

  1. 本の大きさを決める

  2. お願いする印刷会社を決める

  3. 全文カラーかモノクロ込みか

  4. 裁ち落としについて

  5. 本文データの作成

  6. 奥付について

1.本の大きさを決める

基本的に好きなサイズで良いです!が、えっそんなこと言われてもなんか指針が欲しい!という方には大体の認識をお伝えしますね。

  • 製本サイズB5→イラスト、漫画

  • 製本サイズA5→イラスト、漫画、小説

  • 製本サイズB6(B5の半分サイズ)→小説

  • 製本サイズA6(文庫本サイズ)→小説

ここで“製本サイズ”と書いたのには理由があります。
詳しくは4の裁ち落としについてを参照してください。

とりあえず、絵がメインのもの程大きいサイズということがわかります。
個人的には、B5は情報量(描きこみ)が多いイラストやコマ割りが多めの漫画向けかな?と思っています。
挿絵を入れる場合の小説だと、B5/B6あたりが絵も見やすくておすすめです。
ガッツリ売ってる文庫本を個人で出したい!という場合はA6が良いと思われます!売ってるような文庫本にしたい場合カバー装丁とかも追加すると尚良いかもしれません。

2.お願いする印刷会社さんを決める

さて、ここはかなり悩みどころです。何冊刷るか、本のクオリティを優先するか、コストパフォーマンスを優先するかで変わってきます。
ちなみにアマネの場合は、自分の絵はRGBによる発色ありきの色遣いがメインになっているので、なるべくRGBで発色してくれる本を刷っていただける会社さんをメインで選んでます。
コストパフォーマンス重視だと、色味に関しては期待値は下がりますが、なるべく低価格で作りたいor色味は気にしない(気にならない)方は基本的にコスパ重視で問題ないと思います。

アマネの使ったことある会社さん、或いは知ってる会社さんをある程度リストアップしておきます。よかったら参考にしてください。

・オレンジ工房さん

初心者さんにおすすめ、という点で割と名前があがってくる会社さんです。
iPadでのデータ作成の説明があったり、価格もお手頃でお願いしやすい会社さんです。色味に関しては、少し黄味が強めに印刷にでている印象はありますが、暖色の得意な方は問題なく綺麗に刷れると思います。

・ポプルスさん

アマネが個人誌でよくお世話になっている会社さんです。発色も比較的良く、価格もそこそこお手頃です。ここの強みはギリギリ原稿マンに助かるコースが基本的に予約なしでお願いできる事ですね。原稿は計画的に……(自分への戒め)

・ちょ古っ都製本工房さん

めちゃくちゃリーズナブルです!あと少部数でも安価で刷れるのがここの良いところです。色味に関しては個人的にはかなり色褪せて見えますが、元々淡い色遣いの作家さんなら問題ないです!本の質より量or価格!!派にはもってこいの会社さんだと思います。

・プリントオンさん

とにかくこだわった本を作りたい方におすすめです!価格に関しては全く可愛くないですが、価格に比例した可愛い本をこだわって作ることができます。同人上級者さん向けかもしれません。

・STARBOOKSさん

アマネが一番お世話になっている会社さんです。主にアンソロジーを発行するときにお世話になります。
サービスやデータチェックの連絡等がとても丁寧です。
基本料金が高めですが、質はとても良いです。
また早めの入稿での割引がお得なので、いつも原稿を発行日より前に作っちゃうタイプの同人オタクさん向けです。

そのほかにも、おたクラブさん、BRO’Sさん、ホープツーワンさん、ねこのしっぽさん等々、同人誌印刷会社さんは沢山あります!

とりあえず出してみたいな、という方にはオレンジ工房さん、おたクラブさん、ポプルスさんあたりが個人的なおすすめです。


書いているうちに長くなってきたので、3以降は次の記事で書きますね!

またお会いしましょう~



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