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恋愛はまさにシーソーゲーム

お金を無心されたことをきっかけに、初めて自分自身の心とつながり、怒ることができた私。そこで自分がいかに自分を愛せずにいたのか、気づくことになります。

私はそんなにちっぽけじゃない!

いままで、どんなに酷い言葉をぶつけられても、どんなに酷い態度を取られても、怒ることができなかった私。

それはたぶん、そのときの私があまりに自己肯定感が低く、自分で自分を愛せずにいたからなのだと思います。

私が私という存在をあまりにちっぽけにしていたからこそ、ユウヤが私をちっぽけ扱ったのでしょう。

私が私を虐げていたから
ユウヤも私を虐げていたのです。

そして、ユウヤがお金を無心したことをきっかけに、私が虐げていた私、がこう叫びました。

私はそんなにちっぽけじゃない!!
そんな風に扱われたくない!!

と、、、。

自立と依存が逆転した日

このブチ切れ事件以降、私とユウヤの立場が逆転します。

少しだけ自分を取り戻し、自己肯定感がやや上がった私は、ユウヤに対して堂々とした態度を取れるようになったのです。

会いたいと連絡が来ても、断れるようになりましたし、失礼な態度や言動にNOを突きつけられるようになりました。

ようやく、自分を大切にする選択をしたのです。

すると面白いことに、今度はユウヤの方が、私の下に入るようになりました。私の機嫌を伺い、何やら優しい言葉をかけてくるのです。


心理学では、パートナー同士の自立と依存はいつか逆転する日が来るといわれています。

ざっくりいうと、自立は追いかけられる側、依存は追いかける側。まさに、セオリー通りのことが起きたわけです。

主導権はすっかり私に移り、ユウヤは私に従う立場になりました。私が断れば断るほど、私を追いかけてきます。

このあたりから、ユウヤは頻繁に私のうちにやってくるようになりました。







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