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詩ポエム

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ふと書いた文章というか詩というかポエムというか、まぁ文章なんですけど ざっくりというと詩集です
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記事一覧

「やがて嘘は世界になる」

シナリオっぽく書いてますが
ただただ、出てきた断片を拾い上げて書いたものです

結末も完成形もこれとは大きく変わると思います

読みたい人はお好きにどうぞ

名切(なきり) 男
琉階(るしな) 女
瀬良(せら) 女
船原(ふなばら) 女
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琉階:『先輩は完璧なんです』
琉階:『だから大好き、ずっと好き』

名切:お前は、誰を見ている

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「burn red」

「burn red」

詩的なやつです

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愛と平和は守れない
ヒーローはどこに行った?

建物は平然だ
崩壊を知らない
人は平然だ
絶望を知らない

赤に焼かれろ
赤に焼かれろ

愛と平和は守れない
ヒーローは何処に行った?

そいつは澄まし顔だ
恐れを知らない
そいつは元気そうだ
怖さを知らない

赤に焼かれろ
赤に焼かれろ

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「暖かさは消えていく」

「暖かさは消えていく」

短い詩のようなものです
男女不問
読みたい方はどうぞ

暖かさは消えていく

自分に約束したはずだ
胸に誓って、涙を流させまいと
声高に伝えた。恥ずかしいくらいに

探せ、探せ
方法を
傷ついても、苦しんでも、見つかるまで
助ける事に、躊躇なんかいるもんか

あの場所で見た笑顔は
ずっとかけがえのない真実なんだ
そんなものがすぐ近くに、守れる場所にあるのに

消してたまるか
消してたまるか

消し

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詩「HOLY"D"」

歌がきこえた

でもそれは、一瞬で泣き声にかわる

「やめて」

「いたい」

「くるしい」

俺の脳裏に、言葉がナイフのようにえぐってくる

彼女の姿が、ぽつりと見えた

涙を流す

滴り落ちる

俺はそれをぬぐったあと

目然の敵をほうむる

彼女がいたいというたびに

笑う大人を一人殺し

彼女が苦しいというたびに

笑う大人を一人、殺す

殺して、殺し

壊し尽くす

その先に見えるのは

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音の羅列

音の羅列

オツカレサマデシタ。

配信アプリの中

賑やかな劇が終わる

僕は、一通りの作業を終えて、配信アプリから去った。
楽しい笑い声と響く素敵な演技の残響は、まだ耳の中に残っている

夜の時間、寝る時間
現実へ戻り

僕はお腹が痛くなり、トイレへと向かう

トイレの中、なんとなく
再び、配信アプリを開く

推し声をきいた

やっぱり、推し声はいいな。
いつ聞いても、僕の心をくみ取ってくれる。

憂鬱感

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月を見上げる

月を見上げる

満月を見た
奴は俺を笑ってるのか

笑ってたらなんだというのか
光ってるだけじゃないか

光りは神々しいもので
全身を癒してくれる

癒しは夜にもってこいで
己のふところが癒される

受容された月の光
受け流している俺の否定論

その感情の果てにあるのは
月を見上げる、俺の空虚

尊い君

尊い君

尊い君

愛を示したい、この気持ち

でも君は既に尊い存在で

お花畑には僕ひとり

最初から居ないことなんて、分かっていた

尊い君は、尊い君じゃなくて

僕はそれを、声から感じ取ることしか、できなくて

だから僕は

声の君しか、分からない

君がどんなふうに、どんな性格なのか

僕はそこから、感じ取れない

でも、それでいいさ

君の声で、僕は満足

お花畑は、それで満たされる

背中

背中

彼の背中は大きい

ずっと昔から見ていた、あの人の背中
今は、あの人なんて呼んでいるれど

昔はもっと、あだ名で呼びあっていたっけ

そんなあだ名は、何処へ行ってしまったんでしょう

彼の背中は、それを語っている気がする

私の前に座る彼は、私が知っているようで

私が知らないようで

ごく普通にクラスメイトと接している

かくいう私も

ただのクラスメイトの一人なわけで

特に感情は抱いてないわ

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その手は何を掴みたい

その手は何を掴みたい

俺の手は、

何かをつかむためには
とても小さい

何かを掴もうとすることを始めてしまえば

手は掴もうと動き始める

それが何か大きなことでも
結局終わりまでそれは続いてしまう

そのうち、自分の手が、
違うものを掴もうとしていることに気づく

これを掴みたかったの?

これを本当につかみたかったの?

自問自答

掴んだ瞬間

月がたてば、
ああ、こんなものだったのかと手放してしまう

なら、

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さよならの恋人

さよならの恋人

さよならを言われた恋人

自分にはかなわないと、隣で見たあの子をあきらめる

見切りをつけることは有能な証だ

感情に振り回されずに済む

最後に見たその人は、
傷ついた顔をくしゃくしゃにし、
まだ温かい涙を垂れ流して、橋の上から眺めていた

僕は手をかけようとするが
エゴの意識が邪魔をする

それをとってはならないと

だから僕は、この世界線を守ることにした

さよならを言われた世界線を。

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白い世界

白い世界

頭が割れた

呪い殺されたような感覚

辞めろと叫ぶも、殺される

叫んだ先には、暗い崖

そこへ落ちて、落ちていく

でも、落下の感覚がなかった

ふと気づけば

真っ白な世界にいた

落ちたのか? 死んだのか?

分からない

前にいたところとは、違う感覚

不思議な

不思議な

温かい感覚

子供の自分を、思い出すような感覚

胸に手を当てると

ほんわかにあったかい感覚がした

全く知ら

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白い砂浜

白い砂浜

目に見えるのは、白い砂浜
そこには一人で、笑う少女

麦わら帽子をかぶっている
裸足で一人、歩いている

麦わら帽子をかぶったその子は
裸足で砂を蹴り上げる

蹴った砂は白く散り
空に消えて、雲に流れる

麦わら少女は歩いていく
その足取りで、軽快に

楽しい夢でも膨らませて
少女は次の、場所を探す