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リトルカブ購入こぼれ話

人の価値観とは日々変化していくものだと思っていて。
いつ、どこで、どんなことに興味が湧くか分からない。だから始める事に遅すぎるってことは無い。 
広く浅くで構わない。好きなものが沢山あって、好きなものに囲まれてる方が楽しいに決まってる。
だから私は41歳でリトルカブを買う。
もしも数年後、カブ要らなかったなぁなんて思ってもそれは数年後の私の価値観であり、今の私の価値観とは違う。だから今の選択を間違いだったとは思わない。価値観が変わっただけだから。

という訳で8月頭にホームグラウンドから2駅ほど離れた某所へバイクを観に行きました。お支払は納車時と知らなかったので20万円という多過ぎる軍資金を握りしめ「今日買う」という揺るぎない決心のもと炎天下を、Googleマップを見ながら歩いたら何故か河川敷を歩かされたのは良い思い出。 

事前に連絡していたのでバイク屋さんの店頭には既に車体が出してありました。ライダー同僚の「素人なんだからとにかく気になることは何でも恥ずかしがらずに聞き尽くせ」の助言のもと、車体をぐるっと見回し、汚れや錆び、その他気になる部分を目視でしっかり確認···と思ってはいたものの、これから私はカブ主になるんだという喜びが爆発してしまいどこを見ても「格好ぇぇ!!!!!」というフィルターがかかってしまいロクにチェックしなかった気がします(悪い癖)。それでも一応、色落ちしてる部分やシートのシミなどは確認してきました。

向こうも商売だからといっては身も蓋もない話なのですが、間違いなくすぐ売れる自信があって入荷した車体だったのに何ヵ月も問い合わせ無し。見誤ったかなと思っていた所に私の問い合わせの電話が入り商談中になった途端「ネットで見たあのリトルカブはまだありますか」という電話が頻発したんだとか。さらにはそんな話をしているところに来客があり、カブ売約済みと聞いてガッカリするやり取りを背中越しに聞いていた私。

あ、そのリトルカブ、買ったの私ですぅ(ニヤニヤ)

書類を作って貰ってる間、バイク屋さんは何度も「ご縁なんですよね。こういうの。」と口にしていました。社長さんかと思いきや涼みにきたただの近所のおっちゃんも「やったな。あんたに縁があったんだな」と。

仕事の都合でなんだかんだ納車まで1か月待ちましたが、お迎えした時の興奮は何ものにも代え難いものでした。ちなみに名前は「ランボくん」です。(ミーハーはすぐ名前とかつけたがる笑)

とりあえず生活圏内は自転車の方が便利が良いので休日ちょこっと遠出···という使い方にしようかと思っています。

技術より道交法を理解してるかが危ういですがこれからめちゃくちゃ運転練習したいと思います。
よろしくなランボくん。


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